関大

Jリーグスローガン紹介2019【J2編】

※写真は2015年に発表された関西大学の「関大には、人がいる」という一周回り過ぎて当たり前になってしまったスローガンです。

J2編です!こんにちはスローガン!さようならスローガン!99%の人はスローガンは明日には忘れてしまうけど、俺だけはずっと覚えているよ!

※J1編はこちら

山形

https://www.montedio.co.jp/club/slogan.html

「For the Blue YAMAGATA ICHIGAN」

去年からの継続に「YAMAGATA ICHIGAN」を付け加えたというだけのスローガンとなりました。広島とかぶってしまいましたが、こちらは全角英数ではないのでセーフです。説明文もないので、一切を見る側にゆだねるというストロングスタイル。ただ、スローガンたるものは本来こうあるべきなのである。そのスローガンの由来、込めた思い、男性遍歴なんかを「まだあの人が忘れられないの」「いいの、家庭でのわたしなんかただの仮面」「本当のわたしは今火星にいるの」「火星!?急に火星!?」とダラダラダラダラ文字数を使って説明して、挙句の果てにはデザイナーにデザインの説明までさせるというのは愚の骨頂。男は黙って一発スローガン。それがクールでかっこいいんです。ただ、そういうのばかりになると特に俺がここでツッコミを入れられなくなってしまうので痛し痒し。えーっと、「ICHIGAN」はスローガンに「CHIN」が含まれていてなんとなく男根的で性差別だからフェミニンにダメだとおもいまーす!(無理筋の難癖) そして、「YAMAGATA ICHIGAN」だとどうしてもこの曲が頭に浮かんでしまいますな!


水戸

■読み方
いろどり

■説明
物事に変化を与え、面白味や興趣を増すこと。スポーツ、水戸ホーリーホックが、一人ひとりの人生の内容の質や、社会的な質、いわゆる日常生活における精神的、身体的、社会的、文化的、知的で、より人間らしい生活や自分らしい生き方に人生の幸せを感じる「生活の質」クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に寄与すること。
水戸ホーリーホックは、サッカーを愛する全ての人たちの人生に寄り添い、『彩り』を添えられる存在であり続ける。
転じて、人と地域、ファン・サポーター、ご支援を頂くパートナー企業様、水戸ホーリーホックに係わって頂く全ての皆様との縁(えにし)を大切にしながら、水戸ホーリーホックの存在が夢と感動の「彩」りとなるよう、この一年間チーム一丸となって彩りを添えていきます。

■クラブスローガンデザイン
昨年度のスローガン『一新』に引き続き、8年連続で茨城県出身の書家 川又 南岳氏に揮毫いただきました。

「彩」

オーガニックカフェか!?

ランチ頼んだら雑穀とわけわかんねえ草食わされるオーガニックカフェか!?店入ったら野菜がざるみたいなやつの上に置いてあって出迎えてくるオーガニックカフェか!?お会計お願いしますって言ったらオーガニックコーヒー付きでランチ1200円とられるオーガニックカフェか!?うちの妹が経営してたオーガニックカフェか(実話)!?「この野菜美味しいですね」って言ったら「とれたてを切っただけですよ」って言われるオーガニックカフェか!?そもそもオーガニックってなんだ!?オーガと関係はねえのか!?鬼なら肉と銀シャリ食わせろ!!味の素を寄越せ!油を飲ませろ!!醤油をぶっかけさせろーー!!!!はっ、すいません、取り乱しました。俺はオーガニックカフェに親を殺されたので、オーガニックカフェっぽい言説を見ると我を失ってしまうのです。すべてのオーガニックカフェに罪があるわけではないのに……。そういえば、この「彩」によって水戸がずっと縛られていたスローガン二文字縛りがさらに一文字に減ってしまって、北関東バイト数不足が如実に明らかになってしまったため、10年後には北関東からすべての言葉が消えます。えーっと、なんかオーガニックにがんばれ水戸!めっちゃスローガンの画像が反射でテカってるのだけは公式サイトなんでどうにかしてください!


栃木

1.Enjoy(楽しむ)
常に何事にも楽しみを持ち、人生を楽しむ
2.Growth(成長)
現状に満足することなく、常に成長する
3.Unity(団結)
組織・団結力を向上させる
4.Sincere(誠実)
感謝の気持ちを持ち、常に誠実な言動、行動に努める
5.Challenge(挑戦)
リスクを恐れず勇気を持って挑戦する

「KEEP MOVING FORWARD」

栃木さんは去年からの継続ということで、スローガンというかクラブフィロソフィーということになっているみたいです。「KEEP」「MOVE」「FORWARD」というJスローガン界における人気キーワードをこれでもかと合わせてみた「特製ワンタンチャーシューメン全部乗せ(1080円)」みたいなスローガンである。なんか似てるな、と思ったのだが、徳島が何年か「KEEP GOING FORWARD」というスローガンを掲げていたので、たぶんそれだと思う。栃木さんにおかれましては、どんどん前に行き続けていただいて気づいた時には群馬を併合している、そんなクラブを目指していただきたいものである。群馬の方向が前なのか、という根本的な疑問はあるのですが、そこには目をつぶっていきましょう。あと、栃木のスローガンですごいのは画像。なんと「KEEP」「MOVING」「FORWARD」でそれぞれバラバラの画像を用意しているという用意周到さ。まるで合体ロボ餃子ガンダムmk-2のようではありませんか。みなさんは画像を分解してる意味がわかりますか?1枚の画像ではなく3枚使っている意味がわかりますか?私にはさっぱりわからないのですが、おそらく餃子が皮とタネとあとえーと、フライパン?の3つに分かれていることと関係あるのでしょう。その強い思いは受け止めるのですが、使いにくいので一枚の画像にしたほうがいいと思います。えとみほさん、よろしく!!そういえば、去年のデザインはかっこよかったのにもう使わないのかなー。もったいない。


大宮

<コンセプト>
新たな一歩を踏み出す21年目を迎え、
みんなが120%以上の力を、絞り出す必要がある。
少しずつ、変わっていく必要がある。

今を見つめ、野心を胸に秘めて。
チームに関わる全ての仲間とともに、
ひたむきに未来へ向かっていく。

厳しさの中には、ずっと大切にしてきた
ORANGEのあたたかさがあふれている。
そうだ。これが、大宮だ。

「121% ORANGE」

やっぱり大宮はグイグイ来る。本当にもう毎年すごい勢いだ。スローガンポエムは大宮のためにある、そんな気にもさせてくれるほどのフィット具合である。まず、何がすごいって数字が中途半端。121%。120%でもなく、200%でもなく、121%。121はもしかしたら素数かもと思ったけど、11で割り切れるので素数ですらない。たぶん21年目にかけているのだと思うのだが、すごい。「120%以上の力を絞り出す必要がある」と言っているのに、わずか1%しか超えてない。大丈夫?1%超えてるだけでいいの?もしなんだったら念のためもう2、3%持ってく?大丈夫だって?でもやっぱりもう10%くらい持ってた方がよくない?だって途中でお土産買うかもしれないんだから1000円くらい持ってきなさい?東京戻ったらお米送っておこっか?と田舎のお母さんの気分になってしまう。よくよく考えたらなんの21年目かも説明がないのでよくわからない(チーム創設?)。そしてスローガンポエムもキレがすごい。最終段落の「厳しさの中には、ずっと大切にしてきたORANGEのあたたかさがあふれている。そうだ。これが、大宮だ。」のあたりのワードチョイスのセンスとかエモさとかが爆発していて、この説明文を作ったのはもしかして米津玄師なのではないかと思うくらいに才能にあふれている。そうだ。これが、大宮だ。俺は大宮だ、お前たちは大宮なんだ!This is England!!ぜひ、大宮には来年もこの路線で突き進んでいただき、Jリーグスローガン界のエモコアバンドとして末永く活躍していただきたい。あと、リンクで現れる画像が白黒で葬式みたいなので、そこは直した方がいいかと思います。


千葉

PASIÓN(パシオン)はスペイン語で、情熱・熱血・夢中を意味します。2017シーズンから「PASIÓN」というスローガンのもと、情熱と向上心に満ち溢れ、すべての力を出し切る事のできる「闘う集団」を目指し、
クラブ改革を進めてまいりました。
2019シーズンも更に強い気持ちをもってこの大きな挑戦を続けていきます。
これまでの2年間で積み上げた経験をもとに、次のステージへ力強く進化していく姿を表現しました。

はい、今年も「PASION」です。情熱です。エスナイデル体制も3年目ということで、このスローガンも3年目です。毎年地味にロゴを作り変えているのですが、その金を使ってDFラインを下げる工事を発注したほうがよいのではないだろうかという思いを捨てきれない。さて、この2年でチームの「PASION」が上がったかというとそんな気も特にせず、「上がったのはPASIONではなくラインだけじゃないだろうか」「情熱の14位」「PASIONするたびに増えていく失点」「大陸間弾道佐藤優也」という感情ばかり湧き上がってきてしまうので、継続的なスローガンも善し悪しですな。よくよく考えてみると、情熱が高まったからといって別に勝てるわけではない、永遠なのか、本当か、時の流れは続くのか、という感じです。来年はどうなるかわかりませんが、体制次第なのではないだだろうか。体制変更があるとしたら「ノーモア味のないパスタ」「ラインは下げる!順位は上げる!」「指笛ではなく言葉でコミュニケーション」「アルゼンチンを併合せよ」などの反動スローガンにしたくなるが、あまりにもあからさまなのでやめた方がいいかもしれない。いろいろなチームを参考にしていただいてビシっっとキマる感じのスローガンをぜひ構築してもらいたいものです。たとえば、近くの野球チームとかね。

コンセプトは、「"マクレ"の右肩上がりより、より垂直に上位を目指して進んでいこう」という意味が込められています。

はああああ???何言ってんの!?


「VITORIA」

もはや柏の定番スローガンになってる感のあるVITORIA(勝利)がやはり当然のように来ましたな。吉野家の牛丼、とらやの羊羹、日大の不正タックル、厚労省のデータ隠蔽、ネイマールの脱税と同じくらいの安心・安全の定番。フリップを持つネルシーニョ監督もこれでもかってほどの笑顔であります。もうネルシーニョの叔父貴は柏のVITORIA以外では感じない体にされてもうたんや……!ともかく今年は戦力充実なのでJ2だと爆VITORIAできる可能性がとても高い。しかし、そうなってはJ2が面白くなくなってしまうので、やはりここはVITORIAの看板を捨てて「望」というスローガンを掲げて監督も変えてやり直……はい、シャレにならない、はい、すいません、はい、いえっ、悪ふざけでは……いや、全然そういう意味では……いえっ、そんな加藤絶望とか……はい、すいません、申し訳ありません……いや、親とかはちょっと……あっ、いや、明石市長は関係ないので火をつけないでください……。


東京V

【スローガンについて】
2014シーズンから掲げてきた『ONE FLAG』というスローガン。そこに込められた想いを継続するべく、今シーズンも引き続きメインスローガンとして使用いたします。
また2シーズンにかけて掲げてきたサブスローガンを変更して、今シーズンは『grab new success』というフレーズを掲げます。『同じ失敗を繰り返さない』という表現はよく使われますが、我々は『同じ成功を繰り返さない』ことを目標にクラブ運営を行っていきたいと考えています。ひとつの成功体験にしがみついて停滞するのではなく、常に新しい成功を掴みとるために前進し続ける。『grab new success』には、新しい成功を自ら掴みにいく意志を込めました。
クラブ創立50周年を迎える今年、日々『新しい成功』を積み重ねていき、クラブ全体が『ONE FLAG』の精神で悲願のJ1昇格を目指します。

「ONE FLAG GRAB NEW SUCCESS」

意識が高い!!毎年の「ONE FLAG」は据え置きなのだけれど、注目は毎年変わっているその後の部分。2016年「真価」、2017年「KIZUKU」、2018年も「KIZUKU」でそのまま短いフレーズでごり押してくるのかと思いきや、今年は打って変わって「GRAB NEW SUCCESS」をねじ込んできたわけです。はい、ではここでテキストの21ページを開いて説明文を読んでください。「同じ失敗を繰り返さないではなく、同じ成功を繰り返さない」。言えますか、こんなこと。成功してるのに同じ成功を繰り返さないなんて言えますか。俺が快速右ウイングだったら対面の左SBが一回引っかかったフェイントを通用しなくなるまで使い倒すけど、東京Vフロントはそれはいかんというのです。外一辺倒ではなくて内角に見せ球を投げときなさい、と。ビール瓶で殴るときには左手の鏡月の瓶も使っていけ、と。なんという意識の高さ。素晴らしい。これでこそ首都のクラブという感じである。今年の東京Vはステークホルダーにウィンウィンしてソリューションをバロテッリして欲しいものである。ちなみに、J2スローガンの「ONE」多用問題ですが、「ONE SOUL」を提唱していた松本がいなくなったと思いきや、今度は長崎が「ONE」って言い始めたので、東京V、町田、長崎のトリプルONEで差し引きゼロです。来年は減らしたいものです。


町田

○『+1 すべては掴み取るために』について

昨シーズン、FC町田ゼルビアはクラブ最高位となる4位という成績をおさめることができました。最終節、勝てば優勝というところまで迫りました。しかしながら、あと1点及ばず、さらにはJ1ライセンスを有していなかったため、プレーオフにも出場できませんでした。

しかし、今年は、次のステージにたどり着ける可能性が出てきました。クラブライセンス制度が緩和され、スタジアム環境と練習環境の要件が変更になり、FC町田ゼルビアも今後の努力次第では、J1ライセンスが取得できる可能性が出ています。

J1昇格は悲願です。それを自分たちで『掴み取りに行こう』という想いがスローガンには込められています。クラブはJ1ライセンス取得に向けて最善を尽くす。チームは昨年以上の成績、J1昇格にチャレンジする。J1を遠い夢だと思わず、自分たちで掴みに行く。トップチーム創設30周年という節目の年に、大いなるチャレンジをしたいと思っております。

ファン・サポーター、地域の皆様には、ぜひクラブのサポートをお願い致します。それはスタジアムで応援をしていただくことです。図々しいお願いではございますが、皆様ぜひ家族やお友たちを“掴み取って”いただき、町田市立陸上競技場の満員にご協力ください。

一緒に次のステージを掴み取りましょう! 皆様どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

FC町田ゼルビア一同


デザイン:水谷慎吾 FC町田ゼルビア グラフィックアドバイザー

今シーズンもロゴ制作に携わることができ、大変うれしく思います。
デザインは、ユニフォームの帯に象徴される右斜めへの傾斜を全体のルールにして考案しました。そして、『掴み取る』というアグレッシブな印象や、クラブ・チームの意思、決意をロゴからも受け取れるように鋭さや躍動感を意識しました。
1部分の枠線はFC町田ゼルビアのエンブレムからのインスピレーションです。+の部分の欠けている感じは+one時代からの継続性を意識しました。
昨年入れたケヤキの緑、サルビアの赤に、今年はJ2の緑(明治安田生命J2リーグロゴの色)、J1の赤(明治安田生命J1リーグのロゴ)という意味合いを追加。赤の比重が多いのは、クラブのJ1への思いを示したものです。『掴み取る』が赤いのもJ1を掴み取るという意味合いを強調した部分です。
このロゴがプラスに働き、FC町田ゼルビアがJ1に行けることを心から祈っています。

「+1 すべては掴み取るために」

は、話が長い……!!去年も長かったけど、G大阪を超える長さであり、途中で「人種的に優越するアーリア人種が世界を支配するべきである」というナチ主張とか「筋肉は裏切らない、そう信じていた時が僕にもありました……」という筋肉懐疑論が織り込まれていても誰も気づかないのではないだろうか。そして去年から町田は「+1」押しなのだが、なんというか、デザインがポップすぎるのではないかと思うのだ。

去年はまだいい。「もっと町田の笑顔のために」というおよそサッカークラブとは思えないスローガンがポップなデザインに合っていた。しかし、今年は「すべては掴み取るために」というこの上なく男臭い闘争のスローガンなのである。そのスローガンにこのフォントデザイン。「ヤクザだけどマカロン作ったよ」「芦田愛菜です!福くんをサメの餌にしました!」という世界観である。もはや狂気というほかはない。デザインとメッセージの分離はかなりの異常感を出せるので、町田はこのデザインのままで「町田マックス~怒りのスタジアム登山~」「ライセンスのためなら中島裕希の1人や2人は」「あの娘、ぼくがクラスター爆弾落としたらどんな顔するだろう」という前のめりなスローガンを出していって欲しい。それとデザイナーさんにデザインの説明させるのはダメってあれほど言ったのに!!!


横浜FC

なし?

来ない。来ないのである。2月2日時点で全くの音沙汰なし。なので、とりあえず同じ街の野球チームを紹介しようと思う。

横浜DeNAベイスターズのシーズンスローガンはこれまで、新球団1年目の2012年は『熱いぜ!横浜DeNA』、2013年は『勝』(読み:かつ)、2014年は『心』(読み:こころ)、2015年は『導』(読み:みちびく)、2016年は『WE PLAY TO WIN』 (読み:ウィー・プレイ・トゥ・ウィン)、2017年は『THIS IS MY ERA.』(読み:ディス・イズ・マイ・エラ)、2018年は『VICTORY is within US.』(読み:ビクトリー・イズ・ウィズイン・アス)という言葉を通して、選手・チームスタッフ・球団職員が一丸となってシーズンを戦い抜く姿勢を表すために掲げてきました。

2019年シーズンスローガン『Go Beyond the Limit.』(日本語訳:限界を超えろ)は、2年ぶりにクライマックスシリーズ進出をも逃した昨シーズンの悔しさや焦りを跳ね除け、チームとファンがより一丸となって20年ぶりのリーグ優勝、そして日本一を達成するために、A.ラミレス監督自ら考えたシーズンスローガンです。2019年シーズンは、ファンの皆様のサポートのもと、チーム全員が自分自身の限界を超え更なる高みを目指して戦ってまいります。

やべえ、普通だ。限界を超えて挑戦しようというスローガンで普通すぎて何も言うことがない。ただ、DeNAで見習うべきはそのスローガンに対する並々ならぬ熱意。なんと、DeNAは個人のスローガンまで用意しているのである。

めっちゃ精神論のやつとか

急にスペイン語入っちゃったやつとか

意味わかってるのか不安になるやつとか

世界観が異様に殺伐としているやつとか

まあ、こんな感じでとてもよいので、Jリーグのチームもぜひぜひやっていってほしいわけですよ。というわけで、横浜FCも個人スローガンをぜひ作っていってほしいし右WB北爪健吾の個人スローガンは「暴走パイナップル」でいいと思います。

どこの床屋にどう頼んだ

【2018年2月13日追記】

■Evolving = 進化する、Forever = 永遠に。常に進化を続け、さらに大きく飛躍していく。という強い想いを込めたスローガン。
ForeverのF,フリエのFからとった”F” のロゴは成長と上昇をイメージさせるアイコンかつ、不死鳥の翼が広がるさまにもインスパイアされている。

「FOREVER EVOLVING ~全ては勝利のために~」

遅い!!!2月もほぼ半ばを過ぎた13日に発表とはいくらなんでも遅すぎる。鳥栖のスローガンなんて動画もついてるのに、1月15日発表ときっちり1ヶ月前、そこまでスローガンに対して前のめりな姿勢もいかがかと思うが、横浜FCにおかれましてはその態度を見習っていただきたいと思う次第であります。この時期での発表となるともはや宮崎キャンプも終了しており、選手たちも「えっ、EVOLVINGしなければならなかったの?」「あのトレーニングでEVOLVINGできたのだろうか?」「俺はEVOLVING充填完了だゼ……?」と選手に迷いが生じてしまう。やはり始動前に出すのがベストでしょう。また、スローガン自体も、再来週開幕なのにForever、そして1年限定なのにForeverしてしまうところがとてもお茶目である。あと、なんかデザインの説明をしてるのですが、最後に「不死鳥の翼が広がるさま」と急にフェニックスが登場して、「いきなりフェニックス」という新しいスタイルを構築したのはとてもよかったです。横浜FCさんは今年は「いきなりカズのCB」「いきなりイバが反乱」「貯めていた勝ち点がFX投資でいきなりマイナスに」といういきなり感を大事にしてシーズンを過ごしていただきたいと思います。


甲府

 2019シーズンは、ファン、サポーター、支援をいただいているスポンサーをはじめヴァンフォーレ甲府を支えてくださるすべての皆様と共に「熱く」戦うという意気込みをスローガンに表現しました。
 ヴァンフォーレがこれまで歩んできた中で、多くの喜びも辛さも経験してきました。そのどんな時も、選手やクラブ運営に関わる者、そして支えて下さる人たちには、クラブの歴史を創ろうとする情熱が満ち溢れ、必死な姿がありました。
 J2に降格して2年目となる2019シーズンは、いま一度原点に回帰し、共にクラブを創っていくという姿勢を皆様と共有し、一体となることで大きな熱を生み出し、チームの力に変えていきたいと思います。
 ヴァンフォーレ甲府がサッカーを通して熱を伝えることで、山梨を元気にできるように邁進していきます。
 J1昇格を目指し全力を尽くします。皆様もお力をお貸しください。
 夢と愛と感動を皆様にお届けできるように1年間戦っていきます。

「熱くなれ」

松岡修造!?修造なの!?

いいフレーズがきましたね、「熱くなれ」。こういうですね、「とにかく何かを命じているのだけれど、具体的なことは何も言ってない」というのがですね、スローガンとしては素晴らしいと思うのですよ。たとえば「絶対J1昇格!」なんかをスローガンにしてしまうと、達成できなかった時には仕事帰りに拉致されて頭から覆いをかぶされて作業用ロープで松の木に括られ、ショットガンで蜂の巣にされてしまうなんてことがあるわけですよ、甲府では。しかし、「熱くなれ」にはそれがない。仮に誰かから「お前熱くなってないだろ!?冷めてるだろ!」って言われても「熱くなってますぅー、平均体温39度のナチュラルボーンインフル体質ですぅー」とでも言っておけば丸く収まるのである。まあ、夏になったら甲府盆地だし勝手に熱くなるしね。それと、甲府におかれましては、やはりスローガンに忠実にということで今シーズンは大黒摩季さんの名曲「熱くなれ」を随所で挿入していっていただき、「あの大黒摩季さんがスタジアムに!?」という触れ込みでニュースを流して、実際行ってみたら大黒と巻がツートップを組んでたというほのぼのJ2イベントを開催していただきたい。


新潟

ド直球である。有無を言わさぬ昭和スローガンであり、是永社長が夕陽をバックに竹刀を振り回している姿がありありと想像できる。不正タックルが世の中を席巻したこのご時世、タイミングによってはこのスローガンを提出するだけで、パワハラ裁判に勝てるのではないだろうか?新潟の関係者におかれましては、何かあれば私にご連絡をください。さて、問題は「ニイガタ流儀」である。「走れ」はよっぽどひねくれた解釈をしない限りは「走れ」以外の意味はないと思うのだが、「ニイガタ流儀」については各人がそれぞれ想像するしかないのではないだろうか。現に私の頭の中では、スキー板に乗った米俵が長岡花火大会の空の下を高速で走り、最後は日本酒の樽にダイブした。新体制発表会で説明があったにしても、ほとんどの人にとっては非常な想像力を必要とするスローガンである。そこで私ははたと気づいたのである。今年の新潟のテーマは「想像力」だと。今シーズン、アルビレックス新潟が何をやるのか、どんな喜びをファンに与えてくれるのか、そして募集している契約社員の給与はいくらで労働時間はどれくらいなのか。そういうベーシックな部分もすべて想像していく、それこそが今年のスローガンなのです。

この件に関しましても、新潟の関係者におかれましては、何かあれば私にご連絡をください。


金沢

5つの価値
つなぐ・・・さまざまな人や地域をつなげ、可能性を広げよう。
楽しむ・・・挑戦を通して、生きがいと楽しさを生み出そう。
夢見る・・・地域の人々とともに、心が踊る夢を描こう。
育てる・・・世界でも通用する、石川発の才能を育てよう。
つくる・・・スポーツを起点に、新しい価値をつくっていこう。

「挑戦を、この街の伝統に。」

変な図きた!今年から毎年のスローガンをやめたらしい金沢は、俺が「謎コンサル図」と呼んでいる図を携えてクラブ理念として発表してきた。綺麗な図上で一見してたくさんの要素が有機的に関連してるように見せかけて実は特に関連していない、そんなビジネス界の偽サイドバック的なものが謎コンサル図です。今回の金沢の場合も周りを囲む5つの要素と「挑戦、この町の伝統に」の繋がりがイマイチよくわからないのだが、まあだいたいな感じで95%の人は納得するのでいいのではないだろうか。あとの5%は文字が読めません。そして、注目すべきは5つの要素の最初「つなぐ」。ここにも「つなぐ」の魔の手が迫ってきているのである。

「つなぐ」の聖地ヤマハスタジアムから石川県西部緑地公園陸上競技場までは車で約4時間半。これだけ距離があれば、と油断してはならない。たかが360kmであり、光の速さだと0.0012秒で到着する距離である。のほほんとしているうちに気づいたら謎のTシャツを売っていた、そんな可能性もある。それを防ぐためにも金沢各位におかれましては北陸自動車道に防壁を気づいていただき、異民族の侵入を不正でもらいたい。スローガンは「メキシコに壁を築く」でお願いします。


岐阜

https://www.fc-gifu.com/news_information/39756.html

スローガンは『躍進 -Breakthrough-』。J2内を駆け巡り躍動し、今までの課題を突き破って、結果として上位に勝ち進む決意を表しています。
今シーズンも皆さんの熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。

「躍進 -Breakthrough-」

相変わらずの躍動感を出してくる岐阜のロゴ。去年は「新時代を拓く Create a New History」という勢いだけで持っていく爽やかなスローガンを今年と同系統のロゴに乗せてきた。今年も「J2内を駆け巡り躍動し」とカテゴリー内を荒らす気が満々で、大木サッカー奇跡のパス本数2000本も見えてきたと言えるのではないだろうか。ただ、ひとつ気になるのは岐阜のスローガンのページですが、リンクが2018しかないこと。2017年「挑戦 Challenge」、2016年「思いは一つ願いも一つ ENERGY BY COMMUNICATION」、2015年「共進共闘!ぎふを元気に!ぎふをひとつに!」などの華々しいスローガンをなかったことにしようとしている……?安心してください!俺は覚えていますよ!!ということで、折に触れて岐阜のスローガンを紹介していくことにします。それと、岐阜のスローガンのページのトップ画像なんだけど、わたし、気づいちゃったんですけど……これ、もしかしてスローガンとスローインをかけてる……!?


京都

「闘紫を胸に、感動を共に。」

ついにきましたね、造語スローガン。けっこうJリーグのスローガンは造語を作っていたのですが、最近は廃れ気味だったので、ここでの登場はうれしい限りです。闘う紫と書いて「闘紫(とうし)」。いいじゃないですか、この無理矢理感。そして、思い出したように付け加えられた「感動を共に。」の左手は添えるだけ感も素晴らしい。なかなか計算してこの世界観は構築できないと思います。なんか社長が「もうコピーライターなんか使わん」と言ったとか言わないとかで、独自に作ったスローガンだとか。なんかこの流れ見たことあるなーと思ったら、ハズキルーペでした。

 【CM秘話】あのCMが誕生するまでに、多くのハードルがあったという。「スポンサーの金を使って自分の好きなように作ろうというクリエイターに腹が立って。渡辺謙さんから『怒り』をテーマにするという提案をいただいていたのに、出てきた案では無視されていた。タレントのプロモーションビデオではなく、スポンサーが商品を売るためのCMでなくてはおかしいので、『今日から俺がやる』と、実際に手を動かしたり頭を使って考えるスタッフを集めました」

【書き直し】「それでも、できあがってきたものはやはりイメージCMに近かった。しようがないので夜の9時半から朝の4時半まで自分でせりふを書き直しました。俳優が商品名を言うから心に刺さるんです。全てのリスクは俺が取るからと、菊川怜さんの衣装も全て私が指定しました。抵抗勢力があちこちにいましたが、総監督、監督、プロデューサーをすべてやり、できあがったのは完全に私の作品です」

「クリエイターに腹が立ったので全部自分で作った」というこの流れに酷似しているではありませんか。プロの意見など聞かない、己の拳にすべてを賭ける、それこそが男だ。今年の京都サンガは一味違う。そんなことを改めて感じさせてくれる怒りのスローガンであります。匿名掲示板と戦う中田一三監督と共に狂気のサッカーで今年はJ2を蹂躙してくれることでしょう。京都サンガはルビコン川を渡ったのです。あらあら、わざわざ賽なんて投げはって、ほんまご苦労なことですなあ(ぶぶ漬けマシンガン)。


岡山

なし

岡山さんは毎年スローガンがなかったので、ウィンターキャンプと称した無人島で行われるサバトの模様をお伝えしてきました。

しかし、なんと!!今年!!無人島キャンプがついに中止になってしまったのです!!しかも行先は沖縄!!

これじゃ普通のサッカーチームみたいじゃないですか!!!無人島キャンプをやめるときは、岡山のキャンプが次のステージに上がった時だと思ったのですよ。たとえば謎の豪華客船に乗せられて謎の知的サバイバルゲームをさせられ、1人ずつ脱落していく中、最後に生き残ったのは日本語がよくわからないレオ・ミネイロだけだった、みたいなそんなキャンプを期待していたのですよ。それがなんですか、こんなの僕が思ってたのと全然違うよ!なので、来年はまた例のキャンプに戻ることを期待して今年の岡山のスローガンは「無人島の名は?」にします!がんばってください!


山口

スローガンに込めた想い

 レノファ山口FCは、未来を切り開いてきた維新の志士たちのように、勇気を持って挑戦し続けることを約束します。 常に矢印をゴールに向け、最後まで諦めない、熱の伝わるプレーを皆様にお見せします。 そして、選手、スタッフ、サポーター、ALL YAMAGUCHIがレノファの一員であることに誇りを持ち、「ORANGE SOUL」を胸に、共にシーズンを戦い抜いていきます。

「ORANGE SOUL 山口を魂で染め上げろ」

2016年「志 今から未来へ」、2017年「志 心ひとつに」、2018年「蹴球維進 2018」と迷走を続けていた山口のスローガンだが、今年は振り切ってきた!「ORANGE SOUL」である、そう、「ORANGE SOUL」なのである。まず魂に色があるという新解釈であり、そこはまあ確認できないのでよしとする。ただ、その割にはロゴの「魂」の部分は白くなっちゃってて、これはいいのだろうか、真っ白に燃え尽きちゃってるんじゃないだろうか、立て、立つんだジョー!という気分になってきてしまう。色あるんじゃなかったのか、ソウル。また、ここに一つ悲しい日本人の性を紹介しなければならない。日本人は「○○ソウル」という言葉を見ると、その前に「そしてーかーがやーく」とつけてしまい、その後には「ハァイ!」と叫んでしまう悲しい民族なのである。なぜこのような行動をとってしまうのかは諸説あるが、一説によると室町時代に落ち武者となった武士が自分たちの剣術を「草流(そうりゅう)」と名付けてそれが転じてB'zのせいです絶対にB'zのせいです。はい、山口は今年は「ORANGE SOUL」を輝かせください。地味にオール山口を「ALL YAMAGUCHI」としてるところと説明で無理やり明治維新を絡めてる部分が好きです。ハァイ!


徳島

【クラブスローガン解説】
『今シーズンのスローガンは一陽来復(いちようらいふく)に決定いたしました。
言葉自身の意味は「苦難の後には良いことがある」。苦難の後には明るい未来が待っている、と信じる言葉です。
昨年はたいへん厳しいシーズンとなりましたが、その悔しさを忘れず、その経験があったからこそ、明るい未来があると信じて今シーズン戦っていきたいと思っております。
長いシーズンを通しては、良い時もそうでない時もあると思います。不遇の時でも我慢し努力を続け、そこを乗り越えれば、必ず明るい未来が待っていると己を信じ、走り続けることが大事であるという思いを体現し、今シーズンも目標とする「J1昇格」を狙うために、このスローガンとさせていただきました。』

「一陽来復」

2018年「巻土重来」、2017年「意気衝天」、2016年「勇往邁進」と謎の四文字熟語縛りを続けていた徳島は今年も四文字熟語で攻めてきた。今になって思うのだが、四文字で縛っているのは四国だからなのだろうか。四文字熟語でいいところは覚えやすいところであるが、ただ割と聞いたこともない言葉だと意味を聞いても「へぇ~……あっ、ハンバーグ食べたい」と脳の滞在時間が1.62秒くらいになってしまうのでなかなか難しいところだ。今回の「一陽来復」も自分は初めて聞いた四文字熟語であり、「味吉陽一?」とミスター味っ子の主人公を思い浮かべてしまった。四文字熟語が徳島の国是であるのならばもはや止めようがないので、もう少し親しみやすい四文字熟語はどうだろうか。「天下一品」「牛丼大盛」「炒飯餃子」「焼酎水割」「せんべろ」などはたいへんに親しみやすく意味も誤解しないのでオススメだし、ちょっと食品からは離れたいということであれば「通貨危機」「総合商社」「読売新聞」「総理大臣」「ナミビア」「森脇良太」などの一般的な四文字を選んではどうだろうか。一番のオススメは「ジェフ千葉」です。


愛媛

【コンセプト】2019シーズンの愛媛FCのチームスローガンは、『全進』です。
~サポーター・県民・スポンサー・クラブ・全員で前に進んで行く~
愛媛FCに関わる全ての人にクラブの価値を見出してもらうため、「順位」を意識し、「観客」を沸かし、サッカーチームとしての活動を“前進”させ、さらに「地域密着」を体現し、「災害復興」を継続することで、愛媛県の象徴として愛媛FCが県“全体”に与える影響を、このサッカーというスポーツを通じて広めていきたい。
その気持ちを込めたスローガンとなっております。

相変わらずパワー系で押してくる愛媛のスローガン。「全てを懸けて闘う」とか背水の陣感があふれてますな。そして、見てるうちに既視感が出てきて、あれれーー?おかしいなあー?このスローガンどっかで見たことあるよー?もしかしてパクりかなー??って思って私が検索をかけたところ、見つけてしまったのです!!

2016年の愛媛でした!!お前らかよ!!まさかのセルフ再利用で、この状況自体がバンクシーが準備したアートの一部なのではないかとさえ思える(この後このスローガンはシュレッダーにかけられます)。愛媛さんにおかれましては、2018年「反攻追撃」、2017年「速戦力」などの非常に鮮烈なスローガンを今後も再利用し、さらには徳島の四文字熟語スローガンをガンガンにパクっていってもらい、どんどん四国にバンクシーアート空間を作っていってもらいたいものです。あっ、違います、あれはシュレッダーにかけられたスローガンではなくて、讃岐うどんです。


福岡

スローガンは「感動と勝ちにこだわる」を、変わらぬスローガンとしました。
アビスパ福岡を応援いただける皆様をはじめ、市民の皆様が、アビスパ福岡の戦い方や取り組みからこのスローガンを連想していただける時期が来たときに、クラブが成長したひとつの証になるのではないかと思っています。
感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。勝つとは試合で得点をして勝つということです。「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、レベスタ1万人プロジェクト等の掲げた目標数値に勝つ(達成する)ことにこだわるという意味が込められています。

「感動と勝ちにこだわる」

やはり今年も継続してきた「感動と勝ちにこだわる」。このスローガンの絶妙なサッカーチームじゃない感はなかなか出せないので、見習いたい。どちらかといえば松下政経塾とかそこらへんの大人のいくセミナーというかそういう機運をひしひしと感じます。今年も「感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。勝つとは試合で得点をして勝つということです。」ときちんと言葉の定義を明らかにしていて、お前ら一年経って忘れてるだろうから思い出させてやるぜ感をひしひしと感じます。ベリー親切!実際、俺、忘れてたし!あと、最後に急に「レベスタ1万人プロジェクト等の掲げた目標数値に勝つ(達成する)ことにこだわるという意味が込められています。」と具体的な数値目標が出てくるのも唐突でとてもよいです。さすがに目標数値に勝つというのはお戯れが過ぎるのではないだろうか。さて、継続なので特にこれ以上言うことはありません。お隣の野球チームを紹介して、今年を締めようと思います。

2019年ホークスの目標は、リーグ優勝奪取、そして3年連続の日本一。
すべての頂点を全力で奪いにいく!
選手とファンが一つになって、日本一まで駆け抜けろ!

奪取だ!ダッシュだ!ホークスだ!

2019年の福岡ソフトバンクホークスは、「奪Shダッシュ!」で戦いぬきます!

「奪取だ!ダッシュだ!ホークスだ!」の流れるような勢いと意味のなさに学ぶところはとても多いです!!


長崎

【言葉に込めた思い】
シーズンをJ2でスタートする今年、1位でJ1に昇格するのが絶対目標です。
そのためにはチーム、ファンサポーター、県民の皆さまが1つになり、力を合わせていくこと、
そして競うのではなく、唯一の存在として、突き進んでいくことを目指していきます。

【デザインコンセプト】
「V・VAREN」の「VAREN」=「航海」という意味
そして海に囲まれた長崎という土地を波の形で表現しています。
上昇していくイメージを、「1」という数字にかけて打ち出しています。
また丸で囲うことで、一つになるという意味合いを強く表現しています。

なお、クラブのグランドスローガンは引き続き、『正々道々 ~ナガサキから、世界へ~』です。
こちらに込めた思いもぜひご覧ください!
今シーズンもご支援、ご声援よろしくお願いいたします。

「NAGASAKI,the ONE」

出た、また「ONE」である。「BRAVE」、「BELIEVE」などの数々の強豪を押しのけてJリーグスローガン界で最頻出英語となりつつある「ONE」。そんなに一つになりたいかきみら。「the ONE」とか言われるとSF小説で生み出されあアンドロイドの初号機の呼び名みたいである。ともかく「ONE」だけだとめっちゃ印象が薄いスローガンとなってしまうのだが、長崎のいいところは毎回デザインがかっこいいこと。ほとんどスローガンの文字をビジュアル化しただけというのが多い中で、出色の完成度ではないだろうか。ただ、かっこいいだけでは女の子にはモテない。ここはさらにインパクトを出していきたい。そして、長崎といえばインパクトの塊のような人がいるではありませんか。

ということで、高田社長に全体的に見守ってもらう感じのロゴにしました。めちゃくちゃ金利手数料を負担してもらえそうだし、1つとか言いながら1つ買ったらもう1つついてきそうなロゴになり、満足です。殴らないでください。


鹿児島

「勇猛果敢」(なの?)

スローガンとしては発表されてないのだが、新体制発表のニュースを見るとどうも今年のテーマは「勇猛果敢」である。横浜FM、大分に続いて、まさかの今シーズン3つ目の勇猛果敢となってしまった。2つかぶるくらいはざらにあるのだが、3つともなるとJリーグ史上初めての快挙ではないだろうか。個人的にはこの3チームに賞状を送りたいと思うし、希望があったらギネスに申請しますので、ご連絡をください。重ね重ね言いますが、なんで事前調整しなかったの。あと、気づいたのだが、鹿児島の発表が遅れてるのは「さすがに3チーム目はちょっと」という負い目からかもしれない。だが、「勇猛果敢」というスローガンを掲げておいて何を躊躇しているというのだろうか。かぶっているのなんか気にしてたら勇猛果敢に戦うことはできないぞ!むしろ「俺の方が先に言ってましたー」と適当にページの日付を勇猛果敢に改竄して勇猛果敢に居直ろう!というわけで、正式発表の折には「勇猛果敢~俺が最初に言い始めたから横浜FMと大分はパクリ~」というサブスローガンをつけてかっこいいロゴを作ってください!俺からのお願いです!


琉球

これまでのFC琉球のスタイル同様に攻撃サッカーを貫き、初となるJ2の舞台でも存在感を強く示していくという意味が込められております。

「琉球襲来」

J2初挑戦となる琉球のスローガンとしてはとてもかっこよくてよいのではないだろうか。デザインも素敵です。往々にして手垢のついてないニューカマーのスローガンはチームの勢いも相まってかっこいいものになりがちである。ただ、これが何年も同じ状況が続くと「琉球2度目の襲来」「琉球襲来っていうか元々いる」「琉球先輩に挨拶した?」みたいな停滞感のあるものになりがち。途中からマンネリを打破するために「襲来……襲来といえば!!」で思いついた「モンゴル襲来」という壮大に九州北部に挑戦状をたたきつけそうなスローガンを誤って出してしまうかもしれません。そういう死にゆくスローガン感を見ながら酒を飲むのもまたスローガン研究家の楽しみではあるのですが、来季以降琉球にはさらに攻めていっていただき、もっと狂ったスローガンをがんがん出していって欲しいと思います。オススメのキーワードとしては「シーサー」「泡盛」「ハンスト」「トラストミー」「比嘉祐介」あたりです。「シーサー」と「比嘉祐介」の違いはほとんどありませんが、よろしくお願いします!

年々、人間よりも守り神にルックスが近づいている


それでは今年もJリーグという名のコロシアムを開場しましょう!レッツ、キル!



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