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ここ数日の「思うにょ。」

うちらには尾崎豊やブルーハーツのような言葉が、存在が、音楽が、圧倒的に足りなかったんじゃないかって。思います。
学生時代を思い返してみても、ありきたりな恋愛の歌と応援歌ばかりで「若気の至りに咲く吐露」のようなものがなかったなって。

尾崎豊やブルーハーツの言葉を聞いていると、無鉄砲に「夢」を語ってくれていることへの安堵を無性に感じるんだよな。
「自由」や「希望」や「愛」を、汗と涙のような人間臭さで歌ってくれていることに、そしてそれがポップスとして台頭していたことに、この上ない輝きを感じる。
私は自分の綴る言葉を涙だと思っているけれど、尾崎豊もブルーハーツも、泣くかわりに歌ってくれていると思うんだ。
泣かねんだよ、尾崎豊もブルーハーツも。
だからかっこいいんだ。

「ポップス」って「みんなのため」の歌だけど、「音楽」ってもっと個人的で内向的で不健全なものだと勝手に思う。
そう考えると、尾崎豊やブルーハーツって「みんなのための音楽」なんだよね。

音楽って魂

OH MY LITTLE GIRLを歌いこなせる15歳なんて後にも先にも尾崎豊しかいないと思うし、
「見えない自由がほしくて、見えない銃を撃ちまくる」から始まる怒涛の歌詞を高校生の自分に聞かせてあげたい。


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