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2023.07.20 #私の下積み時代

※ 今回は熱量そのままにお届けしたいため、要約ではなく全文文字起こしにしました。

【本題 文字起こし】

はい、どうも和髙組の社長、高橋貴洋です。40歳でO型です。足場や解体工事がメインの建設業和髙組という会社を大分県で経営しています。年商は約3億で、今年は5億を目標にしている男です。経営理念は他者貢献です。

ということで、今日は水曜日ですね。#私の下積み時代 というハッシュタグ企画が始まっているようです。あれ、今日ちょっと待って待って待って。今日は水曜日じゃなくて今日は木曜日だよ。俺、1日遅れてるな、多分。やっちゃってるわ、ちょっと確認します。とりあえず、今日は木曜日なんですけど、水曜日のハッシュタグ企画やってます。

私の下積み時代ですね、なるほど、これはもう結論から言うとめっちゃ長かったですね。私が独立したのはリアルな年で言うと23歳ぐらいだったと思うんですが、高校卒業してすぐ、造船という船を作る会社での仕事に就きました。船の床をモルタルっていう、セメントみたいなのを敷き詰める仕事をやっていたんです。1年もたなかったか、半年ぐらいでしたね。

なんでやめたかというと、ちょっと自分には合わないなと面白くないなと思ってしまったというのが原因でした。その後、友達が勤めているセメント会社に移動してそこで就職させていただいて頑張っていました。1年半ぐらいいて、なんとクビになりました(笑笑笑)

いや多分ね、仕事はそこそこ真面目にやってたと思って、そんなに能力もない方じゃないとは自分では思ってたんですけど、結構ガンガンやってたんで。原因としてはですね、これは恥ずかしい、言うことを聞かなかったということですね。どんなに能力があろうとも、組織の中で言うことを聞かないような小僧には価値はないということですね。もう生き字引でございます。ヘルメットはしないわ。夏はもう腕まくりをするわ。暑いからですね。ちょっとね、仕事の隙間があったらセメント会社で固まる時間があるときとか、ですね、バイブレーターを揺らしてたんですよ、自動バイブレーターでガタガタガタガタって言ってね。その瞬間にね、彼女とメールをしていたりとかですね。メールだったんでね、そんなくだらないことをしておりました。

そしたらね、工場長から再三注意を受けていたんですが、ヘルメットかぶりなさいと、タオル巻いてたんですね。「暑いんで、いや暑いんでちょっと勘弁してください」と挙句の果てには半袖の腕をまくるなと言われ、「いや、本当暑いから」って言ってね。そんなことを繰り返していたらいきなり社長に呼ばれまして、「高橋君はうちに合ってない」と「クビって事ですか」と言ったら、「そういうことになるね」と言われて、「わかりました」と言ってその場で社会保険証は返して、今日でクビで「どうもー」と言ってましたね。
実はね、そういうタイミングでもあったかなと思ってたところもあって、私と私の先輩、ですね、やっぱり言うこと聞かなかった先輩2人クビになりました(笑笑笑)。まだ覚えていますし、そしてその後、造船の、同じくまた造船という業界のですね、大分県臼杵市の、なんで自己紹介なんですか、今日はいいか下積み時代だからね。そこでね、足場工事といえば、造船工事内の塗装とかをするんですね。デッキプレートっていうか板とかを塗装する壁とかをですね、高いところに足場を組むという造船、足場屋さんというのになったんですね。そこで2年ぐらいこなしてまた辞めて、友達のところに行って外現場のとび職というのを始めて、それでも1年ぐらいかな。その次に、うちの兄貴のところにね、造船の、また造船ばっかりなんですよ。臼杵とか佐伯とかが多いんでね、その配管をつけるという仕事に行ったんですけど、そこも兄貴のところもね、もうちょっと配管面白くないなと思って独立してそれが23だったんですかね。今に至るわけですが、下積みが長かった。

とにかくもうね、現場にずっと出続けて、それからも法人を上げて3年ぐらいはね、現場に出ていたんですけど、もう七、八年ぐらいになるのかな、出なくなってから。もう出ている暇ないんですよ。たまにやっぱりね、3年ぐらい前とかに一日出たりして、作業服着て現場に行ってこなしたりするんですけど、面白い。もう現場仕事って楽しい。やっぱね、体動かしてる分進んでる感があるんですよね。自分がこなして動いた分だけお金の動きっていうのがリアルに把握できるんです。だって自分が全部お金の管理と請負代金わかるんだよね。だから自分が出れば出た分だけ、数字化して見えるわけなんです。

これはよくキングコング西野亮廣さんが言ってるサイン本にサインを書いて投函した時点で売り上げがわかるっていうのとね、一緒なんですよね。すごくわかるんです。楽しい上に数字も把握できて楽なんですよね。体はきついですよ。でもね、やっぱ悩みとか考えずにストレスもなく、新しい仕事を生み出さないといけないっていうところから逃げているんだなっていうのがね、ヒシヒシと伝わるようになってくるんです。現場仕事に逃げてるっていうのはもう社長としてはね、私は失格だと思ってます。

なんでかっていうと、体動かしてね、社長が1プレーヤーになって、いちいち極論言えば2万とか2万5000円稼いだところで、本当の経営者というのはね、100万稼ぎ出したり、何百万も稼げないと悪いんですよ。じゃないと社員は食っていけないし、会社潰れるんですよね。そんなお金稼いでても、今の後輩のね、経営者がよく現場に出てる子がいるんでそういうことをね、私語ったりもするんですが、結局は逃げてるだけだと、現場に行ってるわけだよね。

今現場から上がって毎日ね、もう朝からいろんな電話やLINEをこなしつつ、左の画面ではLINE、右の画面ではメール、真ん中の画面でエクセルやワードとか渡りつつ、インターネットを動かしつつ、毎日やってるんですけど、そのぐらいとにかくね、下積みが長かったかなって思いますね。

嫌なこともありましたし、会社潰れかけたことも何回もありますし、でもなんやかんやで今ね、優秀な仲間に囲まれてやってるんで、これからはどんどん挑戦していきたいなと思っているところでございます。

皆さん下積み時代ってあるのかもしれないんですけど、それはね、もう絶対誰にしろあると思うんですね。今どんなに輝いてる人でも、昔は我々と一緒で本当ね、もう最下層の人間だったはずなんですよ。

よく例えで言うなら、鴨頭嘉人さんもそうじゃないですか。講演家になるんだって言ってね、講演家の前からお話しましょう。マクドナルドのね、バイトから入って、でね、すごい賞を取りまくってマクドナルドの中で、俺がマクドナルドを盛り上げるんだって言って。給料はね100万以上もらってて、辞めたらね、もう独立して講演家になるんだって言って、一気にねカードも作れないぐらい、ローンも通らないようなね、状態になって収入もなくなって、講演の仕事なんか月に1回あるかないか。でね「講演させてくださいタダでいいんで」って言ってたような人じゃないですか。今はね、もう普通に講演会とか行ったらもう100万円から300万円ていうのが鴨さんの相場ですけども、みんなあったんじゃないかなって思います。

孫さんにしてもですよ、ソフトバンクの孫さんもね、これから何していいかわからないって言ってマクドナルドの藤田さんとこに行って、で聞いたらこれからネットだから行ってこいって言われて、孫さんはそれに忠実に従って、今はね、もう日本有数のソフトバンクの社長じゃないですか、誰もが知ってるような。

だからみんなね、多分下積み時代、顎で使われていた時代、もう私なんかね、先輩とかから、もうゴミやら殺すぞやら言われて。私の後輩なんかもうひどくてね、自分はね兄貴の存在とかもあったんで、私の後輩、今の専務赤嶺専務ってのがいるんですけど私の大事な相棒なんですけど、彼はですね、言っていいのかないいだろう、臼杵市ってとこに我々住んでるんですけど、先輩からですね、お前が飛んだら家まで行って、ここからここに住めないようにしてやるぞやら、平気で言われてました(笑笑笑)。

これ印象悪いんですけど、大昔ですよ。本当に10年ぐらい前そういう時代だったんですよ。もうそれが当たり前、それを笑ってね、僕たちは過ごしてたわけです。平気で殴られてましたしね、上に立ったらあの先輩たちはいつか殺しに行こうぜぐらい、やっぱそんな戦場だったんですよ、我々は。もう当たり前だった、本当に、もうヘルメット越しでね、殴られることなんか当たり前ですし、もう訳わからない、いきなりね、酒でべろんべろんなった先輩から首絞められて落とされかけたこともありますし、その後ぶん殴ったんですよね。いや本当、そんなこともあったんです、こんなこと言うとね、バイオレンスで嫌だなって思われると思うんですけど、包み隠さず言うと、それぐらい下積みっていうのがありましたっていうことなんですね。

私なんかもう法人会社立ち上げた頃なんか、誰もね応援してくれてなくてさあ、嫁さんも出ていくし、取り分がね、少なくなったからって言って、オトンもお母さんもやめとけって言われて応援してくれる人なんかいなかったんですよ。今ね、社員として残ってくれてる幹部連中三、四人ぐらいですよ、応援してくれたの。一緒に頑張ろうって言って。いやもう本当、その仲間には感謝ですよね。だって身内から全員反対されて身内出ていくし、友達たちなんかね、私に言ってたんですよ、あんなタカみたいなやつがね、私タカなんでね。タカみたいな雑魚が何やっても会社なんかうまくいくわけねよって言われてたんですよ、本当に陰口でまだ覚えてますからね。これ結構何回も喋ってるんですけど、そんな彼らは今何をしてるのか知らないんですけどね、どこで何の仕事してるのかわからないようになってます。10何年前ですからね。

そういうふうに誰しも、さ、泥水飲んで、草の根をかじって進んで生きていたっていう時期はあると思います。はい。だからね。今下積みを重ねてる人たち、私応援してますんで、頑張っていきましょう。必ず報われる日は来ますということです。

【この放送から読み取れること】

  • 高橋貴洋氏は、建設業和髙組の社長として、目標を持って経営していることがわかる。

  • 下積み時代の経験を振り返りながら、自身の独立までの道のりを語っている。

  • 高橋氏は、現場仕事を楽しんでいる様子で、その経験が経営にも生かされている。

  • 現場経験を通じて、仕事の進捗や経済状況をリアルに把握している。

  • 下積み時代の辛い経験から、後輩たちの成長を応援しており、彼らに助言を与えている。

  • 組織の一員としての協力とリーダーシップを重視しており、信頼関係を築いている。

  • 高橋氏は、現場仕事の楽しさと数字を把握できることから、経営においても効果的な意思決定ができる。

  • 彼は社員として残ってくれる仲間に感謝し、組織内の団結力を高めている。

  • 高橋氏は、未来に向けて新しい仕事や挑戦を検討し、会社の成長に取り組んでいる。

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