＜MyGO!!!!!Week＞4日目：感想戦②～MyGO!!!!! ZEPP TOUR 2024「彷徨する渇望」福岡公演・2024年3月19日(火)～

2024年3月22日 10:46

公開日　2024年 3月 22日
修正日　2024年 3月 22日

●はじめに
　今週は「MyGO!!!!!Week」と題して、7日間連続のMyGO!!!!!記事を投稿いたします。なぜって？それはZEPPTOURの開催が2回もあるからだ。しかも、初上陸の九州・福岡、3rd依頼の大阪が舞台だ。4thSingleも発売されるし、新MVも公開される。迷子集会は変わらず続くし、もうこれだけあれば「MyGO!!!!!Week」：迷子週間といってよいのでは！？半期に1回、1年に1回でも良いのでこんな幸せな1週間があると心が潤って、体が整ってとても良い。さて、今回は「MyGO!!!!!Week」4日目ということで、①#彷徨る渇望_福岡の感想、②地元の食事の二部構成です。

▼ライブ感想/速報～その②～

　（ただの備忘メモ）

▼セトリの話

　砂寸奏と回層浮でセトリをサンドイッチしてくるとは！？いやー驚いた。しかも、なんかそれがエモい構成、ストーリーになっている。砂寸奏から影色舞、これもぶち上がったね。初手からの2手目でもう会場の熱気はすごかった。

　少し落ち着いて考えてみると、ビジネス的に①会場で販売するCD特典もすごい、②地元のショップも巡って販売協力してもらう、③セトリの印象的な場所に新曲をぶち込む、という点でブシロードらしい。いい意味で。
　「アルバムリリース＋全国ツアー」という定番がある。これを踏襲すると思っていたので、ツアーラストの愛知で「砂寸奏」は披露されると思っていた。しかし、これではプロモーション的には少し弱かったのかもしれない。
　「プロテインバーが一番売れるのはライブ会場！」と豪語するように、きちんとマーケティングしているのだと思うし、ゲームへの導線も用意しておきたい。その結果、4thシングルへの興味はSNS上にあふれ、福岡会場ではフラゲすらできた。
　DL数、再生回数、観客数、色々あれど、やっぱりCDが売れるというのは大事なのだと思う。それがあるからこそ、CDが作れるのだ。パッと見で人気がありそうなアーティスト、声優アーティストさんでも、「配信」や「デジタルシングル」のみという実情が散見される。
　いつかのアイドルグループみたいに、握手券ではなくライブの先行申込券という大人しい手法、そして声優さんという職業で許容できるギリギリという手法。首都圏で握手会開けば、CDはもっと売れそうな気もするけど、これはバランスが難しい。バンドリの世界もあるし、声優という本職もあるし、向き不向き、ご本人NGということもある。

　話を本筋に戻そう。ブシロードのマーケティングはすごい、とだけ。そして、今回のカバー曲は？？っと1曲のみ。オリジナル楽曲のみの構成もそろそろかなと期待もしていたが、この曲も好きだし、なにより迷子たちにマッチした楽曲。

　「名無声」。このセトリ構成では、前後を繋げて雰囲気を変えるいぶし銀の役割を果たしていたね。これこそが、この曲の良いところ。詳しくは、こちらを読んでね。

▼バンドの一体感/グルーブ感は東京より進化

　これは、間違いなく言えることがある。東京から福岡とこの短期間でもMyGO!!!!!は成長した。バンドとして成長した、そう感じた。それは、バンドのグルーブ感だ。1曲目が砂寸奏であることが功を奏したのか、そもそもそれを意図したのかは不明だが、もたつく感じがなくスムーズに始まった。
　状況によっては、最高潮からさらに先に届くまで、少し時間がかかることもあるバンドだと感じることもあったが、このツアーは迷子たちの深層意識レベルで距離を近づけているのではないか。

　自分の意見を言い、よく話し、よく笑う。ぶつかることも必要だよね！っていう世代ではなく、それでもぶつかる。これは、MyGO!!!!!に任せればいい。リアルとバーチャル、これをうまく使って息抜きしているのだろう。それこそ、声優/俳優の主戦場なのだから。

　そした、同じ釜の飯を食う、ということ。同じ時間を長く過ごすこと。本職があり、たくさんの友人がおり、プライベートもあり、本来のバンドでもたどり着くのに時間がかかる場所へ、一足飛びでたどり着こうとしている。
　それを求める環境やファンたち。その道程が、迷子たちにとって苦しくない、むしろ楽しいものであって欲しいと願うばかりだ。