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ジャンプ系の新雑誌『勉タメジャンプ』
この記事は8月19日に更新しました。(7月分の更新が遅れております。大変申し訳ございません)
最近の子供雑誌
子供向けの「月刊誌」について、2013年と2023年の印刷部数を比べてみると……。
・おともだち:13万部 → 6.5万部(年5回)
・たのしい幼稚園:18万部 → 6万部(年6回)
・てれびくん:28万部 → 4万部(年9回くらい)
・テレビマガジン:23万部 → 3万部(年4回)
・めばえ:18万部 → 8万部
・ぷっちぐみ:11万部 → 3万部(年9回くらい)
・小学一年生:17万部 → 5万部(年8回)
と、部数は半減以下。
刊行頻度を減らしながら存続している状態です。
値段も高くなって、流動的に「8・9・10月号」とかになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1692162656416-Dtt30pz22T.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1692162635310-pDPkfi1EGO.png)
このサーティワンコラボは毎年恒例で、『スター☆トゥインクルプリキュア』の頃くらいから続いています。
(「アイス屋さんごっこ」用のアイスのおもちゃ。2~3歳くらいの子供には鉄板でウケる大人気ホビーらしいです)
学習誌事情
学研の『学習』と『科学』、小学館の『小学六年生』~『小学二年生』は、2010年~2016年に休刊。
残った『小学一年生』も、すでに『小学二年生』が休刊したときの部数を下回っています。
あと、1~6年生に対応した『小学8年生』というのが、2017年に創刊。
![](https://assets.st-note.com/img/1692399391262-eafFYDNDd3.png)
現状、『一年生』『8年生』の体制でギリ存続していますが……。
遊びから学習までサポートする児童向け総合誌というジャンルは、もはやデッドオーシャンと化しています。
そういう状況で、最近創刊されたのが、こんなやつ。
![](https://assets.st-note.com/img/1692174323740-v0p8ZYyp91.png)
「『少年ジャンプ』が、本気で作った学習マンガ誌」とのこと。
尿素結晶が付録で1290円です。
『小学8年生』2021年8月号が、尿素結晶が付録で1100円。
『小学一年生』2023年1月号も、リン酸二水素カリウム結晶が付録で1100円。
……という点では、似たようなタイプの雑誌に見えます。
今日は、この『勉タメジャンプ』の話をしてみます。
創刊号と創刊2号
『勉タメジャンプ』の創刊号は880円。付録は「クリアしおり」でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1692269952817-LzD07VN7Ih.png)
2号目では付録に力を入れて、「結晶実験キット」を付けて増ページ。
410円ほどの値上げとなりました。
表紙のセンターがふろくになったことで、パッと見の印象は『小学○年生』に近づいた気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1692174514073-81AoZdTwKD.png)
とはいえ、『小学一年生』よりは対象年齢が高いです。
本屋さんへ行こう
本屋さんでは、『小学一年生』や『小学8年生』は子供誌ゾーンに置かれるのですが……。
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『勉タメジャンプ』は『ジャンプ』の増刊なので、基本的には『ジャンプGIGA』と同じような扱いになるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1692268614156-CiBQCxrwkD.png)
集英社としては、『ジャンプ』のそばに置いて欲しいのか、子供誌ゾーンに置いて欲しいのか、どうなのでしょうか?
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