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力に力で対抗しない

こんにちは。高良です。

力に自信のある相手に対して力で勝つ。技に自信のある相手にはそれで負けないようにと、相手の得意なことでも勝利することこそが勝利であり、それが時に美徳として称されます。

僕自身、それこそが最も価値のある勝利の形であると考えていました。

しかし、どこまで力を注いだ所で、かなわない部分は絶対に存在し自分の考える勝利は目指すべきものではあってもそれが一番価値のあるものとは限らないということに気づきました。

勝利は勝利であり、それ以外の何物でもありません。

したがって、勝利の形にこだわらなくとも結果的に勝利を手にすることが大事であり、自分に今できることを活かすか考えることが必要になります。

力に力で対抗することなく、与えられたものをどう活かすか。才能が例えなかったとしてもどこかに勝ち筋を見つけだすことは可能ではないでしょうか。

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僕は大学でサッカーをしてきた中で、最も多くの自主練習の時間を筋トレに割いてきました。

入学当初あまりにも線が細かったことがきっかけで始めたものでしたが、それが改善していくにつれ、今度はそこを長所として伸ばしていこうと注力してきました。

しかし、実際にプレーをするとなるとまた話は別で、本当に筋力であったり身体能力を長所としている選手と対峙するとそこには勝てないという現実がありました。

遠征で関東のフィジカルの強いチームとやったときが最も印象的で、体を当ててもびくともしませんでした。

長所になってきたかなと思っていても、それは以前の自分と比較してのものであって、実際に力に力で対抗できるほどのものではなかったということです。

そこから捉え方を変え、今では筋トレは力で勝つためのものではなく、怪我をしないためのコンディション調整であったり、自分で練習の強度を高めるために行うものという方向にシフトチェンジしています。

継続することによって「力がある」という評価を得られることが理想ではありますが、そこに力を注ぎすぎないようにするべきだと今は考えています。


力に対して力で対抗しようと、相手の土俵で戦おうとするのではなくあらゆる策を講じて勝ち方を考える。

まだまだそこが足りないからこそ今の現状があるということを心にとめ、より一層頭を使って賢く戦えるようにしていたいなと思います。

勝ちは勝ち。なんであろうとそこには価値がある。

泥臭くもうひと踏ん張りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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