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ベリー・ベスト・オブ・文明の利器

文明の利器は数知れない。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機といったかつての3種の神器。自動車、携帯電話、インターネット、GPS、ヒートテック、はやぶさ2、量子コンピュータなど、いまなお文明の利器は続々と産声をあげている。

その中でベスト・オブ・文明の利器を挙げるなら、なにか。

僕は断然、鍋を挙げたい。

服部幸應監修のGEO鍋である。我が家にはある人から譲り受けたGEO鍋が一つあるのだけど、この性能が半端ない。何でもできるうえ、とてつもなく頑丈なのである。僕がカレーを作ると必ずといっていいほど、底のほうを焦がしてしまうのだけど、絶対に焦げ付かない。ざっと洗えば焦げがすぐに落ちる。

野菜を茹でるときにも水を張る必要がない。水洗いしてそのままの野菜を鍋に放り込んで火をかければ、内部の蒸気で茹で上がるのである。

熱伝導性が素晴らしいのか、強火なら中火、中火なら弱火と、一段階弱い火力で用が足りる。

感動である。

ステンレス七層構造なのに軽い。全然重くない。むしろ普通の鍋より軽い。七層構造なのに。七層もあるとは思えない薄さなのだ。

これを文明の利器と言わずしてなんと言おう。これぞ人間の叡智である。

この鍋を生み出したのだから、服部幸應はすごい人に違いない。超リスペクトである。

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