トカゲの缶詰

オタク4人による読書感想文・感想画サークル「トカゲの缶詰」のnoteです

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最近の記事

宮沢賢治「よだかの星」

絵 ぱぷたろ 文 いえろう 一応のあらすじ 醜いよだかが星になる話 初めてこれを読んだのは小学生の頃、朝の読書の時間でした。 ものすごく悲しくて泣いちゃって、鼻をずびずび言わせてたら、斜め前の席の女の子にチラ見されてドン引きの表情をされた覚えがあります。 なにせ当時は自己肯定感が今以上に低かったし、学校では周りから明らかに浮いていたし、その段階でよだかに強烈なシンパシーがあって耐えられなかったんでしょう。 なんでよだかがお星様にならねばならんのじゃ…なんにも悪くないのに…

    • 芥川龍之介「蜜柑」 感想

      今日のお当番  絵:ぶるきち 文:いえろう ※以下、芥川の経歴等にも触れますが、素人の付け焼き刃もいいところなので、何か間違っていたらそっと教えてください。 あらすじは以下の通り 主人公の男は陰鬱な気持ちを抱えて東京へ向かう汽車の二等客車に乗り込んだ。そこにいかにも芋っぽい女の子が客車を間違えて入ってくる。 イライラした男はその子を心の中で見下すが、彼女が窓を開けて、外で列車を追いかける3人の男の子達に向かって蜜柑を投げる姿を見る。 男は、彼女がひとり東京に奉公に出るとこ

      • 初めまして、トカゲ(自称)です。

        こちらのnoteではサークル「トカゲの缶詰」の活動をアップロードしていきます。 トカゲの缶詰とは?本サークルは4人のオタクが主に青空文庫に掲載されている名作文学の読み合わせをして、その感想を絵や文章にしていく、という活動をしていきます。 今後できれば定期的な更新を目指していきたいと考えております。希望とやる気だけは持っています。 ご興味がおありの方はお気軽にご覧ください。 メンバーいえろう  文章を書く ぶるきち  主に絵を描く ぱぷたろ  主に絵を描く まっか   絵と

      宮沢賢治「よだかの星」