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料理研究家が語る、『好きを役立てて仕事にする方法』

『好き』を仕事にする。

これは誰もが憧れるキャリアではないだろうか、

僕も好きなことを仕事にできたら、
仕事を忘れストレスフリーな働き方がでそうだ。

ただ、これは簡単なことではないと感覚的に思っている。

第13回のゲストはそんな『夢のキャリアを実現した』林綾子さん!
林さんの話はどんな小さなことでも人のためになっていることをすごい分からせてくれた。


好きを仕事にできるようになったファーストキャリア

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林さんが冒頭に話した言葉、それは

特別な資格がなくても、
今やりたいことがなくても、
今いる場所に納得がいかなくても、

好きなことを追いかける
努力さえしていれば、
10年後、必ず好きなことで食べていけます。

僕はシンプルに「本当か?」と疑ってしまう言葉だった。


林さんは大学生の頃
「食べることが好き」という思いがあり、
料理系ラジオ番組を1年間経験したそうだ。

そこではただ用意された原稿を読むだけ。

そこで思ったことは、
「ただ読むだけではなく、考えたい」

そこから就職活動では広告代理店を志望していた。

しかし、第一志望には通らず、挫折を味わった。

その後、WEB広告代理店で4年間一生懸命働いた。

今は昔ほどではないと思うが、広告代理店は激務である。
3徹なんて当たり前。

そんな中で同僚や上司が次々と疲弊し、病院送り。

「しんどい」「つらい」「やめたい」
と思うことも少なくなかった。

しかし、そんな激務の中でもやめなかったこと。
それは大好きなお弁当作り



この小さなお弁当作りが林さんの人生の転機であった。

ある日、同僚が1コインでお弁当を作って欲しいと頼んできた。
そして林さんは好きな料理なので、なんなく引き受けた。

その後、多くの人から自分にもお弁当を作って欲しいという依頼が。

林さんはお小遣い稼ぎにもなるしラッキーくらいで考えていたが、
実際、労力もストレスもないし、本業よりも喜ばれている気がした。


考えてみると、
・小さい頃から美味しいものを食べる環境にあった。
・食いしん坊
・家選びはキッチン重視
というように、食が林さんの人生の中心だった。

この出来事がきっかけで林さんは広告代理店をやめ、料理の道へと進んだ。


おそらく多くの人は好きなことを仕事にする際に、より多くの需要を求めて、小さな需要に気づくチャンスが見えなくなってしまっているのかと思った。

やっぱり、仕事をする上では稼ぎたい。
それなりに需要のあることをしたい。

でもこれは、自分の思い違おと気づいた。
僕が思っている以上に、自分の好きは人のためになれるのかもしれない。


好き嫌いマトリクス

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林さんは進む道を決める際に役立つマトリクスを紹介してくれた。
それが『好き嫌いマトリクス』

好きと嫌いと縦軸に、得意と不得意を横軸にした4つの領域が存在するマトリクスで、領域ごとにやるべきことを教えてくれる
(詳しくは動画を見ていただきたい)

好き×不得意---誰もが認めるほど得意になればいい

嫌い×不得意---やらない方がいい

嫌い×得意---好きになる努力をすればいい

好き×得意---天職である。

林さんはこの好き嫌いマトリクスでいうと、
好きな「食」と得意な「料理」を仕事にして、天職を見つけたのだ。


林さんのビジョン

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林さんは最後に自身のビジョンについて話してくれた。

「料理」を通して、
幸せなコニュニケーションを作る

食べる人を増やす
作る人を増やす
食べる空間を作る

林さんの現職は
・調理師
・フードコーディネーター
・企画職

林さんはこの三足のわらじを使いこなし、自身のビジョンを追求し続ける
カッコイイ大人だった。


次回のゲスト紹介

次回のゲストは『起業に失敗し、再び起業した』清水巧さん!
ザ・起業家のような経歴をお持ちの方ですね!
どんな思いがあって苦労を乗り越えられたのでしょう??
お楽しみに!

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