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サークルGetFEM++として技術書典6に申込みました

技術書典5にひきつづき技術書典6にもサークルGetFEM++として申込みました。

GetFEM++プロジェクトは、オープンソースの汎用的な有限要素ライブラリの開発を目指しています。目的は、偏微分方程式 (PDE)で記述されたシステムをモデル化するための数値計算プログラムを容易に構築できる有限要素フレームワークを提供することです。詳しくはWikiPediaにまとめてありますのでそちらをご覧ください。

筆者は「オープンCAE勉強会@関東」という勉強会に参加しています。この勉強会はオープンソースのCAEについて勉強することが目的で、CodeAsterやFrontISTRなどについて参加者で自由に学んでいます。その中で筆者はPythonのAPIがあり汎用性の高いGetFEM++に注目してきました。このサークルの頒布物はその勉強の成果を自分の中でまとめるという目的もあります。

今回頒布予定の同人誌は以下になります。

「はじてのGetFEM++」(新刊)

C++/Python/Scilab/Matlabでプログラミングされている方向けの入門書です。1ステップずつの実行が解説されているのでその通り実行していけば以下の結果を計算することができるはずです。


電気ー温度ー弾性体の連成解析

車輪の接触解析

「GetFEM++使用者文書」(既刊)

前回頒布したユーザーマニュアルをバージョンアップしたものです。GetFEM++の内部の詳しい構造を知りたい方向けのドキュメントです。C++で実装されているオブジェクトがどのように実装されているか、また新しいメソッドを追加したい場合はどのようにすればよいかなどの情報も知ることができます。GetFEM++の内部の開発に挑戦したいという方は必須の1冊です。

電子書籍版はBoothの以下のページで購入可能です。興味のある方はぜひ一緒にGetFEM++で有限要素法を勉強しましょう!



頂いたサポートはGetFEM++Hack-a-thonの会場代として使用いたします。