ChatGPTプラグイン「DALL・E3」でロゴとノベルティ案を作る!
こんにちは、あどみです。
みなさん、ChatGPTは使っていますか?私は新しいプラグインの情報が入ると色々試したくなるのでよく触ってます!
最近、駅周辺で外国人観光客にホテルまでの道を聞かれました。地図を見せてもらいましたが、今いる場所と反対側にありました。そのことをGoogle翻訳を使って伝えようと思いましたが、テンパりすぎて文字が上手く打てず…
結局何とか絞り出したのが
「Here is South Side. This hotel is North Side.」でした。中学生か。
めちゃくちゃ恥ずかしかったのでChatGPT先生に相談しました。
あどみ「駅の近くで外国人観光客に道を聞かれました。北口にあるABCホテルに行きたいそうですが、今いるのは南口です。英語で答えたいのですが、どのように言えばよいですか?」
ChatGPT「もちろん、お手伝いいたします。外国人観光客に対して丁寧かつわかりやすく案内する場合、以下のように英語で説明することができます。
"Excuse me, you're currently at the South Exit of the station. To get to the ABC Hotel near the North Exit, please take the following steps:
Head back into the station and follow signs for the North Exit.
Once you reach the North Exit, take a left turn and walk for about 5 minutes.
You'll find the ABC Hotel on your right-hand side.
I hope you have a pleasant stay. If you have any more questions, feel free to ask."
このように具体的な方向と総合的な説明を組み合わせることで、観光客には非常に親切で印象がよく伝わるでしょう。何か他にお助けできることがありましたら、どうぞお知らせください。」
そっか、こう言えばよかったのか…と思いつつ、表現が固いのと私には難しそうだったので、話し言葉かつ英語がほとんどできない人でも話せるように意味が伝わる範囲で極力短文にしてほしいとお願いしました。
そうすると…
"Go inside. Find North Exit. Turn left. Walk 5 minutes. ABC Hotel on right. Good luck!"
と返ってきました。
なるほど!!かなり短文になりながらも言いたいことは伝わる!!
ちゃんと私の意図もくみ取ってくれたうえで適切に修正してくれました。これにはびっくりしました。設定や条件を特に細かく指定せず、丁寧なプロンプトは書きませんでしたがここまでの回答をしてくれるなんて…
1人1台スマホを持っているように、1人1AIというか…
全員にAI秘書のようなものが付くような時代が来るんでしょうね。
前置きがだいぶ長くなりましたが、今日はChatGPT プラグインのDALL・E3で遊んだを触ってみたのでそれを皆さんに共有したいと思います!
DALL・E3とは?
DALL-E3はChatGPTの開発元であるOpenAI社が開発している画像生成AI機能のサービス名で、テキストによる指示文を元に画像を生成してくれるものです。
雑なプロンプトで投げてもある程度解釈はしてくれます。
例えば桃太郎をイメージしてこんな文章で投げてみます。すると、このように返ってきました。
なかなか良さそうですよね?
風景や、登場人物のリアクションを指定していませんが、このように意図をくみ取ってくれるような回答が来ました。
しかし、出力されたのはこれ。
さすがに違いすぎて笑いました。
文章のやり取りには文句の付け所はありませんが、そこから画像にするというのはまだまだ難しそうですね。日本語で話しかけているというのもあると思います。
精度はともかく…このように、ChatGPTで画像を生成してくれる機能がDALL・E3です!
会社のロゴを作ってみた
試しに会社のロゴを作ってみたいと思います!
まずは簡単にお願いしてみます。
するとこのように解釈してくれました。
出力結果がこちら。
いかがでしょうか?
黒とオレンジで、と伝えた通りになっていますね!デザインから何となくITっぽさも伝わります!
しかしロゴとして使うにはもじゃもじゃし過ぎなので…
と伝えてみました。すると、
こんな感じで作り直してくれました!
デザインのテイストは割とそのままに、すっきりした印象になりましたね!
スペルを間違えてるのには目をつぶりましょう!
ちょっと応用編(テイストの指定、ノベルティ案)
先ほど出力してもらったロゴの続きで、少し変わった指示を出してみたいと思います。
まずはこれ。
結果は…?
おおー!すごい!いかにもって感じのロゴにしてくれました!
黒とオレンジというのも守ったまま、高級車っぽくしてくれました。エンブレムかと言われるとちょっと違うかな…という気もしなくはないですが、これはこれでなかなか良いのではと思います。
せっかくロゴができたので、これを使ってノベルティを考えてもらおうと思います。
今回もまずはふわっと指示でやってみたところこんな結果になりました。
うーん、まぁ悪くはないかなという感じ。
マウスパッドにしてはサイズ感おかしいですね。
もうちょっと具体的に指示を出してみます。
どうかな…
これこれ!!こういうのを待ってました!すごく使えそうな感じですよね!
ボールペンが作れなかったのは残念ですが、デザイン素人からするといちから考えるのはすごく大変なので、こういった画像を使って提案してもらえるのは助かります。
そういえば、「ロゴを使って」と伝えたけどそれは無視されちゃったみたいですね…?より思い通りの結果が出せるよう、研究が必要ですね。
おわりに
今回はChatGPT プラグインのDALL・E3を使って会社のロゴを作ってみましたがいかがでしたでしょうか?
個人的にはこういった新しいものにどんどん触れて、慣れていかないと時代に置いて行かれそうな危機感も覚えました…!
先ほどの桃太郎の絵で学びましたが、一度に多くの要素を詰め込んだり、時間の経過が含まれていたりすると精度が低くなってしまう気がします。
例えば「ある日、おばあさんは川で大きな桃をひろい、家に持って帰りました」この一文だけを見ても、①おおきな桃が川に浮かんでいる ②おばあさんがその桃を拾う ③家に持って帰る と分解できます。これを一度に伝えてしまうと混乱するのか、謎の画像が出力されてしまうようですね。
今回のロゴに関しては 最初に簡単な指示を出す→出力結果に対してさらに簡単な指示で修正してもらう というやり方にしたので、おおむね満足のいく結果が得られたのかなと思います。
今回はOpenAI社のChatGPTを触ってみましたが、当社ではマイクロソフト社が提供するAzure Open AI Serviceを駆使して「自社専用ChatGPT」が使えるサービスを提供しています。
ChatGPTをそのまま使うとAIの学習データに使われてしまうのが気になる…という方は是非ご相談ください(^^)/
ではまた!
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