黯然銷魂

私は現在文字通り、一切の望みが絶たれた状態にある。

絶望的な状況などと言う使い方をするが、絶望の先にさえ希望を見出せない。

そんな今は絶望的絶望と呼ぶに相応しいだろう。

人は絶望しても希望があれば立ち上がれる。

例えば恋人に振られれば新しい恋人を見つければいい。

例えば失業すれば、新しい仕事を見つければいい。

次がある。

次…次とは何だ?

約3年前、今とは違うブログにて暗中模索という記事を書いた。

ああ、私は未だ暗中にて探し続けている。

希望の所在、私が知りたいのはそれだけであり、もはやそれ以外はどうでもいい。

ただ立ち上がる理由が欲しいのだ。

白紙のような日々が過ぎていく。

蒼白な面に浮かべた笑みは、どこか歪んでいる。

明日への祈りは、塞がれた空に埋没していくのみだ。

怒りでも悲しみでも虚しさでもない。

俗世を離れたいと願うが、超俗にもなれぬ。

執行を待つ死刑囚のように、悪夢のような朝を迎えるのだ。

徒に書き連ねるが、これではネットに跳梁跋扈するメンヘラかまってちゃんと何も変わらぬではないか。

呻吟を時代のせいにするのは言い訳だろうか?

失意は弱さの為だろうか?

だがこのままでは終わらせない。

詭弁だろうと構わない。

錦の御旗を掲げるんだ。

そういえば高校の学級目標が「雲外蒼天」だった。

雲外蒼天、いい言葉だ。

信じてみるか。

曇天はいずれ晴れる。

そして曙光が、見えるだろう。

最後に一言私に、そして皆に。

All in good time


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