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ココアでメガネが曇る

借りて読ませていただいた本です。

青山美智子さんの本はこれが2冊目になりますが、
丁寧で、柔らかな文体に体が馴染みやすく、
1ページ目からその文字たちに温かく包み込まれてるような感覚です。

1周目はその世界観に惹き込まれ、2日間で読み終えてしまいました。

そしてその一週間後に今度はココアを飲みながらゆっくりと人との相関を改めて確認しながら楽しみました。

青山さんの作品はまだ少ししか読んだことがない身ですので、語れる訳では無いですが、
「一人一人の人間に人生、ストーリー、感情の変化、命があること」を感じさせてくれます。

だからこそ読んだ後は優しい気持ちになれる。
想像力を持って、相手の背景を汲み取ろう、掬いたいと無意識的に脳が感じていました。

あとはきっとこの物語は読む人や読む年齢によっても感じとるものにも違いがあるんだろうなと思いました。
だからまたいつか歳をとった時にも読んでみたい。

すてきな作品に出会わせてくれてありがとう。



あ、残り少しのココア、冷めちゃう前に飲みますね。

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