見出し画像

超入門!筆者オススメ!海外R&Bアーティスト5選

今回紹介するのはR&Bアーティストになります。数多くいるアーティストの中でも今回は僕が聴いてきた中でオススメのアーティストの紹介になります。

R&Bってなんなんだろう?

R&Bは”リズム・アンド・ブルース”の略称でアフリカ系アメリカ人が産んだ音楽ジャンルの1つになります。当時の黒人のなかで盛んだったジャズ、ブルース、ゴスペルが組み合わさりできた音楽ジャンルになります。このジャンルは時代とともに大きく変化していき、初期のR&Bはブルースの要素がとても強く力強いシンガーの歌声が特徴的でした。そこからファンクやソウルの要素も含むようになり、現代ではエレクトロの要素を含むものも多くあります。そして、ヒップホップの誕生に大き影響したジャンルの1つでもあります。

今回紹介するアーティストは今活躍しているアーティストや大御所のアーティストの紹介になります。それぞれ違った雰囲気のアーティストなので自分の気に入ったものを探してみてください。

Alisia Keys

アリシア・キーズはニューヨーク出身のR&Bのミュージシャンで現在1番ポピュラーな人物の1人なのではないでしょうか。彼女自身がフェミニズムなので、女性目線の楽曲が多いです。初期のアルバムのジャケットは濃いメイクをしていますが、2016年にはハッシュタグで”No make  up"を提唱しそこから、ずっとすっぴんです。グラミーのホストを務めた時もすっぴんでした。個人的にはメイクしてるアリシアよりノーメイクの時の方が美人に見えます!その分スキンケアには気を使っているみたいですね。

彼女は幼い時からクラシックやジャズピアノをやっており、14歳から既に作曲を行なっていました。カープールカラオケという番組の中で彼女は子供達に歌う歌を録音してそこから曲を作っていく時もあると述べています。

John Legend

ジョン・レジェンドはオハイオ州のスプリングフィールド出身の男性アーティストになります。幼い頃からゴスペルやクラシックピアノをやっており、聖歌隊にも所属していました。学生時代は生徒会長を務めるほど真面目で、人気者だったみたいです。大学卒業後はコンサルティングの会社に務めていました。

有名アーティストとよくフィーチャーしており、ヒップホップグループのThe RootsやFugeesのメンバーのミス・ローリン・ヒル、自身の楽曲ではAndre3000とフィーチャーした楽曲やララランドの楽曲にも携わったりしております。先ほど紹介したアリシア・キーズともよく共演しています

Anthony Hamilton

アンソニー・ハミルトンはノースカロライナ州のシャーロット出身のアーティストのなります。彼が活躍し始めた時代はR&Bの要素にハウスやヒップホップ、そのほか多くの音楽の要素を取り込んだネオソウルが流行していました。実験的なサウンドにR&Bやヒップホップを乗せたものが流行する中、彼のスタイルはとても硬派なものに感じます。甘くソウルフルな彼の声はダニー・ハサウェイやマービン・ゲイのようなソウルシンガーを彷彿とさせます。そんな確かな実力を持っている彼は多くのジャンルのアーティストから支持を得ています。

CHAKA KHAN

チャカ・カーンはイリノイ州のアーティストでR&Bの女王と呼ばれており、ホイットニー・ヒューストンやメアリー・J・ブラウジといったアーティストに大きな影響を与えました。芸名チャカ(もしくはシャカ)が炎や赤をさすことから”炎の女帝”とも呼ばれることがあります。そのエネルギーは歌声だけではありません。彼女はレコーディングの時にアレンジが気に食わなければ、殴り合うこともあるほどで、常にエネルギーに満ち溢れています。

元々は個人で活動していたわけではなく、Rufusというファンクバンドでボーカルを務めたのが彼女のキャリアに大きく影響しました。バンドはスティビー・ワンダーが提供した楽曲Tell me something a goodで成功し、キャリアを上げていきます。

実は彼女は映画ブルース・ブラザーズの教会のシーンに出ています。この映画出演アーティストがレイ・チャールズ、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリンといった超大物が多数出ていたので、本当に一瞬だけ写っています。しかし、その一瞬でもしっかりとした存在感を出しています。

Angie Stone

アンジー・ストーンはノースカロライナ州コロンビア出身のアーティストになります。彼女のスタイルは以前に紹介したアンソニー・ハミルトンのようなクラシカルなソウルやR&Bです。しっとりとした伸びやかな歌声は聴いていて気持ちがいいです。

彼女はネオ・ソウルの先駆者の1人のディアンジェロのBrawn sugarとVoodooで楽曲提供をしており、彼にとってアンジー・ストーンという存在は師に近いものになります。そして、ディアンジェロの地盤を作るのに貢献した彼女もまた、ネオ・ソウルの先駆者なんではないでしょうか。

R&Bはソウルフルに

R&Bはそのノリやすさとシンガーの声の魅力が何よりも際立つジャンルだと思っています。しかし、これはソウルというジャンルがあってこそのものだと思います。ソウルはその言語の通り魂が重要になってきます。何よりも熱く、何よりも官能的で、何よりも切なく、というものがアウトプットされればされているほど光るジャンルです。その意思を引き継いでこそ良質なR&Bなのではないかと思っています。


【筆者紹介】

土田 航(つちだ こう)
京都でベース講師をやっております。
Youtubeにて弾いてみた動画やレッスン動画掲載中
レッスン生募集中!申し込みはSNSのDMまたはホームページでお願いします!初回レッスン無料!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?