禁欲について

白状すると、私は今夜一睡もしてない。

そんな状態で文章を書くと碌なことにならない。

それを承知で書く。

思考力が極限まで低下し、ぐちゃぐちゃになった頭で考える。

世の女達、あれはなんだ?

当たり前のように恋人がいて、そして当然だがいろんな事をやっているわけだ。

私といえば、出来るだけそう言った邪な欲を排除し禁欲に努めてるのだが..

そんなのバカみたいじゃないか!!

よっぽど、よっぽど私の方が清純。

禁欲とは俗に言う「オナ禁」の事であり私はそれを金科玉条ならぬ、
金玉科条として堅く守り抜いてきた。

にもかかわらず、世の女達は欲を禁ずるどころか男根の弾痕!

男根による弾痕が無数に残されてるではないか。

本日二度目の白状であるが、実を言うと今回はこのダジャレを言いたかっただけ…!

男根と弾痕が急に結びついた為、判断力が鈍り切った頭で書くことを決断したのだ。

それと金玉科条、これは前々から思いついていて何処かで発散したいと考えていた。

禁欲についてなんて仰々しいタイトルを付けたが、結局のところこの駄文を書きたいが為に付けただけ…!

ただ一つ分かって欲しいのは、私がオナ禁をしている事は紛れもない事実である。

だからこそ感じる違和感、不条理!

一般的に女性の方が男よりも清廉潔白、純真無垢、天衣無縫なイメージである。

だがそうであろうか?

20代男性のデート未経験が39.8%
20代女性のデート未経験が25.1%

つまりはそう言う事だ。

否、これは重大な、国家の存続にも関わり得る程重大な問題である。

言うまでもなく、性行為をしないと言う事は子供が生まれないと言う事。

子供が生まれないと言う事は少子高齢化が進むと言う事。

少子高齢化が進むと言う事は、国家が衰退していくと言う事だ!!

少子高齢化に対する改善策は最早ないと言えよう。

大学の文化人類学の教授はこう言っていた。

「今からここにいる女生徒は今すぐ大学を辞めて子供を作り始めてください。そして一人当たり7、8人子供を産んでください。」

もちろんこれは少子化を本気で止めようとした時の話。

だがここまでやっても尚止まることはないそうだ。

(どんどん社会派な文章になってきたぞ…)

今から書くのはあくまでも当事者の一意見である。

現代の男達にとって結婚とはハードルが高い。

そのハードルは天高く聳える摩天楼のように高い。

摩天楼は階層に分かれている。

学歴の階層、顔面の階層、身長の階層、性格の階層、

そして雲を突き破って存在する年収の階層である。

これは結婚に限っての話。

恋愛になると話は変わってくる。

いや、あるいは変わらないかもしれない…

つもりは階層、ヒエラルキー。

確かに存在するヒエラルキー制度の弊害。

一軍二軍、そして続く無間地獄…!

一度あぶれたものは抜け出せない…!

一向に垂れてこない、蜘蛛の糸…..!

これが学生社会での地獄、恋愛地獄。

仮にヒエラルキーから脱却したとしよう。

覆われる、黒い影…!

思い出しただろうか、そこには摩天楼。

そして抱く、諦念…!

福本伸行の文体で説明したので、カイジのナレーションで読み上げるとしっくりくると思われる。

こういう構造なのだ。

今回は比喩的に表現したが、現実はもっと残酷。

あるいは地獄よりも、遥かに。

我々は篩(ふるい)にかけられる。

おそらくそれは中学生くらいの段階から。

どれだけの男が、この呪いに苦しんできただろうか?

自信がある男がモテる?

バカ言っちゃいけねえ。

ずっと競争させられてきたんだ。

そして負けた者は自尊心を打ち砕かれる。

いい成績を取りなさい。偏差値の高い学校に入りなさい。
クラスでは人気者でいなさい。
個性的でありなさい。でも輪を乱しちゃいけません。
協調性を持ちなさい。
運動神経抜群で体育祭では活躍しなさい。
高身長で、イケメンで、爽やかでありなさい。
学校を卒業したら大企業に就職しなさい。
仕事だけじゃ駄目です、趣味を持ちなさい。
プライベートを充実させた上で収入も上げなさい。
女の子には優しく、男がエスコートしなさい。
つまらない男では駄目です。頼りない男では駄目です。
人望があり、自信に満ち溢れていないと駄目です。

これら全て呪いである。

欠点は肯定されず、人格は認められず、だが長所は誰にも気づかれない。

やがて辿り着く、女性嫌悪。

ミソジニストという名の畜群…!

果ては冷笑。

コスパが悪いと言い、合理主義への逃避。

本当は分かってる、合理性だけが人生じゃないと。

だが主張せざるを得ない。

主張しなければやられる、嫉妬に..!

蝕まれる前に防衛、理論武装、、、

これがリアル、少なくとも私から見えてるリアルだ。

決して寝ぼけた浪人生の世迷い言ではない。

世迷い言で、あって欲しいものだ…

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