シティプロモーションにとって大事なこと

シティプロモーションにとって大事なことは、【メディア活用戦略モデル】のうち、認知獲得から着地点整備にまでのフェイズを的確に実現し、新たな「人」を、相談できる人(=着地点)に繋ぐ、新たな「人」を、支えてくれるコミュニティ(=着地点)に繋ぐ、ということなのだろうと思っています。
それによって、新たな「人」は、地域に所縁の「人」となるでしょう。
そのうえで、或いは、それと並行して、新たな「人」、所縁の「人」が、地域のライフスタイル=ブランドを語れるようになるために【地域魅力創造・革新スパイラル】となる仕掛けを回す。
これによって新たな「人」、所縁の「人」の地域への関与意欲を高めることができます。
とりわけ、新たな「人」、所縁の「人」の持つ力を【地域魅力創造・革新スパイラル】に組み込むことで、新たな「人」、所縁の「人」は、自分自身を地域にとって「意義ある人」として認められるようになります。
ここでは、積極的な意味での強い「力」に限らず、弱さによって誰かの力を誘発する「ヴァルネラビリティ」もまた「力」として評価します。
地域への関与意欲を高めた「意義ある人」が、実際に力を発揮できる(=意欲を状況実現に繋げられる)「関与の窓」を的確に設定する。ハードルを下げ、インセンティブを設けることで、【メディア活用戦略モデル】の残りのフェイズである行動促進、情報共有支援を実現する。
これが地域を持続させるシティプロモーションになるのだろうと考えています。

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