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【World of Warships】戦艦用艦長スキルに対する個別の所感

今回は戦艦用艦長スキルのそれぞれについてどう捉えているか、個人的な感想を書きたいと思います。
艦長スキルはかなり宗派が出ると思うので、強い言葉を使っていたとしても話半分で聞いてもらえると助かります。
また、よく使うスキルとそうでないものとで温度差が激しいというのもご了承ください。
各項目の末尾に私がそのスキルを採用しているtier10艦や条件を記します。


スキル個別説明でのおすすめ度は
☆☆☆☆☆
非常に強い。全艦で採用すべき

☆☆☆☆
強い。艦によっては切ることもある

☆☆☆
有力。だが艦の特徴やポイントと相談。
後回しになりがち

☆☆
強くはないが特殊な条件で採用


弱いか使いにくすぎて採用できない


○採用している構成と取る順番

まずは最近乗っている艦で採用しているスキル構成と、ptが足りない場合の自分だったらこの順番で取るというのを上げておきます。
ただし普段は21艦長でしか運用していないので順番はだいぶエアプです。参考程度に。
生存系のスキルの取得優先度は高めにしています。浮いていなければ火力も何もないからです。そのためおすすめ度と取得順序が逆転している場合があります。
あくまでも私の場合のものなので納得いくものを取っていくべきではあると思います。

・基本形

シチリア・ウィスコンシン等で採用している
バランスよく割り振っている(つもり)

・特殊な消耗品が強い艦

豊後の構成
観測機が強いので活かしたい
だがあくまで戦艦としての基礎能力を付けた後

・修理班の準備時間が短いタイプ

バーモントの構成
緊急修理専門家で修理回数を確実に5回へ
改良型修理班準備まで入れるのは過剰かな


○1ptスキル

正直なところ装填手と予防整備以外ほぼ取っていない

・装填手

おすすめ度:☆☆☆☆

1ptスキルで最有力だと思う。
同格巡洋艦を強制貫通できない戦艦はどうしてもHEを装填する機会が多く、そのときに奥転したそうな敵が見えても切り替えるのに30秒かかるというのでは話にならない。
すごく雑に言うと次に撃つ弾種を、発射する十数秒前まで判断を先延ばしにできるスキル。
アメリカとイタリアには優遇が付いた艦長がいるので、これを取るなら採用したい。
採用艦:主砲口径46㎝未満の艦のほとんど

・爆発物専門家

おすすめ度:☆

ほとんど採用していないのでエアプ評価。
火災発生率上昇効果は1発ずつに乗る都合上、1試合の総発射弾数が少ない戦艦で取る価値は低いと思う。副砲HEを当てに行くならアリか?
対潜目当てで取るには主砲を撃ち込む機会が少なすぎると思う。
採用艦:無し

・消耗品技術者

おすすめ度:☆☆

効果範囲から工作班と修理班が外れてるのであまり採用していない。
ソナーや観測機などが強い艦なら一考の余地有りか?
豊後ツリーは観測機射撃が本領なので準備時間を短縮できるのは強いと思う。
採用艦:豊後

・緊急修理技術者

おすすめ度:☆

工作班と修理班の準備時間を短縮は良いんだけど…いかんせん効果量が小さすぎる。時間にして3秒とない。5%を超えるなら考えたかも。
採用艦:無し

・敵弾接近警報

おすすめ度:☆☆☆

ヴィンセントなどの避けやすくて、かつ艦首が抜かれやすい艦ならこまめに避けたいので採用したりする。
しかし戦艦は回避できる範囲が小さいので巡洋艦よりはその重要性は下がると思う。
遠距離からの不意打ちを防ぎやすいのは良いと思うし、どの艦でも採用は検討するけど他のスキルにptを回してしまって不採用になりがち。
だいたい遠距離砲撃ならどこかから視界が通っていて急にミニマップに映るから気づけるし、最初から映ってるならその射線は気にしておくべき。
鳴る前から構えておかないと間に合いづらい。
採用艦:気が向いたときにヴィンセント

・予防整備

おすすめ度:☆☆☆☆

1ptの有力スキルその2。装填手を取らない場合は即採用。なんだけど、だいたい装填手を取るのでptが余ったときに取ることになりがち。
主に機関や舵の損傷を減らし、工作班を極力火災や浸水を止める用に回す目的で取る。
あと主砲が損傷しやすいブルゴーニュ等にも有用。壊れるということは狙われるということであり、その距離で主砲を止められ続ければ一方的に攻撃されるのでそれは防ぎたい。
効果を実感しづらいのが玉に疵。
採用艦:ブルゴーニュ、大和


○2ptスキル

有用かつコスパが良いものが多く非常に迷う

・歯車のグリスアップ

おすすめ度:☆☆☆☆

有用すぎて真っ先に採用を検討する。
敵が見えてから撃つまでの時間を短縮できるのでチャンスを逃すことが減る、かもしれない。目標変更のときにも効率が良くなる。迷い箸をする人は取った方がいい。
実は装填速度が遅すぎる艦は、艦の反転前に撃ってすぐに砲を回し始めれば装填が終わる頃にはほぼ反対側を向くという説があり、その辺りを考慮するのも良いかも。
採用条件
→砲塔の180度旋回が35秒を超える艦ならほぼ採用。
→30~35秒なら他のスキルと相談するが優先度高め。
→30秒を切るならほぼ取らない。

・榴弾用慣性信管(IFHE)

おすすめ度:☆☆

主砲には要らないかなぁ。副砲用だけど火災率下がるの痛くない?
副砲艦あんまり乗らんからよくわからない。
採用艦:火災はオマケと割りきるならシュリーフェンに

・活発

おすすめ度:☆☆☆☆

強い。あらゆる艦で採用候補。
特にコロンボやバーモントなどは装填時間が長い関係で全力射撃しても半分近く有効時間になる。もちろんスポットされてないならだけど。
位置取りにしても単純な進出距離にしても、何もできない時間を減らせる。
ただしクレムリンで定点やるとか、ずっと撃ってるつもりなら外すのも選択肢かな。隠蔽に入っていてかつ全速じゃないと無意味なんでね。
強制貫通に甘えられる艦も優先度低めにしていいかも。
採用艦:クレムリン以外

・警戒

おすすめ度:☆☆☆

魚雷発見距離が伸びるのも対水雷防御が上がるのも有用だと思いつつ、他のスキルを優先しがちでランダム戦だと不採用になる。
ただ肉薄雷撃で倒せる範囲が結構変わるので、その目的で採用する場合がある。
採用艦:クレムリン

・危険察知

おすすめ度:☆☆☆

敵弾接近警報より前に撃たれる気配を察知できる。
自分が発見されたときにこっちから見えてないけど、撃たれ得る敵が何隻いるか知れる場合がある。が、あえてロックしてこないこともあるので過信は禁物。
何隻のフォーカスを受けているかを知る目的で取ることは無い。射線通ってるなら撃たれるつもりでいなさいよ。
取りたいけど取れないことの方が多い。
採用艦:無し

・対空·対潜専門家

おすすめ度:☆☆☆

対空射撃中に消耗品の準備が早まる効果が特に有用。対空射程が並程度あって、空母の攻撃で沈みたくないなら取るととても良い。
対潜にも効くので効果範囲が広くてコスパが良い。
優先度は高くないが、必須のスキルを取った後に残ったpt があるなら検討してみてほしい。
採用艦:シチリア、ウィスコンシン、豊後など


○3ptスキル

今も昔も強いアドレナリンラッシュ。
改良型修理班準備の生存生向上も目を見張るものがある。

・超重徹甲弾

おすすめ度:☆

デメリットがある割にはダメージ上昇量小さくない?
正直ptを消費してまでデバフが入るスキルは取りたくない。特に火災時間が延びる=被発見距離が伸びる時間が長くなるのが受け入れがたい。余分に撃たれるじゃん。
修理班の優遇を受けている艦なら使いやすいのかもしれんけど、そのスキルptを生存に振った方が結果的に火力出ないか?
採用艦:無し

・長射程副砲弾

おすすめ度:☆☆

副砲特化にするなら取るけど個人的にはシュリーフェン専用スキル。
他の副砲が強いとされる艦でもランダム戦なら主砲に振ってしまうので不採用。
4ptの接近戦をより活かそうとするなら取るんだろうか?
採用艦:シュリーフェン

・アドレナリンラッシュ

おすすめ度:☆☆☆☆

言うまでもないお手軽火力向上スキルで取っておけば間違いない。戦艦がフルヘルスでいることはほとんど無いので。
ただし装填が終わり次第撃つということが少ないなら外すのも選択肢かも。戦艦には常にDPMが求められるというわけではないと思う。
採用艦:ほぼ全て(特殊な条件で外すこともある)

・応急対応の基本

おすすめ度:☆☆☆

火災と浸水時間の短縮に加えてモジュール損傷からの復旧が早くなるのは有用。
昔は取ってたけど、今の3pt枠はアドレナリンと後述の改良型修理班準備で埋まるのでだいたい不採用になる。
採用艦:無し

・改良型修理班準備

おすすめ度:☆☆☆☆

撃たれるほど修理班が早く回るようになる上、最終的に修理班が1つ増えるのは強い。
緊急修理専門家で修理回数を増やさなくなった理由。修理班の5個目が必要になるくらい撃たれるなら潜在ダメージ200万はだいたい行くので無駄がない。
希に発見される度に必ずHEで粘着してくる輩がいるので、そういうときは潜在200万に届かず修理班を使いきってしまうことがあるのは痛いところ。
採用艦:オハイオ、バーモント以外

・対空射撃専門家

おすすめ度:☆☆☆

良いスキルだと思うけどここまで手が回らない。空母が必ずマッチするというなら取ってもいいかもしれんけど、今のアジアではそこそこ空母無しマッチがあるので取っていない。
採用艦:無し


○4ptスキル

隠蔽と防火強すぎ

・猛烈

おすすめ度:☆

試合時間内の火災や浸水の時間を極力低減するのが理想であるのに、その時間内限定で効果を発揮する謎スキル。評価に値しない。大人しく生存スキルを取って長い時間撃て。
採用艦:無し

・副砲の手動照準

おすすめ度:☆☆

副砲特化なら必須だけど、個人的にはシュリーフェン専用スキルその2。
副砲が使い物になるようにするための犠牲にするものが多すぎる。
採用艦:シュリーフェン

・接近戦

おすすめ度:☆☆
(近距離戦になりやすい戦闘モードなら☆☆☆)

敵に近付いてからの撃ち合いを重視するなら採用を検討してもいいけど、今のアジアランダム戦では有効になる時間が短すぎる。
副砲圏内に見えてる敵がいるのが条件なので副砲射程を伸ばすのにコストを払うか、7kmとか8km以内でしか効かないのを受け入れるかになるのであまり効率が良くないと思っている。
採用艦:無し

・緊急修理専門家

おすすめ度:☆☆☆

昔はよく取ってたけど改良型修理班準備に換えた艦が多い。
改良型~と同時に取得すると修理班最大6回とかになって、さすがに使いきれないのでどちらかになる。
修理班の準備時間が元々短いオハイオやバーモントならこっちを採用した方が確実に5回修理できるのでこっちかな。
あとクレムリン系で持続力を求めるときも採用。
採用艦:オハイオ、バーモント、クレムリン

・隠蔽処理専門家

おすすめ度:☆☆☆☆☆

よほどのことが無い限り取るべき、生存に直結するスキル。
より近距離から交戦を始められたり、移動できる範囲が広がって攻撃と機動の両面で活かされるので取らない理由がほぼ無い。
「こういうことがしたくてこういう理由で外す」など具体的なプランがあるなら外すのもアリなのか?いや無いな…
真っ先に取りに行く4ptスキル
採用艦:全艦

・防火処理専門家

おすすめ度:☆☆☆☆☆

隠蔽を取ったら次に目指すべきスキル。中央部の火災発生個所が減るのがあまりにも有能で、火災発生率低減はオマケ。
隠蔽処理専門家を取らなくても被発見距離が14kmを切るくらい隠蔽が良いなら、プレイスタイル次第でこっちを先に取ってもいいかもしれない。
超回復持ちでも取っておくと修理班準備時間中に落とされることが減ると思う。
猛烈取るから要らない?まぁ趣味に走るならいいんじゃないですかね……ミクロな部分を活かすために全体のバランスを崩す構成は好きじゃない。
採用艦:全艦


最後に

WoWSに慣れておらず、特にこだわりが無いのであれば隠蔽処理専門家と防火処理専門家は最優先で取るべきだと考えています。
とは言ってもここに書いたものは個人の感想であり、絶対にこうしろというものではありません。私の引き出しではこうなるというだけで、実はもっと良い構成もあるのかもしれません。
大事なのは他人から聞いた構成を鵜吞みにして使い続けず、自分のスタイルに合った形を探すことです。そうでなければプレイの幅を狭めてゲームの面白さが半減してしまうと思います。
その時々の流行している艦や動きに合わせて柔軟に変えたり試行錯誤し、今の自分に合った構成を見つけてください。

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。

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