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実践的アプローチ 首の寝違え編

久しぶりの更新となりました。先週は首の寝違えの方が立て続けに3人みえまして、久しぶりに効果的だった臨床的なアプローチ方法をお話しようと思います。

ちなみに今回の3人は全員同じような痛みの出方だったので3人とも同じアプローチを試みましたが、3人とも翌日には痛みがほとんどなくなり、日常生活で困らないような回復をしてくれてかなり感謝されたアプローチ方法です。( 改善率100%とか言っちゃうとほらね…笑 しかもここ最近の3人だし…笑 ) 

0.こんな人はこの記事をみるとヒントになるかも

○寝違えの症状に電療しかアプローチしたことがない人

○今までの施術であまり改善がみられず、モヤモヤして患者さんを帰したことがある人

参考までに知っておきたい


くれぐれも言っておきますが、今回の方たちにはバッチリハマった方法ですので、盲目的にこれをすればいいんだとならずにひとつの参考にしてもらえたらと思いますし、私自身がこんな患者がきたらまずここを見ていきますよっていう参考記事になっておりますのでこれが全てではないと強く言っておきます。

ちなみにチェックポイントやアプローチ方法に関しては有料記事になっておりますので、無料の情報が欲しい方に関しては今回はすみません。リアルで会った時になんか奢ってくれたらおしゃべりしちゃうと思いますのであしからず。

1.症状はこんな感じ

○朝起きた瞬間から痛みがあり起き上がるのも一苦労

○右の首から肩にかけての痛みで右が向けない(5°くらいしか動かない)

○3人のうちの1人は吐き気も強くて昼間で寝たまま動けなかった

○安静時痛はなし、ただ、少しでも動くと強い痛みが走る

2.まずは患部の確認

基本的な痛みの場所や炎症の有無、各種検査など

臨床経験上、起床時の痛みで安静時痛がない場合は炎症反応は出ていないことが多いです。

ということは何かしらの要因が複合し、筋肉が過緊張を起こし、可動域に制限をかけ、運動時に著明な疼痛を起こしている可能性が高いので、まずは患部周辺の筋をチェックしていきましょう。

※炎症があれば消炎処置などもしてあげると吉かと。そこは考えにお任せします。

基本的には私の場合、初回の処置は検査も施術も座位で行っていきます。

理由としては、寝かして施術して筋緊張が緩んでも起き上がるときに重力に反する力が働いた時に痛みが出る可能性が高いから。

座位で痛みが減り、可動範囲が上がることで『良くなっている』という事実を認識させてあげることが大切かと思います。

このあたりに関しては、勉強中なので割愛します。

結果的に胸鎖乳突筋、上部僧帽筋、肩甲挙筋などがバンバンに緊張している事が多く、左右の肩甲骨の高さや大・小胸筋の短縮もチェックです。

この辺りは最低限のチェックポイントですね。
しかし、経験上いきなりここを緩めようとしても上手くいかない事が多いので少し離れた所からアプローチしていきます。
主訴も触ってあげる事は大切です!
私はタイミングをみてあえて主訴に超音波をかける事もしたりします。

次にその他に私が良くチェックしているポイントを8個お伝えしていきます。

ここから先は有料記事となりますので、興味のある方だけお進みください。

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