内藤廣と菊竹清訓 「か・かた・かたち」の要約
・内藤廣は菊竹事務所に2年いたが、その中で、技術・生産の理論に対する概念を磨き、それを基に自らの実践を積み上げたのではないかという
前提のもと読んだ。
■「か・かた・かたち」の理論自体について
「か・かた・かたち」の「構想・一般化された手法・個別具体的建築への応用」というステップは、あまりに当たり前すぎると感じるのは、その手法がいかに浸透しているかを裏付ているということか。
・菊竹清訓は、生産と技術の論理を建築に深く持ち込むことで、技術を低位に見るモダンの建築論の批判を19