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MARVEL映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』観ました

 スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホームから4か月。ついにこの時がやってきました。

〇あらすじ

 今作は、ひょんなことから特殊能力を持つアメリカ・チャベスという少女と出会い、色々あって世界を救うために様々な冒険をする話になっています。

〇過去の傷と痛み、そして克服

 映画を観ていた感じたのは『過去の傷や痛みを抱える人間の葛藤と克服』がテーマになっていたということ。そしてその”過去の傷”というものが今回の大事件のきっかけとなってしまいました。
 生きている以上、トラウマや悲しみを抱えてしまうこと、そしてそれを乗り越えないといけない場面というのは何度も訪れますよね。この映画からドクター・ストレンジたちの冒険を通して、克服すること、乗り越えることへの勇気をもらえた気がします。


〇サム・ライミ監督の特色/ホラー

 今回は、ホラー映画『死霊のはらわた』でおなじみサム・ライミ監督が担当しているだけあって、その本領発揮という感じでした。思った以上にホラー色が強くて、不安感や恐怖、不気味さを感じる場面が多かったです。それがまた癖になるんですよねぇ。
 私自身ホラー映画は、同時視聴配信を見ながら以外では好んで見ないのですが、スリルとハラハラが心地良くて楽しかったです。

 ホラー映画が苦手でも安心して見れますよ!

 ちなみに、サム・ライミ監督は映画『スパイダーマン』3部作の監督でもあります。スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホームで話題になったグリーンゴブリンやドクターオクトパスが出てくる作品の監督です!


〇おわりに

 今作は、前作から監督が代わったので1作目の魔術に対するワクワク感とは打って変わり、禁忌への恐怖が強くなった作品となってます。
 ですが、様々なユニバースを冒険する新鮮さが楽しいのでワクワクしました。それ見せてくれるの!? という驚きも良いスパイスとなっています。

 困惑する場面もありましたが楽しめる映画となっているのは、さすがサム・ライミ監督! やはり、かつてMARVEL映画を手掛けていたその手腕に間違いはありませんでした!




追記5/9: さすがサム・ライミ監督わかってらっしゃる!

 映画のパンフレットのインタビューでサム・ライミ監督がスーパーヒーローの良さと彼らの葛藤やストーリー、そしてそれらが観客に与える影響について語っていましたが、「さすがわかっていらっしゃる…」という内容でした。
 私の「勇気をもらった」という感想は間違っていなかったんだ…と。いや~、サム・ライミ監督ほんと好き!!!!!

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