2021/10/09 気圧か〜

一日頭痛がした。

誤魔化すために本を読んだり、小説を書いたりしていたが頭が痛かった。整体にいったので体が疲れたこともあったし、おそらく、気圧のせいもあるのだろうなと、冷静には思う。だからどうも消えない、すこしだけ悲しい気持ちも体調がよくないせいなのだろうと、頭では理解している。理解しているからどうこう出来るほどの距離は置けていないのだけれど。

本を読んでいるときや、WEBに散らばる文章を読んでいるとき、自分が何かを書くことにあまり意味がないのではないか、と思うことが多々ある。だってそれらはすごく面白くて、それらを読むための時間が無限にあるわけではないから、それらに勝ることのできない私の書くものは有限な時間の中で選択肢に入らないかもしれない。そんなことをめちゃくちゃ思う。

今は仕事でも文章をすこし書いたりしている。それをしているときの方が頭がすっきりする。この文章は必ず人の役に立つとわかって書いているからだ。目を通す人が絶対にいると知っているし、書き方には決まりがある。面白さで選ばれるわけではないもの。だからいちいち不安にならない。伝わりにくいかな、の心配はあれど、不安になる必要がないものだ。

書くのをやめようかな、と今日はすこし思った。正しくはもう、人の目に触れるところに出す必要はないよな、ということだ。こういうときはだいたい、「この人の話の方が面白いな」とか、「私よりずっと上手だな」とか、そういうことを感じたときだ。小説を読んで感じるのはもちろんのこと（相手はプロなので）、そうではないと考えられる人でも、自分より良いな、と思えるものに出会うとそれを享受している方が良い人生のような気がする。

じゃあ、書くのが嫌なのか？と言われるとそういうことはない。嫌だったら文章を書く必要がある仕事を選ばないし、そもそもこのnoteだって書きませんわ。そうなんですよね。

まあ別に、人に見せる必要はないんだよな。見せるのはやっぱり心のどこかでは誰かに自分がこういうのが読みたかったんだよな、と書いたものに「私も」という共感を持ってほしいのかもしれない。果たしてそういった共感が生まれているのか私に知る術はないけれど。

明日はワクチンを打ちにいく。

こんな気持ちでは、クヨクヨして寝坊してしまいそうだ。それは困るので、さっさと寝よう。今日は以上。