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正確性至上主義

# この記事はタイパー Advent Calendar 2023の9日の記事です。
8日はkouyさんの「新下駄配列でタイプウェル国語XAを出すためにやったこと:前編」が公開されています
10日はorihさんの「タイピングクイズを作ってみた」が公開されています


はじめに

初めまして。TK Lab. ラボ長のTK ( @TK_Lab_ ) です
2023年の6月に、ふと
「そうだ、高速タイピングをしよう。・・・ノーミスで」
と思い立ち、約半年間ほど練習をしてきたので、
正確性を重視した高速タイピングについて、
だらだらと書いていこうと思います

参考までに私がよく打つタイピングゲームの記録を記載します
すべてノーミスの記録です
 ・e-typing
   短文:440pt (秋の言葉)
   長文:466pt (秋の長文)
 ・タイプウェル国語R 基本常用語:XI
 ・寿司打 一発勝負
   お手軽:9,260円
   お勧め:13,980円
   高級 :22,220円
 ・Typing (is) Nonsense:117.892秒

注意
 この記事は、下記のような方を想定読者としています。
  1. 既にタッチタイピングを習得している方
  2. 速度よりも正確性を大事にしたい方
  3. 高速タイピングの技術について基礎知識がある方
    用語の意味がわからん!というかたは、
    ぜひ『タイピングProfessionals』を読みましょう

なぜタイピングをするのか

ずばり
「楽しいから」
ですね

「タイピングが速くなると仕事に役立つよね」とか
そういう"いかにも"な理由がゼロとは言わないですが、
正直、200~300kpm程度で打てれば、仕事じゃ困らないんですよね
ライターさんとかは別かもしれませんが、
平凡なサラリーマンプログラマー程度なら、
400~500kpmですら割とオーバースペック気味ですし、
ましてや600kpm~なんて、リアルでは見たことないです
第一、直接入力より、コピペとか入力補完機能とか使いこなしたほうが、
どう考えても速いし正確ですからね

それはそれとして、1000kpmとかは出してみたいですよね
絶対に楽しいでしょうからね

なぜ正確性にこだわるのか

「正確性こそが速さの元」
だと考えているからです

ミスそのものがタイムロスになるというよりは、
ミスをするということは、何かしらミスの原因があるはずで、
例えば、キーの位置があやふや、ローマ字のスペリングがあやふや、打鍵動作の反復練習不足、焦ってしまって判断能力が落ちている、etc…
それらの「ミスの原因」は、たとえミスにつながらなかったとしても、
それ自体がタイピングの遅さの原因になるでしょう
キーの位置やローマ字のスペリングがあやふやだと、それらを思い出すのに時間がかかりますし、反復練習が不足していれば素早い打鍵動作はできないでしょうし、焦ってしまっているなら、まず落ち着くべきです
そのため、「遅さの原因」≒「ミスの原因」を減らしていくために、
正確性を最優先とし、常にノーミスで打つことを心がけています

さて、前置きが長くなりましたが、そろそろ本題の、正確性を上げる方法について書いていきます

正確性を上げる、たった一つの冴えたやり方

まず、ノーミスで打つと心に決めます
次に、ノーミスで打ちます
これで、ノーミスで打てました
ね、簡単でしょう?

すみません、冗談です
では改めて、

ノーミスで打つと心に決めます

これです
この決意こそが、指に正確性を宿すのです

ミスをしたら指を止める

正確性を上げる、つまりミスを減らすには、自分がどういったミスをしているのかを認識することが大事です
タイピングゲームをプレイしていて、
ミスをしたら、
「あ、今ミスをした」(ミスの自覚)
「〇〇が✖✖になってしまった」(事象の認識)
「原因は△△かな?」(原因究明)
「じゃあ□□を心がけてみるか」(対策)
と、一つ一つ分析して、対策を積み重ねていくことで、
少しずつミスが減っていきます

これを実行するには、
"ミスをしたら指を止めて、今、何がどうなってミスをしたか反芻する"
ということをする必要があります
後から振り返ったのでは、正しく事象の認識をするの結構難しいです

しかし、ここで一つ問題が出てきます
"プレイ中に指を止めたら、そのプレイで(まともな)リザルトが出なくなる"
という問題です

プレイ中に「あ~今〇〇が✖✖で△△だから□□だな」などとやっていたら、
1回につき数秒とられるので、打ち切ったとしてもまともなリザルトになりません
ですので、多少ミスしたぐらいでは、指を止めたくないでしょう
止まらずに最後まで打ち切って、リザルトを出したいですよね

しかし、"ノーミスで打つと心に決め"ていれば、ミスをした瞬間に、
「ノーミスでなくなったのだから、もはやこのプレイを打ち切ってリザルトを出すことに意味はない」と、惜しげなく指を止めることができます。
そして、じっくりミスを反芻し、原因を探り、対策を考えます。
ミスをするごとにこれができれば、必ず正確性は上がっていきます。
次、ノーミスで打ち切ればいいのです

ここまでをまとめると、
 1. ノーミスで打つと心に決めることで
 2. ミスをするごとに指を止められるようになり
 3. ミスを反芻、対策できるようになり
 4. 正確性が向上する
ということになります。

つまりは
 正解性が向上すると、ノーミスで打てるようになる ← 間違い!
 ノーミスを心がけることが、正確性の向上に繋がる ← 正しい!
ということですね

予知能力を身につける

"ミスをしたら指を止めて、ミスを反芻する"
これは、もう一ついいことがあります
それは、「予知能力が身につく」です

"ミスをしたら指を止めて、ミスを反芻する"
を徹底していると、
次第に、ミスをする瞬間に、
「あ、この感覚は、今からミスをしそう」カタッ!ブッ!
「ほらね」
という気づきを得られるようになってきます。
これが 予知能力者への第一歩です。

さらにレベルが上がると、
「あ、この感覚は、今からミスをしそう、止まるか」ピタッ
「・・・よし行ける」カタカタカタ
ができるようになってきます
「気づき」+「ブレーキ」
この二つが合わされば、立派な予知能力者です
予知されたミスは、ミスではなくなります

これを極めた先には、
「あ、この感覚は、今からミスをしーそーうーよし行ける」カタカタカタ
と、打ち続けることができるようになっていきます
ブレーキングを、完全停止ではなく、思考の余裕を得る程度の減速に抑えることで、止まらずに打ち続けることができるようになります
予知能力者の完成形です

今の私は、予知能力が発動することはあるし、
ブレーキングもできなくはない、けど成功率がそこまで高いわけじゃない、
といったレベルなので、いつか完成形にたどり着けるように、
日々レベルを上げていきたいですね

正確性を向上させるための心がけ

ここまで、正確性を向上させることついて、わりとふわっと書いてきたので
ここからは、もう少し具体的な、私が心掛けていることや練習方法についてを書いていこうかと思います。

初速は気にしない

正確性を高めるには焦りは禁物ですが、初速を気にしてしまうと、
どうしても焦りが出てきてしまい、よろしくないです
また、初速の影響は、RKPMが高くなってくるほど顕著になってきます
逆を言えば、RKPMが低いうちは、初速を気にするよりもRKPMを上げることに集中したほうが良いです
私のRKPMは平均500程度ですので、これぐらいなら初速を気にするよりも、
RKPM600台を目指すことに集中したほうがよいと考えています 

アルペジオを焦らない

みんな大好きアルペジオ打鍵
高速タイピング技術の初歩にして奥義
この技術の何がすごいかって、取り入れるのがあんまり難しくないこと
「そうやって打つのありなんだ」という気づきを得られれば、
すぐにでもやれるし、そして効果は絶大

なのですが、調子に乗っていると、「完全に」同時押ししてしまって、
順番が入れ替わりミスタイプしてしまうリスクがあります

アルペジオ打鍵は、原理的に、やりさえすれば相当速く打てるようになるので、加速する意識よりも、正確な打順で打つことに意識を割くことのほうが大事だと思っています
「最速でなくとも十分に速い」ということを心に刻み、焦らず丁寧に打つイメージですね

無理にチャンクを作らない

打ちやすく、頻度が多いワードは、自然とチャンクが形成されていきます
自然形成されたチャンクは、速く、かつ正確性も高いでしょう
問題は、練習して形成したチャンクです
速度向上のために、チャンクを増やそう、チャンクを長くしよう、と、
練習して形成したチャンクは、
そもそも、意図的に形成する必要があったという時点で、
打ちにくいか、頻度が少ないかのどちらかです
打ちにくいチャンクは、結局ミスしやすいし、
頻度が少ないチャンクは、一度習得したつもりでも、
いつのまにか打てなくなっていたりします
さらに始末の悪いことに、
「あ、練習したチャンクだ!よ~し、速く打つぞ!」
という意識が生まれ、焦ってミスしやすくなる、というおまけつきです

もちろん、チャンクはあればあるだけいいのですが、
無理に増やそうとすることにはリスクがある、ということですね

逆にいうと、最速を求めてチャンクを増やすなら、絶対にミスしないレベルまで猛練習すればいい、ということでもあります
速度をとるのか、正確性をとるのか、はたまた練習量にものを言わせるのか
ご自身のタイピングのスタイルに合わせて、よく考えてみましょう

(意識的な)先読みをしない

意識的に先読みをすると、「今打っている文字列」と「読んでいる文字列」の2つの文字列バッファが脳内に存在することになります
この二つの文字列バッファが混乱することにより、先読みした側の文字列バッファを打ってしまう、というミスの原因となりえます
そのため、意識は常に「今打つべき文字列」に置いておきます
意識的な先読みをしなかったとしても、周辺視野で無意識に先の文字列はとらえているはずなので、先読みはその程度に抑えておくということですね

「読み」では内読せず、「打ち」で内読する

私はお題を漢字かな交じり文で読んでいますが、内読はしていません
「無駄な処理である内読を排除するためにローマ字読みをしよう」
というのが、タイピング界隈では結構言われているかと思いますが、
個人的な感想としては、内読排除した漢字かな交じり文読みが、
読みとしては一番速いと考えています
漢字かな交じり文の内読排除は、速読の練習方法などで調べていただければ、いろいろとと出てくると思います

ただし、内読せずにそのままタイピングをすると、指が読みを追い越してしまった際に、指が暴走して、まだ読めていない部分を勝手に打ちだしてしまうことがあります
おそらく、まだ読めていないけれど周辺視野でとらえている部分を、読めていると脳が錯覚するのでしょうね
内読していないと、読めているのか、見えているだけなのかが曖昧になりがちです
で、当然まともに読めていないので、まともな打鍵にはなりません

そこで、対策として打ちながら内読を行います
 認識→組み立て→運動
         ↳内読
こんなイメージで、運動と内読は常に同期をとります
認識した文字を内読するのではなく、認識→組み立ての結果、
今から打鍵される文字列を、脳内で音にするイメージです
見えているだけの文字列は内読できないので、この「打ち」の内読は、
指の暴走を防ぐためのブレーキとして機能します

「せっかく内読を排除して読んでいるのに、わざわざ内読するの?」
と思う方もいらっしゃるでしょう
「読み」の内読は、初速の邪魔になるかもしれませんが、
「打ち」の内読は、タイミング的に初速の邪魔はせず、
RKPMの邪魔になることもありません

脳内で歌を歌ってみてください、できますよね
つまり、歌を歌うぐらいの速度で内読はできるはずです
歌詞タイピングをやっている方はわかると思いますが
歌うスピードって、タイピングに対して十分に速いので、
これがRKPMの邪魔になることはそうそうありません

また、「打ち」で内読していると、ミスをして反芻するときに、
まさにミスしたとおりの文字列が音として頭に残っていることがあります 
組み立てでミスをしているわけですね
で、この時にどのするのかというと、正確に内読することを意識しましょう
正確に内読しようとする意識が、自然と正確な組み立てに繋がります

「速く打つ」と「ゆっくり打つ」を融合させる

さて、みなさん
「正確性を意識してゆっくり打とう」と思ったこと、ありますよね
・・・ありますよね?
では、「ゆっくり打つ」ってどうしたらいいのでしょうか
真っ先に思いつくのは、「全体的にスローモーションにする」
みたいな打ち方だと思います
で、これがあまりよろしくないと思っています
なぜかというと、普段のタイピングとは別物になってしまうからです
 「普段と違う打ち方をしたら正確に打てました」
 「打ち方を普段通りに戻したら普段通りにミスしました」
これじゃ意味がないですよね

私がよくやる「ゆっくり打つ」練習の一つは、
お題が単語区切りのタイプウェルを使って
 1. 1単語を普段通り高速タイピング
 2. 3秒止まる
 3. 次の1単語を普段通り高速タイピング
 4. 3秒止まる
 5. 以下繰り返し
こうすることで、全体としてはゆっくりになりますが、
局所的にみれば、普段通りの高速タイピングになっています
これが「速く打つ」と「ゆっくり打つ」との融合です
長い単語や打ちづらい箇所がある単語は、さらに分割してもいいでしょう

で、慣れてきたら”間”の時間を、3秒→2秒→1秒→・・・と、
だんだん短くしていきます
慣れてきたら、の目安ですが、止まっているときに
「この待ち時間、絶対無駄だな」と思い始めたら、
じゃあ次は少し減らしてみよう、といった感じでしょうか
「3秒とか打つまでもなく無駄だとわかるから、最初から1秒ぐらいで」
とかはせずに、最初は長めにとってみてください
これは、次の節につながる話なので、
詳しくはそちらをお読みいただければと思います。

次に、慣れてきたら、どこまで”間”の時間を減らしていくか、ですが
ずばり、「無限小」まで減らします
0ではない、しかし限りなく0に近い、それが無限小
”間”を開ける意識で、かつ、”間”の時間を無限小時間まで減らせれば、
ゆっくり打っている意識なのに、実態は高速タイピングになっています

「”間”の時間を無限小って、止まらずに打つのと何が違うんだ?」
と、思われるんじゃないかなと思いますが、まったく違います
天と地ほど違います

みなさん、「ジェンガ」ってやったことありますか?ありますよね?
「するする動くブロック」と「びくともしないブロック」がありますよね?
それぐらい違います
たとえ目に見えない、感じられないぐらいの隙間だったとしても、
「ある」か「ない」かではそれぐらい変わってきます

止まらずに打つ場合、単語と単語が「びくともしないブロック」と同じぐらいギチギチに隙間が詰まっています
そこに無限小の”間”が挟まると、単語と単語の間に
「するする動くブロック」の周囲にあるぐらいの隙間が生まれます
この「するする動く」だけの隙間、余裕を挟む
これが正確性を高める極意です

短文や長文でも同じで、自分なりに区切りポイントを作って、
各区切りごとには普段通り高速タイピングするようにすれば同じことができます
区切り方はいろいろとあると思います
単語、文、文節、音節、チャンク、アルペジオ、かな一文字、1打鍵、etc…
この辺はいろいろと試してみて、自分に合った最適な区切り方を見つけていきましょう。

正しく打った感覚を覚える

さて、「ゆっくり打つ」練習にはもう一つメリットがあります
「正しく打った後、正しく打てた感覚を反芻する」
これができるようになります

私は学生時代テニス部だったのですが、例えばサーブ練習をしていて、
ちょっといい球が打てたとき、
「今の感覚覚えておけよ」
とよくアドバイスされていました
で、これがとっても大事なんですよ
上手いプレイができたとき、その感覚を反芻して覚える
そして、上手くいったときの感覚を思い出しながら、次のプレイをする
この繰り返しで、上手いプレイがだんだんと体に染みついていきます

これはタイピングでも同じだろうと思うんですが、
タイピングゲームをプレイしていると、上手く打てたら、
すぐ次のお題を打ち始めちゃいがちになるんですよね
ミスしたら止まるのが大事、というのは上で書いた通りなんですが、
実は、むしろ上手く打てたときこそ、その時の感覚を一度止まって反芻することが大事なんじゃないかと思っています
ただし、さすがにこれは毎度毎度やってはいられないですよね
上手く打ててるときは、さすがにそのまま打ち切りたいです
じゃあどうやって、「上手く打てたら止まる」を機会を作るかな・・・
と、考えたときに、「ゆっくり打つ」練習の時に、
間の時間を長めにとれば一緒にできるじゃん!
と、なるわけです

タイピングの「練習」をしましょう

ところでみなさん、タイピングの練習、してますか?
「練習」ですよ
「本番」でも、「練習試合」でもなく

例えば実用タイピングは、まごうことなき「本番」だと思います
タイピングの大会に出場したり、Weather Typing で対戦したりするのも、
もちろん「本番」でしょう
で、タイプウェルやe-typing、寿司打などを普通にプレイしたりするのも、
「本番」少なくとも「練習試合」的な位置づけだと考えています

じゃあ、「練習」ってなんぞやという話ですが、厳密な定義があるものでもないので、私がよく「練習」のつもりでやっているものをいくつかあげたいと思います

タイプウェルを単語区切りで打つ

これは上述したやつですね

タイプウェルの苦手語句練習

苦手な単語を集中的に対策できる、いい練習だと思います
最初は打ちづらくても、毎日打っていると、少しづつ指になじんできます
練習量次第では、チャンクが形成されることもあるでしょう
注意点としては、ホームポジションを崩さないことと、
ゲシュタイピング崩壊が発生しやすいので、その時は休みましょう

e-typing 長文を1キーずつ打つ

同時に2キー以上に荷重をかけない、という縛りで長文を打ちます
高速タイピングに慣れると、複数キーのまとめ打ちをするのが
もはやデフォルトになっていると思いますが、今一度、「正しい打順」を
指に思い出させる、染み込ませる目的の練習です
もちろん、1キーずつ打つというだけで、高速に打ちます
すべて同指連続のつもりで打つようなイメージですね
私の場合は、250~300kpmぐらいになります

2文字タイピングを高速に打つ

正確性ばかりを意識してタイピングしていると、
速さを求めることがおろそかになりがちです
ですが、「局所的な速さ」は、むしろ正確性の神髄とも言えます
正確な動作が身についているからこそ、速く打てるわけです
なので、短いお題を高速で打つ練習はかかせません
マイタイピングで「2文字」で検索すると色々出てきます
e-typing にも2文字単語のメニューがありますね
e-typing plus を導入している方ならRKPMが出せますが、
2文字単語なら、1000RKPMは頑張れば出せるので目指してみてください
物足りなくなってきたら、3文字タイピング、4文字タイピングに挑戦してもいいでしょう

Typing (is) Nonsense を2キーずつ打つ

これも2文字タイピングに近い練習ですが、
Typing (is) Nonsense で、2キーを高速に打ち、
一拍おいて、さらに2キーを高速に打つ、ということをします
あらゆるキーは、ホームポジションから打つだけでなく、あるキーを打った直後の状態から打つことがあります
同様に、あるキーを打った直後にあらゆるキーを打つ可能性があります
通常の文章を打っていると、どうしても発生頻度の少ない並びというのがあり、それがたまに出てくると、遅くなったり、ミスに繋がったりします
そういった苦手な並びをなくすのに、Typing (is) Nonsense は最適です
慣れてきたら、3キーずつ、4キーずつなどとしてみてもいいでしょう

OzawaKenのKAWARA

既にタッチタイピングを習得されている皆さん
1キー1キーの位置を復習するような練習、してますか?
正直、今更って感じもしますが、ここを疎かにしないようにしています
もちろん、1秒もあればキーの位置はわかります。いや、0.5秒も要りません
Typing (is) Nonsense を120~130秒台でノーミスで打ち切るのは、
もはや苦にならないですので
ですが、高速タイピングでは0.1秒とかで反応することが求められるわけです
急ぎ過ぎたときに出るミスは、キーの位置を「要求時間」まで加味すると、
実はまだ覚えられてない、という要因も大きいのではないかと考えています
「要求時間」はタイピングが速くなれば、どんどん短くなっていきますしね
そこでおすすめが、OzawaKenのKAWARAです
1キーごとに演出のアニメーションが入るので、自然と間がとれ、
じっくりと1キー1キーに集中して練習ができます

おわりに

この記事を書くにあたって、意識してやっているつもりだったけれど、実はぜんぜんできていなかったことや、特に意識していないけれど、やっていることの存在に気づいたりと、自分のタイピングを一から見つめなおすいい機会となりました

高速タイピングの練習をやりだしてからの期間はせいぜい半年程度の、思い付きに過ぎない記事ですので、得られるものがどの程度あるかわかりませんが、ここまでお読みくださった皆さんの、素敵なタイピングライフの一助になれれば幸いです

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