2019:① オフシーズンの動きと戦力分析、シーズン展望

こんにちは、Hotoppeです。

ぺナシュミが楽しすぎてあっという間にゲーム内の時間が経ってしまうのでNote執筆が追いつきません……(リアルの1時間でゲーム内は1ヶ月進んだりします)
実はもうゲーム内では開幕して10試合ほど進んでいるのですが、今回はまだ開幕していない体で2019シーズンのチーム状況と展望についてまとめていきたいと思います。
まだNote初めて間もないので、少しの間は現実との差異などが目立つ故のメタ的発言もあると思います。時間の経過とともに減らしていけるよう頑張ります。

オフシーズンの動き

退団選手(支配下選手のみ、年齢は28年時点)

投手
#41岡崎瑛(37)→引退
#52粟飯原俊(32)→戦力外通告
#54渡辺昌平(24)→戦力外通告
#70アルトゥール・サントス(31)→戦力外通告
#96仁志要人(31)→戦力外通告

捕手
#40向井将汰(31)→戦力外通告→四国
#55近藤遼風(33)→戦力外通告→湘南
内野手
#48宮崎潤(30)→戦力外通告
#59根本瑞希(27)→戦力外通告
#47小山内秀紀(34)→人的補償→ナノワークス
外野手
#9久川恵太(35)→戦力外通告→東北
#29猪股李玖(26)→戦力外通告

入団選手(年齢は29年時点)

投手
#17玉城湊飛(19)左左←ドラフト1位
#41河北尽(25)左左←ドラフト3位
#47井澤史猛(25)右右←ドラフト5位
#48前谷蒼馬(27)左左←戦力外通告←北海道
#52高村怜音(27)左左←戦力外通告←東京
#58中曽根遥輝(28)右右←戦力外通告←ナノワークス
#142熊谷脩介(23)左左←育成ドラフト2位
#143渡部達幸(23)右右←育成ドラフト3位
#144大坂直記(23)左左←育成ドラフト4位
捕手
#29桑島奎吾(23)右右←ドラフト2位
#40木島侑季(19)右右←ドラフト4位
内野手
#54大矢隼士(22)右右←戦力外通告←長崎
#141今田隼喜(23)右右←育成ドラフト1位
外野手
#3塩出凌大(30)左左←FA←ナノワークス
#55中田佐来(24)右右←支配下登録

若返りの方針もあり、功労者が多く退団したオフシーズンとなりました。岡崎は7度の40登板と長年ブルペンを支え、葉城を戦力外となりやってきた粟飯原仁志も、粟飯原は24年から3年連続40登板、仁志も目立ったのは25年のみでしたがその年は39登板で2.34と、同じくブルペンを担う活躍を見せてくれました。サントスは19歳で入団すると、下積みを経て2023年にブレイク、そのまま145回2.42で最優秀防御率まで受賞しました。しかしその後は苦しみ、結局100位イニング到達はその年のみとなってしまいました。

野手では、向井近藤の捕手2人が揃って戦力外となりました。2人とも複数年捕手でチーム最多出場経験のある頼れる存在でしたが、年下捕手の層の厚さから出番を失ってしまいました。
そして何より、主砲として活躍した久川の退団は賛否を呼ぶことになりました。20年に.299 18本とブレイクすると、23年から3年連続で36本、36本、40本と本塁打を量産し、25年には本塁打王と打点王(124打点)の2冠に輝きました。しかし翌年15本、OPS.717と大きく成績を落とし、27年、28年共に2本と早すぎる衰えは顕著となってしまいました。1つ年下の古川と完全にポジションも被っていて、28年は苦しんだとはいえ27年は20本放つなどより直近に成績を残していた分、久川の退団は寂しいですが仕方なかったのかもしれません。幸いなことに東北ウォリアーズが手を差し伸べたことで彼の雄姿はもう1年は見ることが出来そうです。なんとかもう一花咲かせてほしいところです。
もう1つ賛否を呼んだのが、小山内秀紀プロテクト漏れ事件でした。後述の塩出をFAで獲得するにあたり、人的補償として選ばれたのが彼でしたが、27年は規定到達15本、28年も波が激しく後半戦は出場機会を減らすも最後にOPS.700まで上げた彼が放出されることになったのは大きな話題となりました。ただ、年齢や守りたい若手の存在を考えると、どうしてもギリギリ外れることにはなっても仕方ないのかもしれません。

一方の入団選手について。
ドラフトは二年連続で5人、1.3.5位で投手、2.4位で野手を獲得する形となりました。しかも今年は野手が2人とも捕手ということで、指名した5人全員がバッテリーの選手という珍しいドラフトになりました。27年4位の保坂と併せて2年で3人の捕手指名はコンバートが効かない世界において効果的か、疑問は残ります(その指名をしたのも私なので今私は自分で自分を批判しています)。
1人1人見ていくと、まずハズレハズレ1位の玉城はバランスのいいサウスポーですが、少し時間はかかりそうな素材といったところ(2年連続でクジに2回負ける不運。。。)
2位の桑島もバランスの良いタイプですが、正直期待よりもスケールが小さい印象が拭えません。むしろ4位の木島は大卒の桑島より4歳若いですがパワーに魅力があり、現時点の実力でも桑島より上の評価となりそうです。
3位の河北と5位の井澤は即戦力期待の社卒投手ですが、彼らもまたこれといった武器に欠ける印象で、1軍に上がってこれるかには疑問が残ります。

毎年恒例となった戦力外選手の獲得では、投手では前谷高村怜音(以後同性の高村洋介との区別のため高村怜表記)、中曽根の3名を獲得。とくに前谷はなぜこの年齢でこの実力の投手がクビとなったか理解に苦しむほどの選手で、いきなりローテ入りも期待できそうです。高村怜と中曾根も、少なくとも私なら絶対に見切らないレベルの投手ということで、橋本皓太や粟飯原など他球団をクビ→鹿児島で活躍した多くの前例のような活躍に期待できると思います。
また、22歳の三塁手大矢も打力に秀でており、早い段階での1軍デビューも見られるかもしれません。

そして、一番の目玉補強が昨年首位打者・盗塁王の塩出凌大でしょう。毎年のように樋口と打撃タイトルを争ってきた彼が、昨季外野の層の薄さに苦しみつつ3連覇を果たした鹿児島に加わるのはもはや鬼に金棒以上かもしれません。ナノワークスでは主にライトを守ってきましたが、センターを守らせても多分球界一でしょう。昨年以上の更なる打線のスピード強化がどれだけ得点に繋がるのか、今から楽しみです。

戦力分析とシーズン展望

先発

大エース小笠原大樹に加え、昨季頼りになった橋本皓太菅原寿央の3本柱が軸となるでしょう。3人が規定3点台レベルをこなせれば相当強力と言えるはずです。久田漣森谷潤島田宏海安井稔尚前谷蒼馬といった裏ローテメンバーを交えると昨年ほどの惨状は避けられるはずです。湯井玲音はなんとか復活できるか、俺たちは待ってるぞ。

ブルペン

クローザーの芦沢柊と8回の斎藤幸汰は不安定な部分もありつつ実力は折り紙付きです。そこに繋ぐまでは庄司透琉生駒維樹といった30代が多く、少し不安要素が残ります。昨季多く投げた小鹿智輝高谷聡は能力的に少し厳しくなってきそう。先発が本職のアレックス山本隆嗣高村怜音などが配置転換される可能性もあるかもしれません。やはり重要度は劣るとはいえ先発ローテレベルの投手がブルペンにもいないと安心できないので、シーズン中でのバランスのとり方、柔軟な動きがカギになりそうです。

野手陣

1番ショート樋口佑征、2番セカンド須賀史哉、3番ライト塩出凌大、4番レフト城悠貴の並びが軸となることでしょう。問題はそれ以降で、昨年活躍の堀川倫杜の打撃が今年も上々ならば彼が守備について樋口や須賀をDHに回すことになりそうですが、杉山結人雨宮朝燈西山颯基桂義大が揃う一塁や三塁の選手を3人同時にDHでも起用する可能性も高いです。結局は打てる選手を優先的に起用するでしょうし、実際に5番以降に打てる選手が残っているのが強力打線たる所以でしょう。もう1枠の外野ではやはりセンターの小暮純也ララが筆頭候補になりますが、塩出をセンターに回して両翼に古川柚輝石澤碧ら打撃型選手を配置する可能性もあるかもしれません。捕手は去年同様酒井帆天高橋啓吾で回すことが予想されます。有村玖真は捕手&ライトの両睨みとなりそうです。

若手のブレイクもシーズンの醍醐味のひとつです。しかし、昨季までのリーグ最強打線に塩出も加わり、より層の厚さが増したせいで若手が一軍に割って入るのはそう簡単ではありません。その中で今季ブレイクを見せてくれそうな存在といえば、やはり松平太志になるでしょうか。4年目26歳を迎える打撃型外野手の彼ですが、昨季は2群で本塁打・打点の2冠に輝きました。やはり主力が固まっている中で割ける打席は少ないので、何らかの爆発的な活躍は欲しいところですが、首脳陣にも多少の我慢は求められるでしょう。

まとめ

先発と外野という課題ポジションが昨年よりも向上が見込まれ、昨季主力も健在な以上、やはり今年もリーグ優勝に1番近いのは事実でしょう。余計なことをせず、やるべきことをしていけば横綱相撲で勝ち切れるはず。4連覇もそうですが、兎にも角にも3年連続で日本シリーズに出場しながら逃している日本一を何としてでも獲得して欲しいところです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?