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【ツクルバ 新執行役員就任】お客さまの「負」を解消し、住まいにまつわる最初から最後までをサポートできる仕組みを提供する

2024年2月1日から、ツクルバは第13期の下期をスタートさせました。不動産・住宅流通・リノベーション再販の領域で14年間キャリアを築いた後、昨年ツクルバにジョインした野村駿太郎(のむらしゅんたろう)が新たに執行役員に就任し、経営体制を変更しました。

今回、新たに執行役員に就任した野村に、ツクルバで何を成し遂げたいのか、社会にどんな価値を届けたいか、執行役員として果たしたい役割などについて聞きました。

野村 駿太郎 / 執行役員 ボックス事業部長(株式会社ツクルバボックス 代表取締役)
1985年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。2009年に不動産ディベロッパーである株式会社コスモスイニシアへ入社。新築マンション部門にて複数物件のプロジェクトマネジメントを担当し、新規事業企画でグッドデザイン賞も受賞。リテール仲介・中古買取再販部門における最年少管理職を経て、同部門で仕入・販売領域の責任者として事業の急拡大を牽引。2023年7月よりツクルバに参画。2023年8月より株式会社ツクルバボックス 代表取締役に就任。2024年2月より、ツクルバ執行役員を兼務。


難しいチャレンジを求めてツクルバへ

‐ツクルバへの入社は約半年前ですよね。なぜツクルバに入社されたんですか。

直接的なきっかけは、CEOのひろきさん(村上の呼び名)に誘ってもらったことです。子会社の経営を任せられる人を探している、顧客志向の住宅流通サービスをつくる大きなチャレンジを一緒にやらないか、と声をかけてもらいました。

自分は、難しい課題に挑戦して課題をクリアする、その過程で成長し続ける感覚が好きなので、そのチャレンジに心惹かれました。前職でも刺激的な毎日を過ごしていましたが、在籍期間も長くなっていたので、今の組織の外に出た自分がどんな価値を発揮できるのか試したい、経営に携わってみたい、そして、それを通じて自分自身もまた大きく成長できるんじゃないか、そんな風に思ってツクルバに入社を決めました。

‐CEOのひろきさんとは、前職で同僚だったんですよね。

新卒で入社したコスモスイニシアで、ツクルバ創業者の村上・中村と同期でした。

2人が2011年にツクルバを立ち上げたと聞いて、当時、ツクルバが運営していたコワーキングスペースに遊びに行ったこともあるし、その後も定期的に会って情報交換していましたね。

同世代の2人が会社を興し、面白いビジネスをつくり、上場して、その後もがきながらも会社も彼ら自身も成長していく姿を見ていて、今思い返すと、自分にとって良い刺激になっていたと思います。

‐入社する前、ツクルバにはどんなイメージを持っていましたか?

「カウカモっぽい」という独自の世界観・ブランドを確立して、それがお客さまにちゃんと受け入れられている、と感じていました。カウカモという独自のサイトやアプリがあり、そこにカウカモっぽいお客さまがしっかりと流入している。そのお客さまに、カウカモっぽい接客で、カウカモっぽい家を購入していただく。そして、編集部やエンジニア、デザイナーなど、カウカモの仕組みを裏側から支えるメンバーがいる組織。ツクルバにはそんな印象を持っていましたね。

IT力と営業組織力の強さが魅力。だけどまだまだ伸びしろもある

‐入社してから、そのイメージはどんな風に変わりましたか?

ツクルバの印象も、自分の気持ちも、ガラッと変わりましたね。入社して最初の1週間で感じたことを振り返ると、まず、想像していたよりも「IT力」と「営業の組織力」が高いと思いました。

不動産業界で新しいことをやろうとすると、どういう建物をどこに建ててどんな運営をするか、そこで新しさを出そうとしがちなんですが、ツクルバでは、何かしようとするとき、どんなプラットフォームでどんなコミュニケーションをしようかという発想で、社内の共通言語として、ITを使うことが当たり前になっていると気付きました。社内の管理システムやお客さまとのコミュニケーションももちろんIT化されていて、ノウハウがデータとして蓄積されているのも強みだなと。

営業組織については、外から見ているツクルバは「カウカモっぽい」印象に引っ張られて、強い営業のイメージは正直なかったんですよね。社内では営業スタッフをエージェントと呼んでいますが、カウカモエージェントが提供したい価値が何かを明確に持っていて、それを組織として再現性を持って安定的に提供していく仕組みができつつある。営業の組織力が高いし強い、と思いました。

一方で、2つ目に思ったのは、そんな沢山の資産をまだマネタイズしきれていない、伸びしろもたくさんありそうだなと思いました。そこは、住宅流通業界に長くいる自分の知見や経験で伸ばしていけるんじゃないか、自分が貢献できるところなんじゃないか、と思いました。

3つ目は、社員の多くがツクルバの発展や成長を信じ、自分たちは社会をよりよくできるという希望を疑わずに持っていた。そういうことを理念として掲げる会社はいっぱいありますが、社員1人1人が本当にそれを信じている会社があるんだなぁと、いい意味で驚きました。信じる力って大事で、皆が信じていれば本当に変えられる気がしてくるんですよね。

入社したときは、子会社の経営を任されて、そこにコミットするという気持ちだったんですが、自分がうまく機能すればツクルバはもっと成長すると思ったら、自然とツクルバ全体に目線が及ぶようになりました。そして、今回、執行役員という形で、自分が任された子会社はもちろん、ツクルバ全体の発展にコミットしていくことになったわけです。

正々堂々と、お客さまや世の中のためになる仕事をする

‐一緒に働く人たちには、どんな印象を持っていますか。

まず、一緒に働く皆のことが好きです(笑)。

経営陣は多様な経験や経歴を持つ人が集まっていて、人間性に優れ、人として共感できる人ばかりです。普通、不動産事業者だと、不動産取引一筋数十年で営業成績が圧倒的、みたいな人が役員になりがちだったり、中途入社者が役員にいないというケースも多いように思います。

でも、ツクルバは、むしろ不動産・住宅流通業界出身の人は役員に少ないですね。これまでにないものを生み出し、世の中をよりよく変えていこうとしているので、いろんな専門性や経験を持つ経営陣が揃っている必要があると思うし、その方が強い、そして面白いですね。

メンバーについては、さきほど、社会をよりよくできると信じているメンバーが多いと言ったのですが、芯のところで、顧客や社会に誠実でいたいと思っているメンバーが多いと感じます。

不動産・住宅流通の業界が、情報の非対称性が大きいという構造を理解した上で、正々堂々と世の中のためになる仕事がしたいと思っている。それは素晴らしい想いです。私の入社以来、いろいろと試行錯誤し、どんどん新しいやり方にもチャレンジしています。みんな、そのスピード感や変化も受け入れ、信じてついてきてくれる。それまでのやり方にこだわるのではなく、成果につながるより良いやり方にどんどんアップデートしていくという考え方が、普通のこととして沁みついてるんだと思います。利己的に、自分のやり方にこだわる人はいません。

お客さまと繋がり続け、住まいの最初から最後までをサポートできるサービスへ

‐では、そんなメンバーと共に、どんな未来を作っていきたいですか?執行役員として果たす役割をどう考えていますか?

ツクルバが掲げるビジョンに、私もとても共感しています。

住宅選びをお客さま・生活者目線で見たときに、1回目に住まいを購入するとき、分からないことだらけできっと大変なことも多いと思います。その後、多くの人が、何かしら生活に変化があり、その住まいに不便が出てきて住み替えを検討する。1度家を買っているといっても、売却は初めてだし、売って買うってどうするんだろう、面倒くさいな、仕事や育児しながらそれをやるのは大変そうだな、と思うでしょう。しかも、毎回新しい不動産業者さんを何社も呼んで、猜疑心をもって比較して、業者のいいなりにならないようにずっと気を張ってなきゃいけない。これって、お客さまの人生にとって意味のない時間ですよね。そんな疲れる時間は、ない方がいいに決まってます。

居住中のメンテナンスも、最初に購入をサポートした人が相談に乗る方が、当時の状況やお客さまのニーズを分かっているから、いいサポートができるはずだと思っています。購入と居住中のサポートが分断されているのも、お客様にとって負だと思うんです。

ツクルバがお客さまとつながり続けて、住まいにまつわる最初の取引から最後の取引までサポートできる存在になれたらいいなと思っています。

お客さまとつながり続けることを人力でやろうとすると、普通はコストが合わないんです。でも、IT(オンライン)と人力(オフライン)のハイブリッドの事業モデルを築いてきている当社ならそれができると信じています。

執行役員としての自分の役割は、さきほども言ったように、不動産・住宅流通業界の知見、経験、ネットワークを有する自分の専門を活かして、ツクルバがすでに持つ強みを強化して、お客さまの負を解消するサービスになるべく早く近づけていくことだと思っています。

信頼できるメンバーたちとそれに向かっていくことに、ワクワクしています!

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