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冬アニメ雑感(1月開始アニメの紹介や感想など)

このページは「1月分の更新」なのにも関わらず、2月18日に「追記」の形で更新しました。本当に申し訳ございません。

『ノケモノたちの夜』

『ノケモノたちの夜』のアニメ化は意外でした。

原作は、2019年から『週刊少年サンデー』で連載した漫画。

と、2019年36・37合併号(8月7日発売)で始まって、

2021年20号(4月14日発売)で「ご愛読ありがとうございました」でした。

近い時期の連載では、20週に届かなかった漫画もあって……。

『ノケモノたちの夜』:2019年36・37号~2021年20号(全76話)
嘘月』:2020年1号~2020年40号(全34話)
『PINGKONG』:2020年2・3号~2020年17号(全14話)
『洗脳執事』2020年4・5号~2020年21号(全17話)
『いとやんごとなき』:2020年24号~2021年14号(全39話)
『イケ田くん』:2020年26号~2020年45号(全17話)
『バイロケーターズ』2021年22・23号~2022年10号(全37話)

『ノケモノたちの夜』は1年半続いており、「短期連載」と言うには長寿でした。

とはいえ、普通にアニメ化した連載と比べるなら、

『魔王城でおやすみ』:2016年24号~連載中
『古見さんは、コミュ症です。』:2016年25号~連載中
『舞妓さんちのまかないさん』:2017年5・6号~連載中
『トニカクカワイイ』:2018年12号~連載中
『MAO』:2019年23号~連載中
『ノケモノたちの夜』:2019年36・37号~2021年20号(全76話)
『よふかしのうた』:2019年39号~連載中
『葬送のフリーレン』:2020年22・23号~連載中(※2023年放送予定)

という感じで、『サンデー』の連載で2021年に全8巻で終わったものが2023年にアニメ化というのは、やや例外的なケースではあります。

『人形草紙あやつり左近』や『武装錬金』の例と比べても、『ノケモノたちの夜』の場合は、作者に別の代表作もなくて……。
「実績のある他の漫画ではなく、あえて『ノケモノたちの夜』をアニメ化する理由」を企画会議でプレゼンしろとか言われたら、難易度高そうな気がします。

そんなこんなで、原作がそこまで数字を持っていない『ノケモノたちの夜』のアニメ化は、意外で嬉しいお知らせでした。

ルーサーとか好きです(画像のコメントは5chの実況)

そうして、原作を大事にアニメ化している感じなのですが、それだとやはり、そこまで数字が取れないのも原作に準拠するというか……。

個人的には好きなポイントも多いのですが、存在自体が謎アニメ感もある気がします。

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