2029② 前半戦を終えて

どうもこんにちは。Hotoppeです。

早くも2029年の前半戦(現時点でオールスター終了+1週間の89試合を消化)が終わりました。
チームは56勝31敗2分、勝率.643で首位を走っています。
背後2.5ゲーム差に葉城が控えているのが不気味ではありますが、ここまでは比較的順調に来ていると言えるでしょう。

ということで前半戦を振り返ってみたいと思います。

投手編

チーム防御率3.89、失点数372、61ホールド、28セーブは全てリーグで最も優秀な成績となっています。先発防御率3.99はリーグ2位なのに対しリリーフ防御率3.68はリーグ4位となっており、ここまでは先発陣の奮闘が目立っています。

先発

戦力分析で書いた通り、チームで最もイニングを食っているのは菅原(101回4.01)、小笠原(93回3.58)、橋本(86.2回3.63)の3人となっています。基本的に中6ローテを回しているせいで個人のイニング数は伸びてはいませんが、先発の平均投球回数は菅原が6.3回、小笠原が6.2回、橋本が6.7回と優秀な数字を残しています。
その後に続くのが安井(71回3.04)と島田(65.2回4.52)の2人。2人の後は久田(36.2回3.19)と大きく差が開いており、この5人が主にローテを回しています。ただ最近の久田は安定したピッチングを見せており、序列も上がってきていることでしょう。

リリーフ

抑えの芦沢が23セーブを挙げつつも防御率は3.90と苦しみ、昨年は代役で抑えを務めた斎藤は27試合に登板して6.29とそれ以上に難しい内容となっています。それでも、庄司透琉(26試合2.82)、昨年ブレイクの明石(28試合2.70)が勝ちパを担い、また能力が難しいと思われていた高谷(27試合3.03)と小鹿(29試合2.08)(2人とも総合900未満、例として先発の所で出てきた6人や芦沢、斎藤は全員1000以上、庄司と明石も900代)も便利屋から接戦時を中心に大きく貢献してくれています。
そこに皆川、真下、仲宗根らを加えたメンバーを中心に基本的にブルペンを回す形となっています。

野手陣

投手に負けず劣らずな成績が並んでおり、得点(517)、安打(901)、四球(381)、盗塁(153)、併殺(36)の全てでリーグで最も優秀な成績を残しています。本塁打100本も1位の葉城に25本差を付けられながらも2位ということで、チームの打力には文句の付けようがないでしょう。
DHは桂、ララ、謝花らをスタメンにすることでレギュラーメンバーの疲労軽減のために流動的に回されていますが、捕手を除くそれぞれの7ポジションのレギュラー核の選手たちが皆規定OPS.700を記録しており、捕手でも未完の大器有村がようやく覚醒、打席数はまだ多くないものの彼もOPS.760と好成績を残しています。
それぞれのポジションの最多出場選手は以下の通りです。
C:高橋啓吾(2位有村) .256 2本 1盗塁 .655
1B:杉山結人 .271 7本 8盗塁 .734
2B:須賀史哉 .293 18本 11盗塁 .927
3B:西山颯基 .255 15本 13盗塁 .790
SS:樋口佑征 .305 25本 35盗塁 .998
LF:城悠貴 .277 11本 15盗塁 .802
CF:小暮純也 .289 2本 23盗塁 .768
RF:塩出凌大 .323 5本 28盗塁 .828

二遊間の2人がチームOPSトップ2と打ちまくっており、そして全員が2桁盗塁ペースで走りまくっているパワーとスピードを兼ねた非常に強力な打線となっています。
守備面も、内野守備には不安も残りますが外野は小暮と塩出の2人のおかげで史上屈指の堅さを誇っています。

後半戦への展望

若干疲労や出来すぎの影響が見え始めてきたこともあり、このままのペースで突っ走るのは難しくなってきたかもしれないが懸念点となりそうです。
菅原が防御率4点台に乗ってしまったり、西山がOPS.800を切ってしまったりと不安な要素はありますが、その代わり直近でも前谷蒼馬が好投を見せたり、桂がOPS.745と昨年より成績を向上させたりとアピールする選手もいるのが選手層の厚さを示しています。
柱となるメンバーは固まっている分、より多くの選手でその柱を支えていきたいところです。

一方のPリーグに目を向けると、3年連続で鹿児島を日本シリーズで破り続けた新潟が4位と苦戦しています。しかし3位まで0.5ゲーム差とまだまだCSは狙えそうで、打線の迫力は相変わらずとこちらもどうなるか見物です。

では、また次回お会いしましょう。ありがとうございました。

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