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<タイ1年目で感じた事>   PART1 TRYOUT編



今回はタイへの挑戦の経緯と1年目に感じたことを少し話そうと思います。


後期リーグの始まる前に所属していた地域リーグのクラブとの契約を解除。


そしてエージェントからは

J3のクラブ又はタイリーグを打診された。

考える間もなく、
僕はタイリーグと言いすぐに渡航する準備をした。

理由は単純で
東南アジアサッカーに興味があった。


もちろんタイのことなんて何も知ら無かったし
渡航する前に軽く調べただけ。


インターネットで調べても、あまり有益な情報が得られなかったのもある。


ただエージェントの話を鵜呑みにするだけで、
100%の情報は無い状態でタイへ渡航!!

タイに入国しエージェントと合流。

ホテルまで送迎してもらい、外の景色を見て
こんなに都会なんだっ!
てのが最初の印象でした。笑笑

テストに行くまでの間は韓国人の選手と
自主トレをしてコンディションを調整していました。


練習場所は近くのフットサルコート!

もちろん有料です。


バンコクではロードランニングなどはできないので
すごく苦労しました。


いざテスト!!!



最初に受けたチームは

CHIANGMAI UTD(当時4部)

バンコクから飛行機で行きました。


練習も激しくて良い選手がいて、4部でもレベルは高いなと思いました。

もちろんタイ人選手はすごくフレンドリーで楽しくサッカーができた感覚があり
4部ながら好印象を持てるチームでした。

3日間の練習参加で2日目に試合が組まれていたので
そこで判断をしてくれるとのことでした。


もちろん初日のトレーニングでは、良いアピールができたので
次の日の試合はすごく自信がありました。


2日目の試合ではスタメンで起用されたが、
開始15分で怪我をして交代をしました。


正直、やったなー。
もう契約はできんやろなー。
てのが本音でした。


最終日のトレーニングも別メニューを行い
バンコクへ帰りました。

チームメイトの数人が空港まで送ってくれて、
最後まで親切だったのが今でも覚えています。


2回目のテストは

CUSTOMS UTD(当時3部)


外国人選手が15人ぐらい来てて、
タイ人VS外国人の形で紅白戦。


ここでよかった選手は次の日も練習参加ができる形。


本当に契約をかけて身を削り合う。


15人来ている選手を1人も取らないという選択肢もあるので
サッカーは本当に残酷です。

もちろん次の日も練習参加の許可を得たけど
次の日には違うチームのテストがあったので
エージェントの判断でそちらに行くことに、、、


次に行ったのが

AYUTTHAYA UTD(当時3部)


ここではすごく悔しいというか歯痒いというか、、、

試合に使ってもらえたのが後半残り10分程度。


試合に出る前から無理だとわかっていて
プレーするのは正直苦しかった。


今までこんな経験をした事がなかったので
この思いのぶつけどころがわからなかった。


何が原因????

矢印を自分に向ける???


はっきり言って向けどころなんて無かった。

残り10分でゴールを決めていても
何も変わらなかったと思う。

理由なんて何も無いのに、
自分に矢印を向けるのは
いいことでは無いと思う。


時には合理的に考え、文句を言い
ストレスを出した方がいい時もある。

自分に矢印を向ける。

かっこいい言葉だとも思うし
これは日本人の美学だと僕は思います。


例えば外国人選手の場合は
矢印を相手又は自分以外に向けます。

でも僕は時にそれでいいと思います。


それで気にせず次のテストに行き契約できる場合もあります。


10人の監督がいたとして、
9人が僕を評価してくれず、
でも1人は評価をしてくれる。


それがサッカーだと思います。

1人1人異なった感性があり評価の基準も異なる


ただ1人の監督からの評価が悪く、そこで自分が悪いと思うのではなく
それを1つの意見と考え自分の感性と如何に融合出来るかが大事だと思う。


もちろん聞く耳を持たない選手は損をすると思う。


結局は最初にテストに行った
CHIANGMAI UTD にサインをしました。

理由は
監督が僕を欲しいと高く評価をしてくれており、
3週間毎日エージェントに連絡をしてくれていた
<熱意>に僕は動かされました。


試合では15分程度のプレーしか見れていないのに
初日の練習でのプレーを評価してくれており、
色々な外国人選手が練習参加をしていたけれど
僕を選んでくれた。



その監督の僕への信頼、期待に答えたいと思った。


その監督とは2年間同じチームでプレーし
また今年から同じチームでプレーすることになりました。

今年もその監督のためにも優勝と昇格をして
恩返しをしたいと思う。


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