20220708に起きたことへの所感
朝、社会の揺れの余韻を感じて、体が重かった。
でも夫がそれを察して、娘を公園に連れ出してくれている間に、少し持ち直した。
その時に、ちょっと体が重くても、やっぱり起きたことについて知りたい、
そしてたとえすでに語り尽くされていたとしても、自分の言葉で考えて
自分の言葉で表現したいと思った。
つくづく、自分の意見を持たなければならない時代になってしまったと思う。
昨日の事件が起きた時は会社にいて、会社のテレビを(うちの会社にはテレビがあるのです)他の人と見ていた。
その時思ったことは、「銃で要人が撃たれるなんて、安保の時みたい。これでもしものことが起きたら戦前以来?」「政治思想犯なのかな?」「警察がこれから大変だな」
ということだった。
今日は午前中に自分の健診と、娘の散髪があったので、その合間にコンビニで新聞を買った。
新聞は毎週土曜に3〜4誌買っているのだが(書評があるので)、今日はいつもより増やして6誌買った。
全て見出しは同じだった。私の記憶にある限り、見出しが同じなのは初めて。
娘の昼寝中に4誌読んだ。誌面のほとんどが元首相に関する記事だった。
主要誌には付き合いの長い記者が多数いるはずで、それぞれそういう人が書いている記事があり、
知らないことも多かったが、思った以上に冷静に、元首相の功罪について書かれていた。
午後昼寝を終えた娘と大きな公園を散歩しながら思った。
私の知りたいことはなんだろう、と新聞を読む前に考えた時、「この事件が引き起こした不安の
正体はなにか?」ということかなと思っていた。
新聞各紙はもしかしたら間接的にその問いに答えてくれたかもしれないが、時間的に詳報までは辿り着けなかったこともあり、少なくとも直接的には、自分なりの解らしきものを見出せなかった。
それは、この社会に実は蔓延している孤独感。
そして、「働く」ということへの「甘え」(これは要人警護について)
それから、「待てない」ということではないか。
それを払拭するために、言葉ができることはないのかな、と。
娘の夕食を夫があげてくれている10分をもらって書いた。(ので、いろいろ言葉たらずでごめんなさい💦)
まだ、わからないことはいろいろあるけれど、やっぱり書いておくべきだと思ったので。
これからいろいろな人と一緒に考えたい。
(追記… 私はテレビやネットはほぼまったく観てないです〜。情報過多だと疲れるのでみなさまも思い詰めませぬよう)
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