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note書いて一年

こんばんは、スライサーで指先も軽くスライスしてしまった田中聖斗です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、初めてnote書いてから一年が経ってしまいました。

せっかくフォローしてくださる方がいるのに、最近ほとんど更新していませんでしたが(まったく別のは更新してるけど)、別に大病を患ってるとかでもなく、スライサーで指先をちょこっとばかし切ったから入力しづらいなぁくらいのんきに暮らしています。

この一年、個人的に大したことはありませんでした。

いや、それはおそらく、ずっと個人的に大したことない人生を送ってると思ってる節のある私にとって、他の人には「たいそうなこと」であっても、私からしたら「騒ぐほどのことでもないこと」であることが多分にあるためだと思いますが。

たとえば、出版の話もそうだし、noteの最初に書いた、「9.11の時にニューヨークにいた私」という話もそう。


いいねは1つです。

やっぱ大したことはないんだなと思いますよね。

実際に話すと「えっ!?」となるのですが、ネットだとあまり反応がない。

大したことないんですよ。


しかしSNSには、大したことのないこと、自分たちがただ知らないだけなことでも、それを声高に叫ぶ人の声が「いいね」されます。

「いいね」するのは、その人の役に立つとか、感動したとか、そんな時(とあと知り合いへの忖度)ですよね。

かくいう私も、ああ、これは「いいね!」と思ったことを「シェア」したりするわけですが、どうも反応があまりよくない。

「何を言うかではなく、誰が言うかが大事だ」

とはよく言われることで、たとえ「そんなことも知らんかったの!?」というようなことでも、有名人やSNSを上手く使ってる人が言えば、「いいね」だし、私のように細々と生きている人間が細々と言ったところで何も起きないのは必然で。

そういうことに気を揉んでいる自分もいる反面、

かと言ってそれをこう、

悲しむこともなく、

「世の中そんなもんだ」と思う自分もいて。


思えば人にあまり期待していない人生を歩んできたからかもしれないが、

自分に正直に生きずに生きづらくなる

くらいなら、自分に正直に生きようと思っている自分が、自分の中の根幹に住んでいて(巣食っていて?)、それが自身の、あまり人ウケしない頑固な側面を形作っているのも理解はしている。

時にそれを、SNSとかを駆使できる、要領の良い人からえらそうに上からあーだこーだ言われてしまうが、

私からするとそれはその人の価値観という主観であって、だから私を傷つけはするが、私の心に響くことはない

だって私の心だから。

その方が精神的に安定できるし。


そう考えてふと、

私はおそらく、誰よりも自分の精神をコントロールしたいという欲があるのかもしれないと考えた。

それは一歩間違えば、「冷たい人」だの「人間味がない人」だの言われてしまうことでもあるけど、だからこそ、感情的に自分の想いをぶつけてくる人に「だまされない」し、そういう人に振り回されることもない。

「いいね」の数の違いに凹むことはあるけども・・・

でも恐らくこれは、自分の心を守る方法としては正しくて、残念なことにそれが出来なかった、世間的に人当たりも良くて善人で繊細で能力も高い人たち(三浦春馬のような)が、自ら命を絶つ結果になったのも、私にはとても理解できる。

自分の心にウソをつき続けてしまったからだ

だから、本来自分のためにある現実に、殺されてしまう。

自身の正当性を声高に叫びながら自分を攻撃してくる人に対して、「アイツ死ねばいいのにな」と思える人だったら、自殺なんかしなかっただろうに。


結局、自分の心を守るのは自分しかいないし、そりゃ、現実他人に守られることもあるのはそうなんだけど、他人は自分じゃないからずっとそばにいるわけでもないから、やっぱり最終的には自分しかいない。


だからこそ私は自分で「死にたい」とも思わないし、死んだらそれこそ自分の考えが間違いだったと認めていることになるから、死ぬわけにはいかない(しょっちゅう誰も評価してくれないから死にたい、とは思っても本気で死ぬ気はない)。

こうやってダラダラと頑迷な自分のことを書いてりゃそりゃ、気軽に「いいね」なんて押す気にもならないし、共感も生まれないから、「シェア」もない、ということなんだろね。

だからこそ、いちいち凹んでられないし、死んでもいられない。

でもやっぱり、「いいね」はされたいよねぇ、人間だもの。

でも、されなくても、せめて自分だけは「いいね」をつけていくことが大事だよね、きっと。


「note書いて一年」という記事なのに、

実際にどう役に立ったとかじゃなくて、

自分(の心)にどうだったか?

を優先するのは、「お役立ち記事」が求められるnoteには相応しくないよな、とも思ったり。

やっぱり人気者になれねーわ。

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