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『仮面ライダーBLACK』の思い出
更新が滞っていて本当に申し訳ございません。
大変恐れ入るのですが、本日は、過去に雑誌に書いた記事の再掲載がメインの更新となります。
※『仮面ライダーBLACK SUN』が発表されたということで、BLACKの話なのですけど、特撮に詳しい方向けの内容ではありません。
BLACKについて
『仮面ライダーBLACK』と『仮面ライダーBLACK RX』は、1987年~1989年に放送された特撮です。
当時のライダーは、スーパー戦隊のように「ずっと放送される番組」ではなかったので、『BLACK』は、やや浮いた位置に存在します。
■仮面ライダーの雑な流れ
●1971年~1975年:1号・2号・V3・ライダーマン・X・アマゾン・ストロンガーの7人ライダー
●1979年~1984年:スカイライダー・スーパー1。ZXが一応10人目
●1987年~1994年:BLACK・RX。ビデオや映画で、真・ZO・J
●2000年~2019年:クウガ~ジオウのテレビ20作が、いわゆる平成ライダー。ほかに、THE FIRST・G・アマゾンズなどの展開
●2020年~:ゼロワン・セイバーの令和ライダー
いちおう、『RX』の途中で平成になったのですが、便宜上、平成6年の『J』までは「昭和」的に見なされることが多いです。
『RX』のころには、とんねるずの『仮面ノリダー』も流行りました。
また、最近では、シャイニールミナスを「プリキュア」にカウントすることも増えたのですが、電波人間タックルは「仮面ライダー」にカウントしません。
あと、2004年の『仮面ライダー剣』でライダーは終了して、翌年からは別の特撮にするという計画もあったそうです。
(『「仮面ライダー響鬼」の事情』参照)
制作サイドは当初、2005年の番組は『変身忍者 嵐』のリメイクとして進めたものの、バンダイ側の要望で「来期も仮面ライダー」ということになり、以後、ライダーも「ずっと放送される番組」になりました。
それが良かったのかどうか、私には分かりません。
主人公・南光太郎
仮面ライダーBLACKに変身するのは、南光太郎という人物でした。
演じるのは、倉田てつをさん。
見るからに男らしいヒーローヅラをしており、声も暑苦しく、たとえば「RXキック」を放つときには「RXケッッ!!」と叫びます。
『アイドルマスター』というゲームには、特撮好きのアイドル・南条光ちゃんが登場するのですが……。
この名前の由来も、南光太郎だと思われます。
南光太郎が特撮を代表するヒーローのひとりであることは、間違いありません。
それから、倉田てつをさんの息子は、俳優の柿本光太郎さん(本名)です。
自分が演じたライダーの名前を息子に付けてしまったということで、それはどうなのかとも思いますけど、南光太郎への思い入れは感じます。
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