エロゲ雑誌の読者参加ゲーム『学園トライアングル』
前置き
メディアックスのエロゲ雑誌『パソコンパラダイス』。
その1995年6月号~1997年4月号に連載した「読者参加ゲーム」が、『学園トライアングル』『学園ジェネシス』です。
いちおう、当時の説明は、こんな感じでした。
読者参加ゲーム
近いタイプの「読者参加ゲーム」で有名なものといえば、『週刊少年ジャンプ』に「JBSクエスト」というのがありました。
まず、『ジャンプ』の読者たちが、それぞれ自分で考えたキャラクターをハガキで応募。
あとは運営側が、届いたキャラクターを戦わせて勝者を決める……みたいな感じでした。
参加ハガキ
『学園トライアングル』も、基本的にはそんな感じでした。
(もう少しルールが複雑で、ストーリーがあるものになります)
『学園トライアングル』の場合は、雑誌にこういうハガキが付いていて……。
キャラの名前や性別は、自由に決めてOK。
基本能力値は、選んだ「学校」によって決まります。
それとボーナスポイントが2点あって、好きな能力値に割り振ることができます。
「記入例」はこんな感じで……。
キャラ名は「ひかるちゃん」。
学校が「幡ヶ谷」で「女性」だと、基本能力値は1・3・4・2。
ボーナスポイントはすべて「魔法」に配分。
そして、強姦したくない場合は「勝っても強姦しない」と記入します。
……って、謎の但し書きですが、そこがエロゲ雑誌の読者参加ゲームならではのポイント。
『学園トライアングル』は、デフォルトで勝ったら強姦する世界観なのでした。
ゲームの始まり
『学園トライアングル』には、次のようなメインキャラたちが登場して……。
読者は、この中から強姦したいキャラを攻撃するか、誰かの攻撃から好きなキャラを守るかを選びます。
そうして、「このステータスで○○を攻撃する」「このステータスで××を守る」といったハガキが大量に届いたのを、運営が集計。
サイコロを転がして、戦闘の結果を出します。
と、上の画像が1回目の結果なのですが……。
たぶん運営が想定していた以上に、「守る」側にハガキが集中しました。
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