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デスオアグローリー アドベンチャータイル作成記

6月上旬、オールドスクールファンタジーミニチュアを使用した一人用アドベンチャーゲーム デスオアグローリーが発売されました。

今回は、そのデスオアグローリーで使用する、アドベンチャータイルを自作したので、作成記録として残そうと思います。


作成経緯

届いたデスオアグローリーのルールブックを読んでいると、こんな一言が「君が望むなら、特定の地形や状況を表現する様々な自作タイルを作ると良い」(本文より抜粋)
元々、ミニチュアゲームの箱庭感やリアルな地形を表現したジオラマが好きな自分としては、是非とも自作タイル作成に挑戦したいという事で、作成に取り組む事にしました。

作成計画

タイルを作成するにあたって、まず最初に考えたのは以下の3点で

●安価に作成できること
●簡単に作成できること
●ゲームの世界観に沿った見た目にすること

材料は100均で手に入るもので、身近にある道具で加工できるという点からスチレンボードを使用する事にしました。また3点目の世界観に沿った見た目にするために、壁紙シートの大理石模様の物を選びました。また数字部分はレターボードという商品が数字とアルファベットのパーツが大量に付属しているので、これを流用する事に決めました。

デスオアグローリーでは、数種類のダイスを使用するのですが、普段六面体のダイスを使用する事が多く、一目で判別する事に慣れていないため、ボードを2層構造にして、ダイス置き場を作る事にしました。

作成手順

スチレンボードを半分にカットします。

半分に切ったスチレンボードに大理石模様の壁紙シートを貼り付けます。シートを少し大きめにカットして、はみ出した部分は、シートを貼ってから切り取ります。

シートを貼り付けて余分な部分を切り取り終えたボードです。大理石模様のシートは、数種類あったので、同時並行で作成しています。

作成した型紙を、貼ってはがせるノリで貼り付けます。ズレを防ぐために、マスキングテープも併用しています。

後は型紙に沿ってボードを切り抜きます。この作業は仕上がりの見た目に直結するので、慎重に行います。

レターボードの数字パーツをペイントします。

数字パーツを貼り付け、最初にカットしたスチレンボードを貼り合わせます。地形部分を交換し易い様に小さめの円の形に切り抜いておきます。

別に作成しておいた地形部分とダイスをセットして
問題が無いか確認します。

完成した地形部分をセットします。これで完成でも良いのですが、スチレンボードの特性上、角がへこみ易いため、木枠を取り付けます。

ホームセンターに売っているL字木材を加工して木枠を作成して取り付けます。据え置き型の豪華アドベンチャータイルといった趣です。

最後に

今回作成したアドベンチャータイルですが、本体と地形部分のスチレンボードを合わせてもワンコインでおさまります。木枠の価格を合わせても1000円以内で作成できたので、何とか当初の目標は達成できたかなと思います。

今後発表されるであろうシナリオに合わせて、地形を作成するなど、ミニチュアペイントに加えた楽しみ方ができるのが、デスオアグローリーの魅力でもあるなぁと感じました。

この記事を読んだ方が、自作タイルを作成する時の参考になれば幸いです。

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