惰休

世の中は明日からお盆休みだったり、夏休みに入る人が多い。
仕事が終わって駅に向かっていると、明日からの連休の嬉しさに浸りながら足取り軽やかに歩いているサラリーマンを見た。長ければ大体9連休くらいだろうか。

自分はというと、今年は久々にお盆休みの無い夏を過ごす。
有給消化が推奨されているが特に使う予定はない。

そもそも、自分はメリハリがないとだれてしまうので、土日休みのサイクルは凄く健全だ。長すぎても惰眠ならぬ、"惰休"を貪るような感覚になり少し辛くなる。時間があるのだから、色々と出掛けたり遊んだりすれば良いのにとも思う。

だが「時間があるから良い話ではない」ということはコロナの自粛期間中に嫌というほど思い知った。気持ちの面で切り替りにくい悪さを感じたし、何かと旅行に行きたがる人の気持ちが少しばかりわかった。

とは言え、月曜は祝日なので3連休。ここぞとばかりに予定を詰め込みすぎてしまうのは悪いくせだ。時間が限られているからこそ、詰め込みたくなる。不思議なものだ。