色々あって鬼が本当に悪かどうか悩んだ茶柱の顛末を和室で話します

前回はタイトルを回収していくパズル気味な構築デッキだったんですけど今回は拡張パックからツヨツヨカードをひたすら引き抜く"構築済みデッキなんて頼ってられないぜ‼︎俺はカードパックを剥くときの感触に生かされているんだ‼︎"デッキです。


スズメバチの体の配色と安全注意喚起の看板の配色が同じ世界は、スズメバチに刺された経験があるあたしからすると日常での怯えの要因が増えてかなり住みにくいのですが、世のデュエリストたちもそんな悩みを抱えているのかと思うと親近感が湧いてきますね。ちなみに荒波を跳ね返して昨日はパッケージがめちゃくちゃ黄黒の卵とじラーメンのカップ麺を食べました。毎日懸命に生きていて偉いな、自分。


お茶を淹れたことがない友人がいて、一度彼と茶柱の話になった時にやけに歯切れが悪くて、しんどくなったのか茶を淹れてみたいから家に来てくれと言われそのまま彼が茶を淹れるのを隣で見守っていたことがあり、ペットボトルのお茶を買うときは稀に彼のことを思い出すのですが、同じ思い出をこしているからかやけに記憶が薄くなってしまったので、これはただの備忘録です。


やはり小学生男子の萌芽を心に少し秘めているあたしは、鬼だとかダークヒーローだとか歌舞伎揚だとかそういう"キャラクターの背景ありきで、一般社会では多く悪と言われてしまうことに手を染めているモノ"が大好きなんですよね。(以降ワルと呼んで悪と区別します)でもみんなそう思っているのか、ワルに求められる敷居は年々高くなっている気がして、ただの悪はもう救いようがないみたいな潮流すら感じるのは少し寂しいですね。全員に逃げ道があって欲しいなんて酔迷いコトは言わないですが、どんな物語を読んでものめり込むというより一歩引いて見ちゃうのは、オリジナルSF作品の細かい設定ばかりを考えていざ物語となると飽きてしまうあの少年がまだ居座っているからでせうか。人と一緒の時間を過ごしているときも、なんにもない時間が一番楽しい。どこかに行って新しい思い出を重ねるよりも今までの軌跡をなぞってなぞって、彫りを深く、暗く、黒くしていきたい。ずっとその人を構築する話ばかり聞いていたい。これを人はインドアと呼ぶらしいです。

鬼を倒す長男は巨悪に従えられた鬼を救い、ヒロインを救うために闇に手を染めたヒーローは全てを抱え込み、歌舞伎揚を食べるあたしは食べかすが携帯にかからないようにする。物語に敵が必要ならばあたしは何を敵に据えればいいのか、あと皆さんの好きな本、教えていただきたいです。


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