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2022年を振り返る30枚

明けましておめでとうございます。買ってよかったものも、30枚の振り返りも2022年内に書いてはいたんですがメリハリのない年末を過ごしたことでダラダラと投稿を先延ばしにしてしまい気付けば年越してました/(^o^)\

そういうわけで一昨年もピックアップしたので今年も振り返りをしておく。2021年はこちら。

2022年はGFX50S IIと共に過ごした1年間だったと言い換えることができる。特にレンズを追加した春先以降は”撮る”と決めた日には必ず持ち出していた。
しかし毎月どんな結果を残していたかはこうして振り返らなければなかなか見えてこない。


1月

初日の出は2年連続で松島を選んだ。今年は積雪量が少し物足りなかったが写りは文句なし。
アウトドア装備をもう少し拡充しなければと痛感した秋保大滝。手すりを使って滝壺まで降りたらアウターグローブから浸水して手だけ凍えた。あれは二度と体験したくない。
久々に前の職場の友人に会ったのも1月だった。前に大桟橋に来たときは三脚を使って長秒露光で撮ったが、この日はついでだったから手持ちで。雲がない日にまた来たい。

2月

GF120mmを買ったのは2月。ハーフマクロでもトリミングすれば等倍以上にできる上、画質に全く粗がない。
大人になって虫全般が苦手になったがミツバチだけは唯一愛でることができる。これもトリミングをしているが、5000万画素でここまで写せればケチのつけようがない。
X-Pro3と今は手元にないXF35mmF2で。都内で雪が降るのは歳をとっても一大イベントだ。

3月

山梨にはこれまで幾度となく足を運んでいるが、行く場所は決まっていた。今年は初めて身延まで足を伸ばしたが眺望も良ければ桜も見応えがあった。

4月

春先に追加したレンズはGF120mmの他にもう1本。今では欠かすことのできない相棒となったNOKTON35mm F1.2だが、買った当初からXF35mmF2のポジションを奪っていた。
ようやく満足いく桜を撮れるようになったと思えた。もっとも機材の力が大きいが。Xマウント機でも現像次第では同じような解像感と透明感を出せると思うが、パラメータを緻密に調整しないでもこういう画にできるのがGFXの良いところ。
ようやくひたちなかのネモフィラを撮りに行けたが、平日にも関わらず人が多くて疲れてしまった。こういう場所で満足いく写真を撮れるのは職員だけだと分かったので、毎年行くことはないだろう。

5月

ゴールデンウィークをガッツリ使って初めて大阪以西へ一人旅。行ってみると物理的な距離よりも心理的な距離の方がネックだったと感じる。毎年行くのは金銭的に厳しいと思うが、カルストは防寒対策をしっかり整えて再チャレンジしたい。
聖地巡礼できたのも良い思い出。フォウくんぬいぐるみをセットして撮影いる同業者がいたのも印象深い。みんな考えることは同じなのね。
最上位クラスの部屋に泊まったのもこの旅が初。眺望が素晴らしかったので次はGF20-35mmで撮りたい。

6月

コロナ禍でずっと開催されていなかった開成町のあじさい祭りが復活した。少し見頃を過ぎてしまっていたが、雨上がりで日が差す最高の環境だった。
久しぶりに友人たちの子どもを撮影できた。上の子はもう小学生になるらしいが、1歳の頃に撮ったのがもうそんなに昔になっていたのかとショックを受けた。時間が経つのが年々早くなっている気がする。

7月

今年は3ヶ月だけバスの定期も買った。歩くのは嫌いじゃないが、運動するための服装じゃないのに汗をかくのはイヤだという理由だったが随分快適になった。7月は本格的に元の部署に戻ったことでガッツリ撮る時間が取れなかったことだけ心残り。

8月

TakumarをGFXで使えるようにマウントアダプターを入手した。使用頻度こそ高くないが、いざというときにF1.8の明るさが選択肢に加わったのは大きな差がある。探せばラージフォーマットでもケラれなく使えるオールドレンズはあるが、標準から中望遠が多いので今のところ増やすつもりはない。
車を借りたのは親を病院に送るときだけだった。子どもたちが休みということはこちら側は繁忙期になるのだから、まあ仕方ないかと諦めている。次の夏は高原地帯で風景を撮りたいと思っているが、連休がどれだけ取れるかはわからない。

9月

待ちに待ったGF20-35mmを手にして星を撮りに行ったが、GFX50S IIのISO10000はノイズが目立って作品にはできないレベルだった。この辺りから「1億画素でノイズも微細化させればいい」という脳筋思考になる。
その後DxOのPure RAW2を買ってノイズ低減処理をしたら劇的に変わった。普通は「これならGFX100Sいらなくね」と考えるが、脳筋思考だと「元からノイズが目立たないRAWにこれを当てたら低感度相当になるのでは」という方向になるのでこれで満足はしなかった。
XF18mmF1.4で星を撮ったのはこれが最後となった。決して悪いレンズではない。俺が星撮り以外の場面であまり活かせなかっただけだ。5kg超の機材を担げなくなったらまた買うのだろう。

10月

コンポジットに手を出したのが10月。元々1枚撮りが好きだったのと、処理結果に満足できないことが多かったことでGFX100Sの購入を真剣に検討し始める。
美ヶ原から霧ヶ峰や白樺湖まで足を伸ばした。特に白樺湖は美ヶ原ほど遠くないし、温泉やコンビニもあるので雪がなくなって路面凍結の心配もなくなれば定期的に通いたい。
奥日光の滝をGF20-35mmで撮り直しに行ったが、戦場ヶ原のハイキングの方が楽しかった。次の秋にもまた来ることになるだろう。

11月

皆既月食の月が沈むタイミングで山中湖パノラマ台へ行った。ビーナスベルトの色合いは以前に写真展で見てゾクゾクきた風景写真と同じで満足している。この規模の雲海も初めてだったので運がいい。
昭和記念公園のライトアップに行ったのは何年ぶりだろうか。三脚が使えるエリアが設定されているのはありがたい。4分も露光すれば人は大抵消せる。

12月

GFX100Sを買って最初に撮ったのが届いた日に昇っていた満月。GF120mmで撮ってから容量が158KBになるまでトリミングしてこれだけ写せるのだから十分以上の解像力だと満足した。
梅田のスカイビル展望台はガラスがない分寒かったが、素晴らしい眺望だった。こういうスナップを撮ろうとするとGFX50S IIのコントラストAFが使い物にならず、泣く泣く100Sで撮ることになった。ここから100Sで統一しようか考えることに。
案内してもらった掬星台は雲が残念ではあったが夜景は過去最高だった。関西に行った時は天気次第だが寄ることになるだろう。
2022年最後の遠出はふたご座流星群の撮影となった。GFX100SのRAWにDxOを噛ませると予想以上の低ノイズに仕上がったので、高い買い物ではあったが導入したのは正解だったと確信できた。

総評

夏サボりすぎだろ!!

元々夏があまり好きではない。理由はキャプションにも書いた通り、汗をかいていい格好でないときに汗をかきたくないからなんだが、それにしてもこれはあまりにも酷い。
7月は1枚、8月も自宅内の写真を入れて2枚。忙しかったことを考慮しても、もう少し振り返って何かなかったのかと情けなくなる。

幸い避暑地たる高原の行き先候補が今年は増えた。今年はちゃんと休みを取れば行き先に困ることはないはず。

あとは年末に駆け込みで導入したGFX100S。ここに載せたカットは少ないが、暗所でも低ノイズ高解像で撮れるまさに最強の切り札と言うにふさわしい。
今はGF20-35mm縛りにしているが、50S IIのAFが合わない場面ではやむを得ずGF120mmに換装することがあるかもしれない。

今年は好きな季節以外でもちゃんと撮るようにしたい。でないと100Sが勿体無いからね。

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