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2018ジェフユナイテッド千葉中間報告GK&DF編

うおおおおおおおおお!!!23節が終わって16位!16位ですよ!2000チーム中の16位ではなくて、22チーム中の16位!死!死!死!普通なら監督がクビになっておりますが、今年は暑いのでクビにするのはやめてます!もはや昇格の話などできるわけでもなく、ただただ私たちは暑い西日に目を細めるしかないのDA!DA!DA!DeNA!

GK

ロドリゲス

アルゼンチンから来た生え際ハイラインなGK。アグレッシブな守備がウリで前に出ることを恐れない。攻撃面でもキックがうまく、両足で高精度のボールを蹴れるのは武器だが、千葉GK名物クソみたいなキックミスから失点をやっているのはご愛嬌。また、ゆるゆる守備のおかげフリーでシュートを撃たれることも多いのだがビッグセーブでチームを救っている場面が多々ある。ハイボールに微妙に弱かったりするが、失点45でJ2最多なのは決して彼のせいではない。佐藤優也との併用も正直意味がわからない。ただし、試合中トイレ我慢してるみたいにとにかくずっと動き続けているので、なんか信頼感が生まれてこないのは確か。キーパーはどっしりしていて欲しいので、時折寝っころがってみたりしてはどうか。レンタルなので、来年いない感満載。仕事がなくなったらうちのフットサルチームに来てほしい。

クソミスは千葉GKであることの証明

佐藤優也

今年もSATO(北ハイライン洋条約機構)ミサイル飛んでます!ロドリゲスと謎の併用をされている去年の守護神。たぶん相手が右ピッチャーの時はロドリゲス、左ピッチャーの時は佐藤優也なんだと思う。今年は途中からそこまでハイラインしなくなったせいか、DFラインの裏に出されたボールに対して迎撃ミサイルY-SATOが画面外からすっ飛んでくるという驚異の映像はあまり見ることができないので寂しい。ただ、だからと言って失点が減っているわけでもないというのは、悲しいところである。もちろん、失点増加の原因が彼自身にあるわけではないのは、ロドリゲスと同じである。いっそのことロドリゲスと同時にピッチに立ってダブルキーパーという斬新なSENJYUTSUでENJOYして欲しい!ダブルロケットパンチだ!

大野哲煥

見てない、がんばれ。

高木和徹

シーズン途中に移籍してきた難読ネーム。「高木 和徹」ではなく「高木和 徹」と読むらしい。どんなトラップやねん。プレーは見てない。がんばれ。

CB

近藤直也

困惑の末に「あたい普通のセンターバックになりたいの」とそっとキャプテンマークを置いたベテラン。失点は多いが彼だけのせいではもちろんない。去年うまくいってたリトリートを捨て、なぜかもう一度ハイラインに戻したので、去年と同じくジェフ千葉陸上部として、裏に出されたボールに背走を繰り返した。シーズン途中でよく理由はわからないがラインを下げてからは普通に守備の要としてがんばっていたのだが、突然のキャプテン返上。あれ?これは移籍?と思ったら普通に次の試合もスタメンに出ててほっとした反面、じゃあ、いったいなんでキャプテン辞めたのかさっぱりわからない。「トゥシューズに画鋲が仕込まれていた」「故郷の村をマルセロに焼かれた」「グリーズマンの踊りが腹立つ」などなにか嫌なことがあったのだろうか。なんだったら俺がメキシコ代表ご用達しのおっぱいパーティーを開くので、なんとか機嫌を直してほしいものである。

増嶋竜也

開幕戦で「イエー!今年もハイラインだぜ!」と言った直後にそっこーで裏を取られてファウルでレッドカード。開始2分の出来事であり、あのプレーは今シーズンの行く末を暗示していたのではないだろうか。基本的に守り方が守備陣のコミュニケーションだけで成り立っているので、CBの中では気が利く増嶋はレギュラー格として活躍している。男前だしな。ただ、この前は3-1からの大逆転負けを食らって泣いていた。すまんな、増嶋、君のせいではないんだがな。嫁さんに思いっきり慰めてもらおうと胸に飛び込んだところを強烈なスマッシュで返されて欲しい。(※嫁は元バドミントン選手の潮田玲子)

鳥海晃司

明治大学から来た元ユース出身のルーキー。大学選抜にも選ばれていたことから能力は高く、前に出て奪いに行けるスピード、空中戦もそれなりに強く、また足元がけっこううまい。これからの千葉を背負っていくCBなのだが、監督の定まらない選手起用のおかげで一時はレギュラー格だったもののここ最近はすっかり出場機会を失っている。チームの結果が出てないのであればせめて若手を成長させてほしいのだが、そんな願いは叶うことがないのがジェフユナイテッド千葉である。ちょっと顔が爽やかすぎるので、ルーキーとしてもっとヤンチャ道を元千葉所属の比嘉祐介あたりに伝授してもらってもよいのではないだろうか。

元チームメイトと会うときも比嘉祐介は比嘉祐介を休まない

岡野洵

去年レギュラーを一時期獲得したかに見えたが、終盤ではベンチ温め要員となり、今年もそれがそのまま継続である。たまに使われたかと思うとだいたいは終盤の守備固めで、先発で出ると3バックの一角だったのに急に4バックに戻してサイドバックをやらされたりと今年は非常にてきとーな扱いを受けている。ただ、出場した時の守備がお世辞にも安定感があるとは言えないのでその扱いも仕方がないかもしれない。胸板は徐々に厚くなっている。もっと厚くしてイングランド代表のハリー・マグワイアみたいになって胸板だけでサッカーやるようになって欲しい。この状態だと、そろそろどこかでレンタル修行という感じかもしれないなあ。

エベルト

強い、高い、だが遅い。開幕戦先発をした長身CBだが、やはりアジリティの部分でかなり問題を抱えている。空中戦はほとんど無敵の強さを見せるのだが、スピード勝負のアタッカーと対峙するとほぼ全敗というわかりやすい特徴である。ラインを下げて引きこもり守備をするのなら全然いいのだけれど正直ハイラインが合っているとは言い難く、エスナイデル監督は何がしたくて獲ったのかはよくわからない。ただ、ラインが下がってもネイキッドで相手アタッカーと対峙する場面が多いので、そこはつらいところである。たまにサイドバックをやらされているが、それはさすがにもう辛すぎるのでやめてあげて欲しい。セットプレー時のヘッドは鬼のように強い。たぶん彼自身もなぜこのチームにいるのか理解できてない気がする。もっとお互いに幸せになれるチームがあるはず。でもいい人っぽいからお金貸してあげたい。


SB

茶島雄介

エスナイデルの寵愛を受ける広島からレンタル中のちびっこ。確かなテクニック、尽きない運動量、強烈なシュート力、惜しみないディフェンスと惚れ込むのもわかる能力。トップ下、シャドー、インサイドハーフ、2ボランチの一角などで使われ、最終的には右サイドバックになった。茶島を愛するがゆえにもはや茶島を使うためにフォーメーションを決めてるのでは?という疑惑さえ生まれるほどの使いっぷり。なにがそんなに気にいったんだ、エスナイデルよ。ただ、彼のオフェンス能力は非常に高いのだが、だからと言ってサイドバックの守りができてるとは言い難く、失点増の一要因になってる気がする。まあ彼が悪いのではなく、使う方が悪いのだけれど。おそらくこれからも使われ続け、たぶん25節くらいにはCB、30節にはGK、35節では三塁手、42節では内閣官房長官をやってると思う。これだけ愛してるのだから、そのまま完全移籍してください。愛が重すぎるとか言わないで好きなの好きなの好きなの大好きなの死んでもいいの。

山本真希

右サイドを駆ける眉毛。去年のレギュラーだったが今年は茶島にポジションを奪われた感があって、右サイドバックだけでなくインサイドハーフやシャドーで使われることもあった。組立からクロス、フィニッシュに関われる攻撃能力は素晴らしいのだが、守備があまりよくないのは相変わらず。頑張ってはいるのだが、守り方がサイドバックじゃない。それでもチームとして守れていれば粗も目立たないのだが、驚異のポゼッションから驚異のカウンターを食らいまくるチーム事情だとなかなか能力を発揮しづらいよなあ、と。すごい眉毛でどうにかならないか。

ゲリア

何をしてもらいたいのか本人も監督もさっぱりわからない選手。長身、スピードありなのだがボールテクニックや守備に優れているわけではなく、ドリブルもそれほどうまくない。そうなるとスピードに乗せて急襲させるしかないのだが、いかんせんそんなパスが出てこないし、そういうプレーをゲリア自身が狙ってもいない。たまーに見るとなんかのったり組み立ててるばっかりで、一向にどういうプレーをしたい/させたいのかがよくわからんのである。逆サイドの乾が187㎝あるので、バランスをとって183㎝のゲリアを置いてる、くらいしか思いつかない。なんだそのバランス感覚。突然タイムスリップしてきて戸惑ってる感がすごいする。バック・トゥ・ザ・ゲリア。

溝渕雄志

とにかく今年も走ってるが、レギュラーと言えるほど使われてもいない。サイドバック陣の中では一番サイドバックな感じではあるのだが、その分引き出しも少なく、相変わらずプレスをかけられると前に蹴っ飛ばすマンになってしまうのが悩みどころ。ただ、グァルディオラが教えるとかでもしなけりゃこんなんすぐに解決しないので、もう仕方がない。前プレされた時に個人の能力頼みで剥がすしかない設計が問題なのである。とにかく走り回って頑張っているのだが、報われる感じがしなくて悲しい。

高木利弥

今年の左サイドバックのレギュラーだったが、柏に移籍してしまったアジアの大砲の息子。スピードがあり、ドリブルもあるので、サイドで一対一になるとかなりの高確率で剥がせる。クロスも悪くなく、為田とのコンビで中に侵入することもできていたので、そりゃまあレギュラーになりますよね、と。親父と違ってサイズが小さいかな(身長の話であって下半身の話ではありません)と思ったのだが、セットプレーからしょっちゅうヘッドで競り勝っていて、さすがに大砲の遺伝子(競り合いの話であって下半身の話ではありません)だった。柏に移籍ということだが、まあめちゃくちゃ若いわけでもないのでステップアップのチャンスを逃すわけにはいかないだろう。J1でも通用すると思う。さらばだ。

アジアの大砲で検索したら出てきた画像

乾貴哉

去年膝の大怪我を負った男が戻ってきた。今のところ普通にやれている。相変わらずのぬめぬめしたドリブルと足先でプレスを外せる技術は健在。しばしばインナーをドリブルでえぐってはペナルティエリアに侵入してくるのだが、為田と同じくドリブラーなため、お互いがお互いのスペースを食い合ってるように見える。チームは崩壊気味だが、左サイドは確実にストロングポイントなので、このまま順調に成長して欲しいところ。ただ、187㎝の左利きサイドバックというレアアビリティ持ちなので、多少実力が劣っていてもJ1とかに引き抜かれてしまうやもしれぬ。そして、このクラブには引き留めておけるような理由があんまりないんだよなあ。移籍するなら放っておかれないところで。井出の二の舞になるなよ。

杉山弾斗

高校ナンバーワン左サイドバックの肩書きで入ってきたルーキー。何年か前に大学ナンバーワンサイドバックが入ってきた気がするが、くっ、頭が…!乾が大怪我していたが、高木利弥を獲得していたので、なんでわざわざ左サイドバック獲得してんだよ、と思ったけど、高木がいなくなったのでちょうどよくなった。スピードがあって、キックも爆発力があって中に入ってゴールを狙える。かなりのポテンシャルの持ち主である。ただ、ユース代表かなんかに呼ばれてから、エスナイデルに存在を忘れられてる気がする。早く記憶を取り戻してほしい。


23節で思い出したようにハイラインにしました(この後めちゃくちゃ裏取られた)


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