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今週の「噺の枕」(2022年第六週)

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◇ギアチェンジのお話

甲子園で投げる田中将大を見た。
各時代を代表する野球選手はいる。
60-70年代は、王長嶋と言われていて、2000年代は松井やイチローにるのだろう。
(異論は認める)

その中で、2010年代の代表の一人として田中将大は君臨しているだろう。

甲子園で活躍し、高卒でプロ野球入り。野村、星野という名監督のもとで選手としての力量を蓄え、2013年には24勝0敗という圧倒的な成績でチームを日本一に導く。一方、アイドルヲタクでありながらアイドルと結婚するというある種の禁忌を犯しているが、それも認められている希有な存在。

そんな彼がメジャーに行って、日本に帰ってきて昨日、甲子園のマウンドに立つ。敵ながら楽しみであった。

スタンドから見ていて感じたのは「ピンチになるとギアが入る」こと。そこが的確な印象。まあ、それでも1点をもぎ取り、昨日(5/24)は勝ったのですが笑

◇ギアの掛けどころ

さて、受験生にとっていまはギアの掛けどころだろうか
「夏は受験の天王山」等という常套句もある。その意味ではこの夏前、なんとなくエアポケットに入りがちな時期でもある。やる気も、勉強量も。

しかし、そもそも、1年という短い時間の中で大事ではない時期はない

強いていうならばここから夏の勉強に向けてギアを少しずつ上げて欲しい。一気にあげるのはリスクもある。段階的に上げていけば、リスクは少ない。

少しずつ、ギアを上げていこう。

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