ちゆ12歳の小ネタ集(2023年3月)
『カテナチオ』が謎の方向に挑戦的
『カテナチオ』は、2022年10月に『ヤングジャンプ』で連載が始まったばかりのサッカー漫画です。
サッカー漫画といえば、『キャプテン翼』では、試合シーンが始まるときに、両チームのスタメンを紹介する見開きがありました。
これをよくやるので、ネームドのモブキャラが異様に多いのが『キャプテン翼』の特徴です。
(顔のパターンは少ないくせに、無印だけで500人以上の選手が登場)
上の例では、たぶん陽一先生しかやらないコマ割りで、けっこうな情報量を詰め込みながらキックオフまで話を運んでいますね。
それで、新連載の『カテナチオ』でも、本格的な試合シーンが始まる前に、両チームのスタメン(合計22人)の紹介があったのですが……。
と、1ページに2人ずつの選手紹介で、これが11ページ続くという恐ろしい構成になっていました。
第18話は、全18ページのうち11ページがコレに占められており、めくってもめくっても覚えられない名前の変な顔の外国人たちが出てきます。
あっというまに読み終わって、困惑しました。
この22人の情報に、たぶんたいした意味はないと思うのですが……。
ヤンジャンアプリのコメント欄の反応は、こんな感じでした。
さらにこの次の週では、主人公が『ヤンジャン』誌上で『北の国から』を歌い出します。
あの「あーあーあああああー」については、掲示板に「ああああ」と書き込むとJASRACが来るなどと冗談で言われるところです。
まあ、JASRACの作品データベースを見た感じ、『北の国から』は作詞者が登録されていないようですし、普通に「あーあーあああああー」と書いただけなら大丈夫だと思いますが……。
「あーあーあああああー んーんーんんんんんー」と歌った上で、「さだまさし『北の国から』!!」と明言すると、わりと話がややこしくなるような気もしました。
と、この「チームメイトと交流を深めるシーン」自体はシュールだしキャラも立っていて超面白かったのですが……。
意図しているのかいないのか、「あーあーあああああー」使用の実例に俺はなる! というスタイルも素晴らしく、ネットアイドルちゆは『カテナチオ』を応援しています。
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