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「いい子だね~」という言葉は、子供に呪いをかける。
こんにちは。きのです。初noteです。
今回の話題はこちら。
以前僕はこんなツイートをしました。
※誤解の無いようにひとつだけ!
分かりやすいように「親」と表現しましたが、
実体験は僕の「親」ではなく「親戚」です。
このツイート、反応が多かったんですよね。
僕の日常のツイートは22いいねなんて行きません(笑)
ということで、この話題について少し深掘りしようと思いました。
「いい子だね〜」という言葉は、子供に呪いをかける。
ではさっそく目次から。
>目次
1. 僕の経験談
2. 経験談からの問題点
3. 問題点の解決法
4. まとめ
では、本題に入ります。
1. 僕の経験談
経験談なので、少し退屈かもしれません。
時間がない人は2まで飛ばしても一応読めますので、飛ばしても構いません。
普通に読みたい人、暇つぶしの人は、そのまま読み進めてください。
では行きます。
幼稚園とかの小さい頃のはなし。
自分で言うことではありませんが、
僕は割と利口でした。
「凄いね」「偉いね」と言われることは、
純粋に嬉しかったし自尊心にもなった。
ただ、
ある親戚はこう言ったんです。
「いい子だね」
「やっぱり <僕君> は偉いね」
僕は子供ながらにこう感じ取った。
「あ、この親戚は、僕に "いい子" を期待してるんだな」と。
実際そうだったと思う。
僕は期待されていた。
期待された僕は、期待に応えようとした。
いや、期待を裏切るのが怖かったと言うべきか。
僕は親戚に、こういう行動をとった。
・「いい子」を演じる
・「いい子」ではない本音は隠す
一番の問題は後者の、
「本音を隠すようになる」こと。
例えば、
「学校で怒られた。」「友達とうまくいかない」
「それは違うと思うよ。」
こういったことを子供は隠すようになってしまう。
何故こうするかは、大事な点なのでもう一度。
大人の期待を破ることが怖いからだ。
期待を破ることによって、
がっかりさせる、怒られる、見捨てられる、
のが怖い。
自我がはっきりしていない子供にとって、
見捨てられる怖さは想像以上のものだ。
そして子供は「大人の期待通り」になろうとする。
ただ、この「大人の期待通りになろうとする子供」は、
本来あるべき大人と子供の関係では無いと、
僕は思います。
まとめると、
「大人の期待に縛られて、自分を押し殺す子供って、どうなの?」
これが僕の、問題提起です。
次は、どうしたら防げたのか。僕なりの考えを紹介します。
2. 問題点をはっきりさせる
この出来事の一番の問題点はどこでしょうか?
それを探るため、今一度流れをまとめます。
僕はお利口さんだった
↓
親戚から期待されるようになった
↓
期待を感じ取った僕は、"期待通り" に行動するようにした
↓
親戚の前で、本音を言えなくなった
こういう流れで僕は、
親戚の前で、本音を言えなくなりました。
これを解決するには、
上の流れのどこかを断ち切れば良いんです。
断ち切るべきところは分かりますね。
「親戚から期待されるようになった
→ 期待を感じ取って行動を変えた」
ここです。
「子供に期待を背負わせた」ことが一番の問題です。
次はこの問題を解決する方法です。
3. 過剰な期待を背負わせないようにするために
僕が思いついた解決法を2つ、書いていきます。
解決策1 | 子供に期待しない
「子供に期待をすること自体が間違い」という考え方です。
僕は親になったことはないので、
偉そうには言えません。
ただ、「こんな子になって欲しい」
と強く思いすぎるのは、
子供にとって束縛となってしまう。
なので、
「そもそも子供なんて期待するものじゃない」
と考えよう。という提案です。
「子供なんて生きてりゃ十分でしょ」
「今日学校行ったの!偉すぎ!!」
こんなノリの親が増えたら、
子供はもっとのびのび暮らせるのではないでしょうか。
解決策2 | 期待を伝えない
「期待しないように」とは言いましたが、
かといって「全く期待しない」のは難しい話です。
なので次の策。
「期待を子供に伝えないようにする」ことです。
「期待するにはするけど、子供に伝えないようにする」
これが現実的かな、と僕は思います。
テストでいい点とって欲しい、と思っていても、
「いい点取ってほしいな」
とは言わない。
進学校に行って欲しい、と思っていても、
「進学校に行ってほしい」
とは言わない。
もしもいい点を取ったとき、
そのときは、「すごいね」
って褒める。それだけでいい。
4. まとめ!
よく起こってしまっている問題として、
親が子供に期待しすぎる
↓
期待を裏切ってはいけない、と子供は思う
↓
「期待」が子供の重荷になる。
↓
結果的に子供は「自由」を奪われる
という流れがあります。
子供は「自由」な環境で成長をするのに、
親が期待するあまり、
「自由」を奪われ、
逆に成長できなくなってしまう。
親は良かれと思っているのに、皮肉です。
こういうパターンを減らしたい。
そのためには、
・そもそも子供に期待をしない。
・子供に期待を伝えない工夫をする。
このような心がけをしたらよいのかな、というお話でした。
今回はこういう話でした。
このnote が「期待すること」について
考えるきっかけになれば嬉しいです。
読んでくれてありがとうございました!
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