On My Load第17話
第十七話
さすがに落胆した表情で家路に着くと、着信メールがパソコンのコンソールランプで点滅していた。開くと名無しの彼女だった。“太陽”になってくれるんでしょう。私の事が大事なら私を信じて・・・それともあれは嘘なの・・・光をちょうだい、、、
初めて信じてくれた人だから、賭けているのよ、貴方だけの私を。僕は読み終わった後、部屋の灯りを全て消して暗闇の中に身を投じてみた。五分もするといいしれぬ恐怖感や閉塞感に襲われたがその中に、真黒の光の波動がはっきり体感できた。それは宇宙の息吹に