カッション

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「Dark Horse~好きなことだけで生きる人が成功する時代~」を読んで

「出世の階段を登ることによって富と地位を獲得する」成功モデルが変化している。 これまでの成功モデルとは、「自分の目的地を知り、それに向かって懸命に取り組み、レールから外れないこと」であった。しかし最近は、個人の幸福感(充足感と達成感)を求める欲求が高まっている。最終的な目標を出世の階段に置くのではなく、定めずに充足感を満たすしていくことが成功につながっている。 充足感を満たすためには、自分の小さなモチベーション(夢中になれること)を掘り起こす必要がある。夢中になれることを探

    • 「部下こそ上司にリーターシップをとれ」を読んで

      ムノウな上司のもとにいて待っていても、その上司より成長できない、出世はできない。会社や周囲はその環境から救ってくれることはない。つまりチームメンバーとして、自身でチームを導くリーダーシップをつける必要がある。そんな立ち振る舞いのノウハウ本である。 ・手柄は上司にあげる ・上司の上司に近づく ・上司には期待しない、でもバカにしない ムノウな上司は、上司の役割を果たせない。しかも上司が部下に期待することは部下の責任だと感じるため、先回りして潰しこむ必要がある。上司が部下に期待

      • 「考える技術・書く技術」を読んで

        メール、稟議書、企画書など、ビジネスにおいて文章を書く機会は非常に多い。読み手を意識し、読みやすい文章を心掛けなければならない。この本には作るためのコツがいくつも記されており、今すぐ使える技術である。 書くのみならず、考える際や口頭で伝える際も同様に使えるものである。 ・考えるプロセスと書くプロセスに分ける。 ・OPQ分析を用いて、読み手の疑問を明らかにする。  Objective:望ましい状況(達成すべき目標や回前後の姿)、Problem:問題、Question:疑問、A

        • 「ずるい仕事術」を読んで

          元テレビ東京プロデューサー佐久間宣行氏の「ずるい仕事術」を読んだ感想。同氏の番組「ゴッドタン」をよく見ており、面白すぎるバラエティを作る人として記憶していた。 そんな面白すぎるバラエティ制作者が、会社でどうやりたいことをやってきたかを記したノウハウ本。 テレビ局の、企画部署の働き方なので、参考となる箇所は限定的ではあるものの書き留めていく。 ・会議後の5分で差をつけろ  会議終盤には、Googleカレンダーのメモ欄に、その日の会議の要点、次の会議に達成すべきこと、次回までに

        「Dark Horse~好きなことだけで生きる人が成功する時代~」を読んで

          「30代で必ずはじめること、やめること」を読んで

          ・自責も他責もやめる  事責:問題の根源を主語として考える。 ・思慮深い話し方をはじめる  このコミュニケーションにおいて、自分はどんな意図を達成したいのか  (コミュニケーションとは、相手といい関係を築いて維持するもの) ・仕事中毒をやめる  休養も仕事の一部と考え、疲れる前に計画的に十分休む  仕事で疲れ果てて帰る→回復せず、だらだらと仕事に取組む→そのせいで  残業し、さらに自分の時間がとれない→効率が低下→休みをずらす…のループ ・ワークライフバランスをはじめる  「

          「30代で必ずはじめること、やめること」を読んで