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青い隣の芝と、自分の子供のあいだ
昔からの知り合いで、国立小学校に子供を通わせている人の話を色々と聞きました。毎日、朝5時起きでランニングして、親子でキャッチボールしているそうです。なぜやっているのかと聞かれると、子供が運動が好きだからだそうです。
抽選があるとは言え、やはり国立小学校の生徒はめちゃくちゃ優秀なんですね。知り合いの子供が優秀なのももちろん、ご学友の無双エピソードも凄まじいものがありました。
「ゆとり教育」は今では失敗という総括になったと理解していますが、国立小学校で試験導入された際は大成功だったそうです。
教育学者は、日本トップクラスの上澄みの上澄みで実証試験をやって、それが日本全国へ拡張性があると思ってたんでしょうか。
最近も麹町中学校の校長が色々と教育論について語っておりファンも多いそうです。いますが、皇居に最も近い立地の公立学校で成功した事例に、決して汎用性はないとおもうのですが・・・。教育学は難しいですね。
スイング幼児教室が出したこの本を読みました。麹町中学校の元校長先生のインタビューも載っています。
ヨコ(他の受講生)との比較ではなく、タテ(過去の子供からの成長)を評価しようという記載がありました。
正論だとは思いますが、小学校受験は競争試験であり、他の子供よりも優秀でないと通過できないというジレンマがあります。
お受験に関わるパパ、ママの悩みは結局は他の子供との比較で生じるもので、そこまで悟りの境地に達することができるのは現実的ではないとは思いました。
幼児教室には明らかに授業に適正がない子供も多く、そういった子供の親の表情を見ていると辛いものがあります。
ヨコとの比較ではなく、タテの比較で子供を評価しましょうと、幼児教室の先生がそういうことも言っても欺瞞にしか感じないというのが本音ですね。
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