見出し画像

年末の魔物

年末には魔物が潜むとはクソゲーオブザイヤーで聞いた言葉だったか。確かに今年も年末にとんでもないレベルのゲームが出たらしい。
だがそれはプレイアブル環境でないので俺には関係ない。問題はハードウェア方面だ。

M1 Pro搭載のMacBook Proを使っているが、今年のメジャーアップデートはゲーミング方面の強化が印象的だった。
そこにSTEAM版StrayがアップデートでMacに対応したと聞いて、セール価格だったこともあり即ポチ。令和になってPCゲームデビューした。

問題はその後で数多く販売されているUMPCに興味が湧き、ROG AllyやらLegion GoやらPS4 Proを凌駕するスペックのマシンが出てきたことで最近のブラウザ履歴はUMPCばかりに。
ヨドバシ店頭で見たSteam Deck OLEDの価格とストレージ容量に惹かれたが、あえなく在庫切れだったので昨日ヨドバシ.comからROG Allyを店頭受け取りで手続きしていた。

そして今日、帰りにゲーミングPCコーナーに立ち寄ったところある。Steam Deck OLEDの1TBモデルが。

正直Allyを買うかはかなり迷っていた。保証切れと引き換えにSSDを交換することはできるが、追加投資が必要だしマイナーなサイズで価格が高止まりしているようだ。
それ以外のスペックは良いが、果たしてそんなスペックを要求するゲームをするかというと微妙なところなのもあり、残り1枚になっている「レジまでお待ちください」カードを持って恐る恐る突撃した。

以前に似たような状況で在庫切れだったことがあるので、商品が出てくるまで信用はできない。
そんな経験則も杞憂に終わり、果たして無事に購入できた。昼に入荷したのが即完売したあと夕方に再び入荷があったらしい。

MHWの画質設定をそこそこ上げても30fps切らないくらいの性能はある。

そんなこんなで大本命を手に入れて今週はいい1週間になったのだが、Allyは109,800円、Steam Deckは99,800円。
1万円差で悩んでいたわけではないというのにレジで出てきて躊躇いなく購入した判断力といい、たまたま受け取りに寄ったら最後の1台が残っていた運の良さといい、全てがうまくかみ合うことが年末には多い気がする。

そういえばGFX100Sを買ったのもちょうど1年前くらいだったか。あれもどっかトチ狂ってなければ買ってなかった嗜好品だな。
そう思うと年末の魔物とは運とかボーナスとかじゃなくて自分の物欲なんじゃないかと思うようになりました。

最後まで読んでくださってありがとうございます! 写真や文章を気に入っていただけたらフォローしてもらえると嬉しいです。サポートいただいた分は機材の購入や旅費にあてさせていただきます。