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氷の世界

GFXを買って撮りたかったのは雪の結晶。残念ながらそれはまだ撮れていないが、最後に寄った中禅寺湖畔で撮り応えのある氷を見つけることができた。

足場にできる石が少なく、構図の自由度はかなり低かったが初見でも満足いくものが撮れたのでこれ以上はなかなか撮れないだろう。もっと撮りやすい位置に氷ができれば違うかもしれないが。

殻が割れたように穴が開いている。石に沿って氷が張ったのだと思うが、なぜか氷だけ浮いていた。自然の造形は風景とは違った美しさがある。

開放F値だけでレンズを決めなくて良かったとこういう時に思う。ギリギリまで寄って、さらにトリミングしたが撮りたかったものがちゃんと撮れた。

ツララとは生成の過程が異なるであろう氷の柱。いつもより水量が少ないのか、大鳥居に近い場所では湖底が見えていた。
水量が多かった時に打ちつけられた波が凍っていったのだろう。引きで見ると巨大な氷塊だった。

引きでは1枚も撮っていなかったことをやや後悔しているが、GFXで撮る必要を感じなかったのも事実。iPhoneを使えば良かったということに今気がついた。

一番のお気に入り。透明感も鋭さも想像以上に写しとってくれた。
100Sの方にGF120mmをつけるという選択肢もないわけではないが、誤差程度の違いにしかならないだろうと思う。

先客で撮っているグループがいたが、お年を召してる方々なのに物腰の柔らかく話したり撮った写真を見せることに全く抵抗がなかった。

奥日光の滝は全て残念な感じだったが、俺にとって未知だったものを見ることができて、カメラ談義をして気分よく帰ることができたのだから結果オーライ。
やはり俺は自然相手が一番好きなんだろう。

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