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ブラック企業の見分け方

先ず私が勝手に定義しているブラック企業は以下のようにしております。
・パワハラなどハラスメントが横行
・有給休暇無しとかサービス残業&出勤など違法な就業を強要
・詐欺などの違法な職業
・募集要項と異なる就業条件などの嘘
なお、残業代は払うけど36協定など法律の範囲内で多い場合は一概にブラック企業とは考えておりません。それは士業・医業などの資格取得を目指す方に取ってはお金をもらって勉強できているとも考えられるからです。もちろん、精神・体の健康を損ねるようならブラックとか言っている前にさっさと辞める事をオススメしています。健康を損なうと一生付き合うことになるかも知れませんから。

定義ができたところで、本題の見分け方に入ります。次の3ステップで確認することをオススメしています。

【口コミチェック】 高級なお店にいきなり入る方は居ませんが、募集要項だけ見ていきなり応募する方が結構いらっしゃいます。「会社名 評判」で検索して元社員の情報だけでなく利用者の声も確認しましょう。たまにエラくクレーム入れる方がポツンと居ますが、迷惑行為で出入り禁止になった方かも知れませんから無視しましょう。複数あるなら参考にしても良いかも。

【現場確認】 長年営業で様々な会社を訪問しましたが「整理整頓」と「職員同士が会話するときの表情」がよろしくないところは働きづらそうでした。忙しいとかやってられないと腐っている職場は「整理整頓」出来ていません。管理職の机が書類の山になったりしています。また、社員同士の人間関係がよろしくないと「会話するときの表情」が険しかったりします。意思疎通がやりづらいと助け合える場では無いかも知れません。販売やホールなど気楽に外部から見られる時は応募前に要観察です。面接の案内をされている時などもチャンスです。しかと観察しましょう。

【就労条件を書類でもらう】 採用が決まったら、「雇用契約書」か「労働条件通知書」を書面でもらえるか確認してください。採用の連絡をいただけた時に転職斡旋会社から言われているとか言えば言いやすいです。労働基準法では書面で出すように言っています。トラブルが起きると労働基準監督署が助けてくださいますが、証拠が無いと動けません。逆にそれがわかっている確信犯はウチの業界は出さないと言って出し渋ります。丁重に辞退しましょう。なお、もらったからと油断してはいけません。必ず内容が当初の募集要項と同じかは確認してください。異なる例がありました。もちろん就業者に不利な内容で。

それでも入社してみないと分からないことも有るでしょう。そのときには早めに撤収してください。後任が見つかるまでとか言われたら、細かな事は言わずに「もう働けません」とだけ言いましょう。理由を聞くと改善するとか我慢しろとか説得に入るの間違いなしですから。まずご自身の精神と体を大切になさってください。

こうやってろくでもない会社が減っていくことを切に願っています。


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