2021/04/10 今日も化粧を忘れてる
どうも最近化粧を忘れがちだ。朝、時間はある。寝る前にストレッチをするようになったので、布団の中でスマホをだらだら見ていたらなんとなく、せっかく流したリンパがまた凝り固まるのでは……と寝るのがはやくなったから、起きるのもすこしだけはやくなった。そのわりに化粧をよく忘れて、会社のトイレですっぴんであることに気づく。マスクがあってよかった。
そもそも、遊びに行くときは化粧をするが、会社へ行くときはどこか訪問の予定でもない限りだいたい適当に、ベースメイクだけして終わらせている。眉もすこし描いているっけ?私は前髪を作っているからマスクをしたら大半は隠れてしまうし、特に化粧気のある雰囲気の職場ではないのでそうしている。
入社してたぶん一週間目にはこのくらい適当になった。コロナの影響もあり、営業の訪問はほとんど出来ない状態だったし、そもそもまずは現場(私の入った会社はいわゆる下請け工場なので生産現場がある)の手伝いをして、どういうものをつくっているか勉強してね――ということからはじまっていたから、化粧をする理由が本当になかった。
化粧って、いつからしているのだろう?覚えている限り、はじめて化粧をしたのは誕生日に友人からメイクアップ用化粧品をもらったときだと思う。確か高校のとき。何年生かは忘れた。
周りが化粧をしていたけれど、私はそもそも何が必要なのかもわからなかった。そこで誕生日プレゼントになにがほしいか友人から尋ねられたとき、化粧品がほしいと答えたのだ。別の友人の誕生日のときにそういったものを贈ったので私にも同じように友人に用意してもらった。
ただ、その使い方を聞くのは忘れていたのでずいぶん適当に化粧をしていた。もらったものは確かアイシャドウ、チーク、あとマスカラ、リップがあったかもしれない……という感じで、幸いそれらは裏に使い方が書いてあるものだったからなんとか化粧は出来たが、それでもチークだとかは気合いを入れて塗りたくっていたのではないか……と、当時の自分の姿を思い出せないがおおよそそういう感じだったと思う。未だにチーク塗るの下手だし。ちなみにベースメイク用のものは自分で買った。この辺は肌に合う合わないがあるので友人も気を遣ってくれたのだと思う。
しばらくはもらったことが嬉しくて休みの日に化粧をしてはどこにも出かけず満足していた。上手い化粧ではなかったと思うのだが、目元がキラキラしているのも、頬がうっすらオレンジになるのも化粧らしくて良かった。今でも化粧をすると気分は上がる。面倒だし、たぶん上手くはないのだけれど、化粧そのものが嫌いなわけではない。化粧に似たことで言えば絵を描くのとか好きだし。
ただ、高校生の私もそのうち化粧をしなくなった。結局、いつでも私は寝る方が好きだった。化粧をすると昼寝が出来なくなる(枕だとかが汚れてしまう)からしなくなったのだった。
そういう性質が未だに変わらない顕著な例が冒頭の化粧忘れだ。きっとまた化粧を忘れるのだろう。まあ、今はマスクあるし、しなくてもいいのかもしれないけど。ただそのうちやり方を完全に忘れてしまわないか心配なので、YouTubeに改めて聞いてみようかと思う。
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