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002_答えるべき問〜普遍の知識編#2〜

こんにちは、Tktonです。前回より日が空いてしまいました。。。たまたま忙しかったわけですが、前回投稿(普遍の知識編#1)で取り上げた内容のおかげで、生産性は雲泥の差でした。こういうのは思考パターンというか癖がかなり影響するので、今のうちに意識付したいところです。皆さんも是非!

さて、今回の内容は前回と関連します。前回の山口周さんの本で知的生産における全体感は掴めました。実践して私が難しいなと思った点は2つ。

1つ目は、期待値すり合わせ。質問が曖昧だと相手もはっきり答えてくれず、ふわっとした感じになってしまいます。

2つ目は「答えるべき問」の設定。

分かったら苦労せんわ!どうしようか。。。

と最もハマる場所だと思います。正直、ここをいかに人と違う観点で、かつ物事の本質を突いたものに出来るかで、成果物の質がかなり変わるはず。でも、それが難しいんですよね。。。

ということで、今回は、「答えるべき問をどう設定するのか?」について、UP DATEしていきます!サイエンス、コンサル、経営と幅広い分野で活躍されている安宅和人さんの下記の本より学ばせて頂きます。

本書の全体としてのエッセンスは前回内容(#1)と同一です。無事、普遍性高い内容に触れられてそうです。”問”に関して、本書で特に重要だと感じた点は下記の2点。

・答えるべき問(イシュー)の条件は「本質的な選択肢であること(先の方向性に変化を与える)」、「深い仮説がある」、「答えを出せること
・イシュー特定のための情報収集のコツは、「一次情報を優先する」、「基本情報をスキャンする」、「集めすぎない・知りすぎない

1つ目について。深い仮説とは、常識を覆す概念であること、または、新しい構造で説明することを意味します。構造の捉え方のポイントは、共通性・関係性・グルーピング・ルールにあり、いずれかの新規性を言えれば、その価値は高いのです。
答えを出せるというのは、現存する手法もしくはその工夫で問に見合う回答を得られることを意味します。"気になる問題" ”面白そうな問題”は必ずしも良いイシューではありません。(現状では頑張っても答えが出ないから)

2つ目について。情報は加工されていないものの価値が高いし、自身がミスリードされません。そして、知りすぎない。ある一定程度までは知ることは自分で考えること(知恵)に貢献しますが、知りすぎるとそれに囚われすぎて考えなくなるということが起きるようです。

安宅さんは本書の中で、問の質を無視して解の質をあげるために大量の仕事量でカバーするような働き方を”犬の道”と読んでいます。言い換えれば”時代遅れ”ですね。みんなで脱”犬の道”して、生産性の高い人になっていきましょう!うーん、今回もいい本に出会えた。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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