俺たちがガンダムだ!

舞台 機動戦士ガンダム00  破壊による再生Re:Build

ダブステみた?


 ガンダムが舞台化されると聞いて、演出はコックピットが固定されていてモビルスーツは映像かなと想像していて…、それだったら舞台でする意味あまりないよねと勝手に想像して勝手に完結させてしまっていたので、申し訳ないけれど正直そこまで期待せずに行った。でもそんな想像よりも、もっとずっと良いものだった。
 確かに凄い勢いで動くコックピット(ほぼでかい椅子)を見たときは驚いたし困惑したけれど、ちゃんと舞台で表現する意味がそこにあって、少年の夢が詰まっていたと私は感じた。直前にアニメを見て行った側からするとモビルスーツが無理に登場せず、ある程度観客側の想像力に委ねられているから私の見る世界は舞台とアニメ映像が重なって宇宙空間でモビルスーツが戦っていた。そう!ちゃんと宇宙空間だった。小さい頃ってダンボールの剣で戦ったりキャスター付きの椅子だけでファンタジーの世界に入れて永遠に遊べたと思う。私はそれと似た要素を舞台に感じているのと、舞台は言葉を純度の高い状態でストレートに伝えられる手段でもあると思っているので、少年時代の遊びと同じ手法で大人の趣味を彩った所に好感を持った。トンチキな演出法を演者の勢いと照明と音響で誤魔化してると言われたらそれまでなんだけどそれが舞台よ、と言いたい。視覚、聴覚、ときには嗅覚をも使い肌で全てを感じるからこその演劇!(トンチキ演出で面白い舞台とそうじゃない舞台の差はここでは触れないでおく。)
 あと、この舞台は後方で観るのが良いなと思った。(自分が後方好きなのもあるけど)後方で観ると照明が活きていて、ビームも飛ぶし細いライトの色で今からどのガンダムが来るのかが視覚ではっきりと分かったのが良かった。あと今回の宇宙空間を演出していたのは音響の力が大きかったかなぁと思った。左から右に動けば音も左から右に移るし、遠くで爆発もする。舞台でこんな事思う事あまりなかったけど、かなり奥行きを拡げていると思った。

役者陣


 役者さんはアレルヤ役の鮎川さんがモビルスーツに乗るの1番上手かったと思う!1人だけGの負荷が掛かってるの!あと羽根付きだから椅子の動きも速くて、やばい!ガンダム 乗ってるわ!!って興奮した。そして脚が長い!
 ロックオン役の伊万里さんは時々三木さんの声が聞こえた。ロックオンのセクシーで暗い闇があるところをちゃんと表現してて良いなぁと思った。尺の関係でキャラクターの深い部分がかなり省かれてたからラストに繋げるの難しかっただろうなと思った。
 グラハムも前山くんによりぶっ飛んでる所が如実に再現されてた!名言のオンパレードも演じてて気持ちいいだろうなと思いながら見てた。あえて言わせてもらおう、とても良かったと!
 そして赤澤さんのリボンズ、無機質というか感情を出さず底知れない空気を醸し出していて、ゾワっとした。歩く、目線を向けるという表現方法だけでサーシェスとはまた違う圧倒的な存在感と、目立たないけれど確実に只者ではないという事の説得力を持たせることが出来て、そしてたった1人で世界を構築できる人なんだなと思った。ずっと赤澤さんの悪役が見たいと思っていたけど想像以上だった。舞い踊りだした時は衝撃的で最後まで混乱したけどそれが異質な存在であることを感じれた部分でもあったので個人的には好きだった。「歪みを正そうとするもの、そのものこそが歪み…だとしたら?」というセリフがめっちゃ好き。上手く言えないけどこの言葉自体が刹那を象っていて、ガンダムマイスターたちが浮き出てくる瞬間のように感じた。あと、座る仕草がやばい!とにかくやばい!みんな見て!!!笑
 ダブステはとにかく女性陣が素晴らしいの。マチソワ間ほぼネーナの話してた。そしてスメラギ、、大人の女性で憧れるわ。
 アンサンブルの方々、本当にお疲れ様でした。もはやアンサンブルがMSだもんね?カーテンコールでは惜しみない拍手を送りましたよ!



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2
偏りしかない感想を淡々と綴るよ。
コメント (1)
タイトルの「俺達がガンダムだ!」という刹那のセリフに「おっ?」と思い読ませて頂きました。

舞台のガンダムも、とっても良さげ。正直、想像もつかない世界ですけれども。

「00」好きです^^
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