「ノブレスオブリージュ」

7月22日に更新された元太くんのブログを開いたとき、絶望にも似たショックを受けた。そんなことがあったなんて。ファンがそんなに苦しめてしまっていたなんて。
それと同時に、この感情は前にもあったような気がした。

去年の年末に海人くんが新型コロナウイルスに感染したことが分かったとき。
そして、今年の4月末にメンバー6人とマネージャーさんの感染が分かったとき。

大好きな人たちが苦しんでいるのは見たくない。
ただ、幸せに過ごしてほしい。心の底から笑っていてほしい。

私の大切な人たちを苦しませる人やものが存在していることが、悔しくて悔しくて仕方ない。



これは、私の持論なのだが、
オタクはエゴを出してはいけない。
私はそう思っている。


ふと、先月ののえまる定期更新を思い出した。
如恵留くんは「ノブレスオブリージュ(noblesse oblige)」という言葉を教えてくれた。直訳は「高貴さは義務を強制する」

如恵留くんはこの言葉を
「幸せを受け取っている人は、その自覚を持って人に還元しなさい」(ニュアンス)と解釈したと書いていた。


ならば、私の「ノブレスオブリージュ」の現代語訳はこうだ。
「オタクはエゴを出してはいけない」


オタクがエゴを出すということ、
つまり、ヤラカシとも呼ばれるような迷惑行為や、ルール違反、マナー違反(雑誌や写真などの転載も)は、アイドルの権利を奪うことになる。

私たちはいつもアイドルからたくさんの幸せをもらっている。幸せを享受する立場としての責任は彼らを、彼らの権利を守ることではないか。
オタクにとっての「ノブレスオブリージュ」はそういうことなんじゃないかな、と思う。


「好き」の気持ちが大きくなりすぎて、回りが見えなくなってしまうことは、誰にだってあり得るかもしれない。

私も改めて気をつけないといけないと思った。
大好きな人たちを傷つけてしまわないように。


「ノブレスオブリージュ」
胸に刻みたいと思う。

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