海外の音MAD作者が日本語を学んだ経緯

noteでは初めての記事です。

さのと申します!韓国の音MAD作者です。最近はニコニコでもいろいろ投稿しています。これ見てない方は見ていただければ幸いです!


まだ日本語クソ下手だからなんかおかしいことたくさん書けるかもしれないですが、何卒よろしくお願いします。


↑これ見てこの記事書きたくなりました

昔はニコニコで活動する韓国の音MAD作者といえば四角さんしかいないって感じだったんですが、最近は僕も含めてそこそこ活動しているってかんじですね。TBさんや四季さん、フニャゲさんなど。

さっそく本論から言うと、自分が日本語を学び始めたのは音MADに大きな影響を受けたと思います。

■2017
僕が音MAD作者を始めたのは2016年で、その時代はまだ韓国の音MADしか見ていませんでした。ニコニコの音MADも見始めたのは1年たって2017年からだったと覚えています。たぶんクッキー☆MADに興味を持ち始めたのが原因ではないかと。

当時の僕の日本語はひらがなやカタカナしか読めない、しかも読み難い状態でした。アニメやボカロ曲とかの日本語のメディアは見ていたから簡単なレベルの日本語ならなんとなく理解はできましたが、ほとんど理解できなかったというのが正しいですね。

■2018-2019
2018年から2019年は大学の受験のせいで音MAD完全に辞めていたからそのまま2020年まで流れます。

■2020-2021
復帰後一番最初に見たのが「音MAD DREAM MATCH」でしたね。詳しくは覚えていませんが、それ見てから本気でショック受けて本格的にニコニコの音MADを調べ始めた…が、まだ日本語は理解厳しいのままだったから!日本語を学んで僕が好きな音MADを理解したいと思った瞬間です。

そう言っても本を買って勉強をするとかの本格的なことはまだやってないし、ただ自覚を持ち始めたばかりでした。

言語を身につけることは聞くことが一番大事だと思うので日本語を聞く度にその意味を最大限意識しようとしました。日本語を聞くと言いましたが、主にボカロ曲やJ-POPを聞くのが大きい部分でした。特にこの頃からYOASOBIにマジでハマり始めたから、これがいろいろ役に立ちました。YOASOBIは今でも本当に好きで去年韓国でやったライブも行ってきました。

僕が人生初めて見たアニメは「ひぐらしのなく頃に」で、おそらく2015年でした。2020年にはそのアニメから13年ぶりに新作アニメが出るという話があったので期待を持って見ましたが、本編の内容を全然覚えられなかったから今度は原作のゲームをプレイするようになりました。当時はあまり自覚はなかったが、今になって考えるとこれが日本語を身につけるのに本当に役に立ったと思っている。約150時間以上の分量を日本語の音声と母語の字幕一緒に聞くのは十分に勉強と呼べるんじゃないかと。

同時に僕が主催したのが「【合作】クッキー☆11thメドレー「国↑交↓」」で、日本の作者さんとちゃんと日本語で交流できたのはここが初めてだったと覚えています。翻訳機に頼ることがすべてだったけど、かなり貴重な経験になりました。

■2022
2022年頃からは音MAD見ながら大体の内容は理解できるくらいになって、音MADから漢字や表現などを学ぶこともよくありました。

■2023
2023年からは本格的に本を買って日本語の勉強を始めました。これ言うのなんかおかしいけど、きっかけは「ヒナくらりん」の制作でした。画面の字幕も全部手書きだったから自分で書けてみたんだけど、詳しい過程は僕自身もよく分かりませんがそこから漢字の勉強の必要性を感じました。ほかにもいろいろ原因はあったと思いますがとりあえずはこれですね。

JLPT(Japanese Language Proficiency Test)って言う資格証の試験があるんだけど、日本以外の国の人のための日本語能力試験らしいです。難易度はN5からN1まであって、数字が1に向かうほど難しいレベルです。一年に二度チャンスがあるので12月にN3を受験し、180点満点で173点で合格しました。今は今年の7月のN1を目指して勉強を続けています。ちなみに四季さんは180点満点でN1合格しました。化け物すぎ人。

■2024
これまでのことは全部日本語を聞いて理解すること、もしくは読むことに関するだったんですが、今年になってからは次の段階、つまり日本語を僕自身の口から直接喋りたいと思ったのでいろいろ練習しています。

僕はどうしても音MADが好きな人だから一番良い方法はニコニコの音MAD作者さんたちと関係を結んで話をすることだと思っているんですが、もっともらしいきっかけもないし、なぜか自身がないっていう感覚がずっと頭の中で回っていたから諦めました。

その代わりに友達が教えた方法が「VR CHAT」で日本の人が多いワールドを探して暇そうな人と会話をするのでした。正直これ大丈夫な方法なのかは自分でも本当に分からないんです。変な人とも会ったことがいっぱいあるし。でもやってない方よりはこれでもやる方が役に立つそうだからたゆまずやっています。

この前ブルアカ合作の時こち横さんと二人で話す機会があったんだけど、このVR CHATの勉強のおかげである程度は会話ができてて嬉しかったです。


なんかつまんない自分話ばっかりしてしまった気がするんだけど、結論的に言語を習得するのにもっとも大事なのはその言語の文化を好きになるのじゃないかと僕としては思っていますね!

僕の場合は先言ったように音MADが最初のきっかけで、「ブルアカの音MADをもっと自由に作りたい」と言う自分の中の感情が本格的な勉強を始める機会になったと思っています。

自分でも何言っているのかわからなくなる慌ただしい記事でした…もっと勉強頑張らないといけないのを感じています。最大限翻訳機を使わず書こうとしていましたが、どうだったかよくは分かりませんね!

何卒僕としては韓国以外にも交流の領域を広げたいと思っていますが本当に自信感低い人だからなかなかうまくできないのが悔しいですね…逆に声かけられると僕はいつでも嬉しいからもし用件がある方はいつでも話しかけてください!用件なくても全然OKです!

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